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タグ: テクニカル

テクニカル特集

TEMPEST / Tempest

TEMPEST / Tempest 1973 UK
TEMPEST / Tempest1. Gorgon
2. Foyers Of Fun
3. Dark House
4. Brothers
5. Up And On
6. Grey And Black
7. Strangeher
8. Upon Tomorrow


元COLOSSEUMのジョン・ハイズマン(Dr)が結成したTEMPESTの1stアルバムTempest


ディストーション・ギターによるパワー・コードやブルーズ・ロック風な音使いのリフ、男臭くて暑苦しいヴォーカル、ヘヴィでラウドなドラムと、楽曲の構成パーツは基本ハード・ロック。しかし最大の聴きモノはスリリングなアンサンブルに加えて、ソロ・パートでのジャズ風味と超絶インプロビゼーション。特に当時27歳のアラン・ホールズワース(G/Vln)が後年の左手によるフィンガリング中心のレガートな変態フレーズはまだ控え目で、ピッキングによるオーソドックスな早弾きをメインに弾きまくっております。時折常人ギタリストには理解不能な変態的な音使いでヌルヌルッとハンマリングやスライドを使ったキメのフレーズも飛び出す所が超個性的。この時代のロック界でこのテクニックは異常ですね。ブッ飛んでます。シャープなカッティングもカッコ良すぎです。ホールズワースはヴァイオリンも披露しております。

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タグリスト: プログレ  ジャズ・ロック  テクニカル  ギター・ヒーロー  イギリス  1970年代 

 

投稿者: 2009-10-17-Sat

FROST / Experiments In Mass Appeal

FROST / Experiments In Mass Appeal 2008 UK
FROST / Experiments In Mass Appeal1. Experiments In Mass Appeal
2. Welcome To Nowhere
3. Pocket Sun
4. Saline
5. Toys
6. You/I
7. Falling Down
8. Dear Dead Days
9. Wonderland


衝撃のデビュー・アルバム(Milliontown 2006年)に続く英国プログレ・バンドFROSTの2ndアルバムExperiments In Mass Appeal。
メンツは中心人物であり売れっ子プロデューサーでもあるジェム・ゴドフライ(Key)、再結成IT BITESでも活躍中のジョン・ミッチェル(G/Vo)、ジョン・ジョイト(B)とアンディ・エドワーズ(Dr)という英国プログレ・バンドIQのリズム隊コンビ、とここまでは1stと同様。2ndではさらにインディーズ・プログレ・バンドDARWIN'S RADIOのデクラン・バーク(G/Vo)も参加。このデクラン・バーク。スペシャル・エディションに収録のクリスマス・セッションでも確かなテクニックを見せ付けてます。アルバムのオープニングは鮮烈な印象だった1stから一転。今回はいきなりの思索路線。そう来たかと思わせといて、お待ちかねFROSTの代名詞とも言えるズ太いユニゾン・リフも#2で登場。ミステリアスな序盤からスケールの大きなサビを持つこの楽曲においても強力なフックとなっています。突き抜け切らない高揚感(英国モノはこのサジ加減が大事!)を持つ#3のサビは思わず肩が揺れる程POPでグルーヴィ。その後の変態的アンサンブルとの落差が又効いてます。シンセによるディストーションギター風単音メロディに導かれ、怒涛のシンフォニックな音のシャワーに突入する#5の冒頭。これは快感です。ポルタメントを効かせたシンセの高速分散和音アルペジオが興奮に追い討ちをかけます。楽曲自体はジェムお得意のデジタルグルーヴを活かしたコンテンポラリーなものですが、POPなメロディにヘヴィネスとクラブ/ダンス方面のエッセンスを加えたこのセンス・・・・ありきたりなプログレ・メタルを初めとしてプログレの”型”を”再現”するだけのバンドなら腐るほど居るが、FROSTのような真にプログレスするサウンドを聴かせるバンドは他に見当たらないんじゃないでしょうか?名盤だった1stのハードルを軽々と越えて、楽曲のバリエーションも豊富になったこの2ndアルバム。もう既に次が待ちきれないですね。それか、来日してくれないかな?う~ん、無理だろうな~。ステンドグラスや人の瞳にトランプのマーク、とFROSTのシンボルがそこかしこに配された16Pブックレットの写真が楽しいです。こういった細かい部分にプログレ・ファンの気持ちを良く理解したバンドの姿勢を感じます。
スペシャル・エディションは見開き3面デジパック仕様でDVD付き。DVDはユーモアたっぷりにレポートするJem Godfrey撮影・編集による、2時間以上ものアルバムの制作状況ドキュメントやクリスマスセッションを収録。ドキュメントではRoland FANTOM-XやFANTOM-Gなど最新シンセやKORG POLY-800にRolandのリズムボックスCR78などヴィンテージ機材を嬉しそうにいじくるJem Godfreyの姿とともに、最新DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション:MIDIとオーディオを融合したプロ・トゥールスのようなデジタル制作環境)を使用してのサウンドメイキングの過程が見れたりと興味がそそられます。何気ないメロディラインに実は幾層にも目立たない音色のメロディラインが隠されていたりなんかして、宅録やアレンジやってる人は興味深く見れると思います。

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タグリスト: プログレ  イギリス  2000年代  変拍子  テクニカル 

 

投稿者: 2009-10-02-Fri

NATIONAL HEALTH / Missing Pieces

NATIONAL HEALTH / Missing Pieces 1996 UK
NATIONAL HEALTH / Missing Pieces1. Bourée
2. Paracelsus (Inc. Bourée Reprise)
3. Clocks and Clouds
4. Agrippa
5. Lethargy Shuffle and The Mind-Your-Backs Tango
6. Zabaglione
7. Lethargy Shuffle, Pt. 2
8. Croquette for Electronic Beating Group
9. Phlâkatön
10. Towplane and the Glider
11. Starlight on Seaweed
12. Walking the Dog


カンタベリー・ミュージックの完成型ともいえるジャズ・ロック・バンドNATIONAL HEALTHの1stアルバム以前の音源をまとめたコンピレーション。デイヴ・スチュワート/アラン・ガウエン(Key)、フィル・ミラー/スティーヴ・ヒレッジ(G)、モント・キャンベル/ニール・マーレー(B)、ピップ・パイル/ビル・ブラッフォード(Dr)というカンタベリー・ミュージックの錚々たるメンツによる1975~1976年にかけてのセッション。様々なメンバーが出入りしながらも、構築美と変態とユーモアが同居する#5をはじめとして、あくまでもきちんとしたアレンジありきな部分に、後のレギュラー・アルバムで聴かれるNATIONAL HEALTHらしさが既に感じられます。個人的なハイライトは、やはりアマンダ・パーソンズ(Vo)の美声が堪能できる#3。何故アルバムから漏れたのか理解不能な美しいメロディの名曲です。フィル・ミラー(G)の独特の甘いトーンがアマンダのヴォーカルに絡みつく所なんて堪らないですね。繊細なエレピとまろやかなシンセのオブリガードも、この曲の美しい世界観の構築に欠かせないパートです。アレンジはスチュワートでしょうか、さすがです。1995年録音のスチュワート&ガスキンな#11がオマケで収録されています。ミステリアスな中にバーバラ・ガスキンの美声が冴える佳曲です。
NATIONAL HEALTHの作品レビュー


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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森

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タグリスト: プログレ  女性ボーカル  ジャズ・ロック  カンタベリー  イギリス  1970年代  テクニカル 

 

投稿者: 2009-09-21-Mon

VIENNA / Overture

VIENNA / Overture 1988 JAPAN
VIENNA / Overture1. FOLLOW YOU
2. 奇蹟を求めて
3. 歪められた時間の楽園
4. OVERTURE
5. MAGIC MOTION
6. カノン


Gacktのブレーンとして大儲けし、御殿を建てた事ですっかり有名な元GERARDの”茶々丸”こと藤村幸宏(G/Vo)、元AFREITUSの永井敏巳(B)、元NOVELAの西田竜一(Dr)、元OUTER LIMITSの塚本周成(Key)という日本プログレ界の最強メンバーが結成したバンドVIENNAの1988年1st。テクニカルな変拍子と厚いキーボード群、ギターのハードなエッジ、甘い歌声・歌メロが渾然一体となった素晴らしいプログレッシブ・ハードロックを展開してます。
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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森

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タグリスト: プログレ  ハード・ロック  日本  1980年代  テクニカル  変拍子 

 

投稿者: 2009-09-18-Fri

DREAM THEATER / Images and Words

DREAM THEATER / Images and Words 1992 USA
DREAM THEATER / Images and Words1. Pull Me Under
2. Another Day
3. Take the Time
4. Surrounded
5. Metropolis, Pt. 1: The Miracle and the Sleeper
6. Under a Glass Moon
7. Wait for Sleep
8. Learning to Live


1stアルバムでの唯一の弱点だったボーカルがチャーリー・ドミニシからジェイムズ・ラブリエにチェンジしたDREAM THEATERの1992年2ndアルバムImages and Words。
HMとしてのカッコ良さとプログレッシブなテイストが高次元で融合した#1,#3、キャッチーなAORチューン#2など序盤で既に前作から数ランクもバージョン・アップした手応えが感じられます。メロディとスケール感に息を呑む#4,#8を適所に配しながら、何といっても本アルバムのハイライトは#5。プログレッシブなアヴァンギャルドさ・変拍子などが、メタルの文脈の中でヘヴィネスと攻撃性を兼ね備えて表現されたこのテクニカルなエピック・チューンの登場を持って、いよいよDREAM THEATERが他に類を見ない独自のプログレッシブ・メタルを完成させたと言えるでしょう。そして当時初来日公演を行った川崎クラブ・チッタでは、開演前、「本当にできるのか?」と値踏みするような表情で待っていたバンド・マン達中心のオーディエンスが、1曲目から口をポカーンと開けてアゴがはずれるほど驚愕することになります。その感慨深い曲も#5でしたね。

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タグリスト: プログレ  プログレッシブ・メタル  ヘヴィ・メタル  テクニカル  ギター・ヒーロー  アメリカ  変拍子  名盤    1990年代 

 

投稿者: 2009-09-13-Sun

HATFIELD AND THE NORTH / The Rotters' Club

HATFIELD AND THE NORTH / The Rotters' Club 1975 UK
HATFIELD AND THE NORTH / The Rotters' Club1. Share It
2. Lounging There Trying
3. (Big) John Wayne Socks Psychology on the Jaw
4. Chaos at the Greasy Spoon
5. Yes No Interlude
6. Fitter Stoke Has a Bath
7. Didn't Matter Anyway
8. Underdub
9. Mumps


HATFIELD AND THE NORTHの2nd。ロック、POP、サイケ等雑多な音楽性がジャズの感性と確かなテクニックによって奇跡の融合を果たしたカンタベリー・ミュージックの名盤です。小難しくは無いけどいかにも英国風な良質のメロディと軽快なインプロビゼーションは、身を委ねているだけでも充分な心地良さ。エレピ、オルガン、アナログ・シンセと鍵盤が大活躍。ギターも派手さは無いがテクニカルで、Keyとのユニゾンやハモリで適度なスリルを提供してます。
ハイライトは、女性コーラスをオシャレにあしらったラストを飾る20分23秒の組曲Mumps。作曲はキーボードのデイブ・スチュワート。
左CHのキーボードと右CHのギターが時にユニゾン、そして又別の時にはソロとバッキング、というように役割を目まぐるしく変化させながら、キメのメロディとインプロビゼーションを切れ目無く織り交ぜた複雑な構成で一気に聴かせます。ギターとキーボードがソロの終わりでいきなりハモったりして、どこまでキメてあるのか良く分からない感じが何回聴いてもスリリングで堪らないです。それにデイブのキーボードがカラフル!定番のファズ・オルガンは勿論、シンセやムーディーなエレピに静謐なピアノと大活躍。序盤のファズ・オルガンとファズ・ギターによるハーモニーもシビれますね。そう、ギターも随所で音色を使い分けてキーボードに対抗しているわけだ。デイブが単音ファズ・オルガンでガンガンにソロ弾いてるバックのフェイザーかけたギターのカッティングもいいね~。ここではドライブするベースも必聴。耳から離れないオシャレなテーマ・メロディは序盤はギター、終盤ではオルガン、とさりげなく使い分けてるセンスもハイブロー。そんなこんなでキーボードとギターを主軸にサックスやフルート、女性3人組ザ・ノーセッツの美しくてミステリアスなコーラスも相まって、まるで濃厚なスープのラーメンを食しているかのような幸福感を味わえる傑作。それでいてノド越しスッキリ、後味はサッパリにしてオシャレ。素晴らしすぎます。
HATFIELD AND THE NORTHの作品レビュー
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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森

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タグリスト: プログレ  カンタベリー  ジャズ・ロック  女性ボーカル  イギリス  テクニカル  変拍子    名盤  1970年代 

 

投稿者: 2009-09-05-Sat

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