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ASIA / Gravitas

ASIA / Gravitas 2014 UK
ASIA / Gravitas1. Valkyrie
2. Gravitas
3. The Closer I Get To You
4. Nyctophobia
5. Russian Dolls
6. Heaven Help Me Now
7. I Would Die For You
8. Joe Di Maggio's Glove
9. Till We Meet Again


再結成オリジナルASIA 4枚目のアルバムGravitas。
脱退したスティーヴ・ハウに代わり、若きサム・クールソン(G)が加入。

ASIAというよりはWETTON DOWNES


教会音楽などのルーツを感じさせるメロディアスでキャッチーな歌メロと堂々ったる歌いっぷりにジョン・ウェットン(B/Vo)、冒頭にシンセによるオーケストレーションを配した#2やシンセのバッキング・フレーズが80年代ポップ風でBUGGLESを彷彿させる#7等にジェフ・ダウンズ(Key)、と双頭のカラーは顕著ながらスティーヴ・ハウによるクセのある一捻りが不在。その為、イントロやインスト・パートでのアレンジ面では割とあっさりとして工夫に欠ける分、ドラマティックさやシンフォニック度が減少。強力なサビを延々と繰り返す場面などでは退屈に感じることも。その独特のトーンと繰り出すフレーズ自体がフックとなっていたスティーヴ・ハウの存在感の大きさを、居なくなったことで逆に露呈した形。
女性ボーカルのゲスト起用などの自由度こそ無いが、全体的なサウンドはASIAというよりはWETTON DOWNESに近い印象だ。

新ギタリスト サム・クールソンは控え目


スティーヴ・ハウ不在を埋めつつ自身のタッチで新風を吹き込んで欲しいサム・クールソンだが、単純なルート音8分刻みのバッキングや端正なアコギでステディな部分を見せる反面、彼らしさが感じられるオブリガードが聴けないのが残念。
ギター・ソロでは、少々浮いている感もあるもののハイゲイン・アンプを使用したファットなギター・サウンドや徐々にスピード・アップするテクニカルな巡回フレーズの速弾きに個性の片りんを見せ、現代的かつ流麗なフレージングで巧く楽曲に溶け込んでいる。
次回作があれば、今回は遠慮気味だったアレンジ面やバッキング面でのサム・クールソンの貢献に期待したい。


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BOSTON / Life Love and Hope

BOSTON / Life Love and Hope 2013 USA
BOSTON / Life Love and Hope1. Heaven on Earth
2. Didn't Mean to Fall in Love
3. Last Day of School
4. Sail Away
5. Life Love and Hope
6. If You Were in Love
7. Someday
8. Love Got Away
9. Someone (2.0)
10. You Gave Up on Love (2.0)
11. The Way You Look Tonight


1947年生まれのトム・ショルツ(G/Vo)によるライフワークともいえるバンドBOSTONの6thアルバムLife Love and Hope。

ギターの独特なオーバードライブ・サウンドで幕を開ける#1。フィードバック音にアーミングした、ロケットみたいなサウンドも1stアルバム当時から不変のトレードマーク。
前作収録曲のリメイク#2。
トム・ショルツが全楽器を演奏したクラシカルなメロディのインストゥルメンタル#3。
キンバリー・ダーム(B/Vo)のラップが耳障りな#4。メインの部分はブラッド・デルプが素晴らしい歌唱を聴かせるドラマティックな楽曲なだけに惜しい。
My Spaceでトム・ショルツに見出されたトミー・デカーロ(Vo)作曲の#5。迷いが見えるトム・ショルツ作曲の新曲よりもBOSTONらしいムードなのが皮肉。
キンバリー・ダームが歌う#6。典型的BOSTONサウンドに中音域女性ボーカルが違和感満載。
デカーロとトムがメインで歌いゲストの女性ボーカルも絡む#7。目まぐるしい歌唱の変化やハーモニカの音色が何とも落ち着かない。
トム・ショルツの渋いヘタウマ歌唱をフィーチュアした#8。ピックスクラッチやオルガンなどBOSTONサウンドに欠かせない装飾があるものの歌が・・・。
前作収録曲のリメイク#9。
イントロがコーラスにリアレンジされた前作収録曲のリメイク#10。
メランコリックなメロディとメロディアスなツイン・リードギターが良い感じの#11。

2007年に逝去したブラッド・デルプの不在は大きく、彼以外がボーカルを担当する楽曲には違和感も。
中途半端なコンテポラリー要素の導入やサンプリング及び打ち込みっぽいドラムなど、スペイシーでカッコ良いBOSTONサウンドもかなり劣化してしまったようだ。
トム・ショルツも66歳。次はあるのだろうか。
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OPIUM CARTEL / Ardor

OPIUM CARTEL / Ardor 2013 NORWAY,SWEDEN
OPIUM CARTEL / Ardor1. Kissing Moon
2. When We Dream
3. Then Came the Last Days of May
4. Northern Rains
5. Silence Instead
6. White Wolf
7. The Waiting Ground
8. Revenant
9. Mariner, Come In


北欧の21世紀プログレを代表するバンド WHITE WILLOW、WOBBLER、ANGLAGARDのメンバーによるプロジェクトOPIUM CARTELの2ndアルバムArdor。

男性ボーカルと可憐な女性ボーカルが時にユニゾン、時にパートを分け合う#1。エレクトロニックなビートにズ太いシンセも交え、ダークでゴシックな世界観が広がる。
ニューウェイブやニューロマンティックを想起させる男性ボーカルがメインのポップ・チューン#2。柔らかいパッド系シンセとエスニックなシーケンス・フレーズを繰り返すマリンバのような音色が印象的。
悲しげなアコギのアルペジオとくすんだフルートをバックに哀愁ボーカルの第一人者ティム・ボウネスが歌う暗黒フォーク#3。
エスニックというかどことなく土着的なムードがするサビのメロディが耳に残る#4。
かわいらしいグロッケンと2本のアコギによる繊細なバックに儚げな女性ボーカルが乗るドリーミーなフォーク・パートと男性ボーカルがリードを取る幽玄な暗黒パートからなる#5。中間部にはメロトロンも。
ボーカル・パートが珍しく終始明るいムードの一方、漆黒のフルートが妖しく舞うインスト・パートとの対比が見事な#6。
女性ボーカルがイコライジングを施した序盤からノーマルに移行するエフェクトが効果的な演出となっている#7。厚いパッド系シンセや滑らかなアナログ・シンセのソロなど、細かい譜割りよりも白玉が目立つアレンジが異色。
メロトロンやヴィンテージの香り漂うオルガンが良い感じの空気感を醸成。 アコギとエレキのアルペジオからなる叙情バッキングにウィスパー気味の女性ボーカルが乗るメランコリックな#8。発振させたグラスハープのようなシンセ、滑らかなベースなどが優しく包み込み、暗くも温かみのある北欧ならではの味わい。
イントロのピアノのリフレインをボーカル・パートのバックではグロッケンなどで繰り返し一貫性を持たせつつ、曇天のようなストリングス系シンセ、プログレッシブな様相を呈する7拍子のインスト・パートでの狂おしいサックスなど、器楽系では予想のつかない展開を見せる11分超プログレ・チューン#9。

タイトルのArdor=熱情に反して決して熱くならないクールで幽玄なムードは北欧ならではのもの。 ポップなのに仄暗く、アナログとデジタル的エレクトロニカが融合した独特のサウンド。 男性ボーカルにはゴシックやニューウェイブの薫りも漂い、70年代以降の様々なジャンルの音楽の要素が見え隠れした21世紀的なスタイル。
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プログレやHR/HMのレビューのデータベース

ANNEKE VAN GIERSBERGEN / Drive

ANNEKE VAN GIERSBERGEN / Drive 2013 NETHERLANDS
ANNEKE VAN GIERSBERGEN / Drive1. We Live On
2. Treat Me Like a Lady
3. She
4. Drive
5. My Mother Said
6. Forgive Me
7. You Will Never Change
8. Mental Jungle
9. Shooting For the Stars
10. The Best Is Yet to Come


アネク・ヴァン・ガースバーゲン(Vo)の、レーベルをInside Out Musicに移しての個人名表記第二弾アルバムDrive。

壮大なギター・ロックで華々しくアルバムの幕を開ける#1。少々落ち着いたヴァースとサビの艶やかな歌唱とのレンジの広さで早くもアネクの魅力が全開。
コケティッシュな序盤から派手にシンバルを打ち鳴らすサビまで徐々に盛り上がる、様々な表情を見せる歌唱が楽しめる#2。
ダニエル・ギブソンなる人物が作曲した#3。これも、バラード調の序盤とロックなサビのダイナミックな起伏が見事。
クリアな歌唱パートを挿入しつつも、少々ダーティにロックな歌唱を聴かせるアルバムタイトル・チューン#4。
ソロ初期の内省的なムードを漂わせたアネクの持ち味の一つであるピュアな美声にフォーカスしたバラード#5。
ヨーロッパ的な叙情を含むロック・チューン#6。
小気味良いリズムに乗せたヴァースが印象的な#7。
Hayko Cepkinなるトルコ人シンガーが唸るエスニックなメロディをフィーチュアした#8。
爽やかなサウンドにアネクの伸びやかな歌唱が乗るポップな#9。
サビ前のブレイクが堪らなくカッコ良い#10。

前作でのバンド形式ロック・スタイルをさらに推し進めつつも、よりキャッチーでポピュラリティを高めた作風。
各曲に必ず耳について離れない個性的で印象的なフックを用意。キャッチーさとギターがドライブするロックな要素が高次元で融合したソロ最高作。
本国オランダやヨーロッパでの評価は良く解らないが、メインストリームでも十分に勝負できるクオリティを持っていると思う。CMとか映画とか、何かのタイアップ的なものがあれば全世界的なブレイクも可能では無いか?

ソロ転向直後の模索段階を経て、いよいよ本格的にシンガーとしての能力を全開放。 GATHERING脱退はショックだったが、もはやそれも過去の出来事。 この才能を単なるゴシック・メタルの枠組みだけに留め置かないで本当に良かったと思える出来。。
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FLOWER KINGS / Desolation Rose

FLOWER KINGS / Desolation Rose 2013 SWEDEN
FLOWER KINGS / Desolation Rose1. Tower One
2. Sleeping Bones
3. Desolation Road
4. White Tuxedos
5. The Resurrected Judas
6. Silent Masses
7. Last Carnivore
8. Dark Fascist Skies
9. Blood Of Eden
10. Silent Graveyards


スウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンドFLOWER KINGSの12thアルバムDesolation Rose。
前作からのインターバルが非常に短く、バンド活動再開後の好調ぶりが伺える。

アルバム・タイトルに含む「Desolation=興廃」を象徴するのようにダークな色調でスタートする#1。前作より加入のフェリックス・レーマン(Dr)の快活なドラミングがエンジンとなってバンドをドライブ。Flower Kingsにしては地味なオープニングながら、時折挿入されるスペイシーなパートや後半のギターとシンセによるハーモニー・フレーズなど典型的なFlower Kingsフレイバーを散りばめてドラマティックに展開していくオープニング・ナンバー。
#1の余韻を引き継ぎ雷鳴のSEを加えて始まる#2。独特の引っ掛かりを生む7拍子、ロイネ・ストルト(G/Vo)の歌唱がダークなリフに乗る序盤から終盤はメジャーに移行するコンパクトな楽曲。
ダークな色調を継承しながら、昇り詰めるような希望的なメロディーとメロウなパートを持つ#3。
シンプルな歌モノにSEや不穏な雰囲気を煽るトマス・ボディン(Key)の豊富な音色による鍵盤群が彩を加える#4。アップテンポに移行してからのギター・ソロはロイネらしい良く歌う名演。
ナイロン弦ギターの爪弾きが効いたメランコリックなバラード#5。スペイシーなシンセのオブリガードやワウを掛けたギター・ソロがアクセントとなっている。中盤にはワクワクするような展開のインスト・パートを挿入。楽曲のムードにメリハリを付けるドラミングが素晴らしい。
希望的なメロディーが際立つ#6。
5拍子のリフがリードするミステリアスな#7。叙情的なサビにロイネの枯れた歌唱が良く合っている。ロング・トーンを活かしたギター・ソロのフレージングもさすが。適材適所のオブリガードでカラフルに楽曲のムードを増幅するトマスの職人技も冴えている。
タイトル通り不気味な#8。暗黒リフとロイネが歌う叙情的なサビが対比し互いの印象を強烈にしている。
緩やかなバラード#9。
冒頭の静けさから徐々に盛り上げ、スペイシーにアルバムの最後を飾る#10。3分にも満たないのが惜しい。

13分超の#1以外は比較的コンパクトな楽曲で構成。
全盛期の壮大さや弾ける桃源郷ムードに比べると随分と落ち着いた印象ではあるが、確立されたFlower Kings節はしっかりと健在。
逆にその安定感の反面、アルバム全体のカラーを統一するためなのか、突き抜ける爽快感があまり感じられないのも事実。 TRANSATLANTICやAGENTS OF MERCYなど、今後のロイネの課外活動が次作にどのような影響を及ぼすか注目。
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MAGENTA / The Twenty Seven Club

MAGENTA / The Twenty Seven Club 2013 UK
MAGENTA / The Twenty Seven Club1. The Lizard King
2. Ladyland Blues
3. Pearl
4. Stoned
5. The Gift
6. The Devil at the Crossroads


MAGENTAの6thアルバムTwenty Seven Club。

ケルティック・シンフォの傑作KOMPENDIUMでも手腕を発揮したロブ・リードの才能はまだまだ尽きる事の無いようで、本家MAGENTAの新作においてもドラマティックなシンフォニック・ロックを展開している。
アルバム・タイトルは27歳で他界したミュージシャン達の総称で、収録された各曲もそれぞれが故人をテーマにしたものになっており、あまりにもストレートな楽曲タイトルや#2でのクライベイビー、#6でのアコギのスライドギターなど故人のプレイのオマージュにもニヤリとさせられる。

ミステリアスな中近東ムードで幕を開ける#1(ジム・モリソン)。曲調が様々な表情を見せて変貌していき、軽やかな雰囲気のパートを盛り込みながら叙情的に盛り上げる展開の妙が楽しめる。タイトルは爬虫類に関心があったジム・モリソンにちなんで2013年に命名された4000万年前に生息していた巨大トカゲに由来している。
ワウを掛けたギターが主導し、ストリングス・セクションも絡め躍動感あるパートからダークなパートなどを経て大団円を迎える#2。(ジミ・ヘンドリックス)
悲しくくぐもったエレピがリードするバラード#3(ジャニス・ジョプリン)。
シンセが全編で活躍、静動の起伏を付けながら展開し、終盤の切ない叙情が胸に突き刺さる#4。(ブライアン・ジョーンズ)
ゆったりとしたテンポでスケール感あるアレンジで聴かせる#5。(カート・コバーン)後半はスライド・ギターの泣きにストリングス・セクションを絡め怒涛の叙情で畳み掛ける。
転調による場面転換で進行、オマージュとしてアコギのスライドがあしらわれたパートを持つ#6(ロバート・ジョンソン)。

テーマがテーマなだけにハッピーな感じは無いものの、故人の生前の活躍を髣髴させる躍動感あるパートや、魂を鎮めるような叙情パートなど才人ロブ・リードのストーリー・テラー振りにまたしてもやられたという感じ。
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