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投稿者: -----------

TOMAS BODIN / Sonic Boulevard

FLOWER KINGSのキーボーディスト トマス・ボディンの3rdソロアルバムSonic Boulevard。


TOMAS BODIN / Sonic Boulevard 2003 SWEDEN
TOMAS BODIN / Sonic Boulevard1. Prayer
2. Hero from Cloud City
3. Back to the African Garden
4. Picture
5. Walkabout
6. Horses from Zaad
7. Beautiful Mind
8. Happy Frog
9. Morning Will Come
10. Night Will Fall



当初はネット経由のみの販売を考えていたというが、僚友ロイネ・ストルトにデモを聴かせた所、正式にCDでリリースすべきだ!と励まされ完成したらしい。
ということで、その気にさせた責任を取るべくロイネ・ストルトもギターで参加の他、いつものFLOWER KINGS人脈に菅やパーカッションもゲストで加えての制作となった。

本家FLOWER KINGSにも共通するポジティブな桃源郷シンフォニック路線のサウンドは、今や保証付きのクオリティ。
前作はリズム隊以外は自分のキーボードだけという編成の関係で気負いもあったのか、埋め尽くされたキーボード・サウンドに多少の息苦しさも感じさせたが、今回はギターやサックスの存在がオーガニックな空気感をもたらしており、サウンド全体もリラックス且つバンドっぽくなっていて好印象です。
やはりこの人はチームの中でこそ活きる人なんでしょう。
#7 にFLOWER KINGS のSimple Song(Flower Power #2)のフレーズを引用したりする遊び心も良い感じ。


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タグリスト: プログレ  北欧  2000年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2014-06-26-Thu

RETROHEADS / Introspective

RETROHEADS / Introspective 2006 NORWAY
オシャレなプログレという新ジャンルを生み出したノルウェーのプログレッシブ・ロック・バンドRETROHEADSの2ndアルバムIntrospectiveのレビュー。

RETROHEADS / Introspective1. Rainy day
2. Living in a bubble
3. Black hole eyes
4. One world
5. Be aware
6. I turn to you
7. Slaves of gold
8. Tidal wave
9. Karma


歌える専任男性ボーカルが加入。彼が歌い上げる妙にアッパーなムードに最初驚くが、女声コーラスとメロトロンが出てくるとやはりRETROHEADS。3連刻みの5拍子に乗り、叙情と屈折した明るさが交錯する#1。
ポルタメントの効いたシンセと壮大なシンセ・ストリングスによるシンフォニックでスペイシーな中間部インスト・パートと、爽やかな女声コーラスが印象的な#2。
美しい女性スキャットで幕を開けるバラード#3。勿論単なるバラードで終わるはずも無く、3連刻み7拍子をバックに1パッセージ4音で繰り返すポリリズム風アルペジオがポルタメントの効いたトーン共々トリップ効果を誘うインスト・パートが最高にカッコ良い。
基本、7拍子のコンテンポラリーなポップスだが、メロトロンにシンセ、ジャジィな女声コーラス・パートとRETROHEADSらしさ爆発の#4。
ローファイなイントロに続いて提示されたテーマ・メロディが、シンセやコーラスで繰り返し登場する珍しく構築度の高い#5。クールビューティなコーラスがHATFIELDのノーセッツを彷彿させる。
メランコリックなアコギの爪弾きがリードするヨーロピアン・ムード漂うAOR風ナンバー。のはずが、テンポアップしてキャッチーになったり、インスト・パートではうねるシンセ・ソロを中心にスペイシーに迫ったりと変幻自在の#6。
ゆったりとした4拍子の思索系パート、7拍子のシンセ・ソロ、ミニマルなシンセのアルペジオなどのパーツが混在する#7。この未完成さというか雑多な感じが良い。
正統派メロディのポップスがどんどん屈折していくドラマティックなプログレ・チューン#8。
ボーカル・パートの中にシンセのアルペジオとコーラス被せるなど、強力な持ち技を単独では無く併せて使用。豊富なアイディアと卓越したセンスを感じさせるアルバム最長9分半の#9。

ヴィンテージ・キーボードが活躍するシンフォニックでスペイシーなプログレ・パートに、アン=クリスティン・ベンディクソン(Vo)とデボラ・ジニアス(Fl/Vo)によるオシャレな女声コーラスのジャジィなパートと、多少のやりっ放し感を交えた予測不能な展開を見せつつも耳に残るキャッチーさが全てを解決してしまう脅威の21世紀型プログレ


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タグリスト: プログレ  北欧  2000年代  シンフォニック  メロトロン  女性ボーカル  変拍子 

 

投稿者: 2014-05-22-Thu

RETROHEADS / Retrospective

RETROHEADS / Retrospective 2004 NORWAY
ノルウェーのプログレッシブ・ロック・バンドRETROHEADSの1stアルバムRetrospectiveのレビュー。

RETROHEADS / Retrospective1. Earthsong
2. Man
3. Judgement Day
4. Dreams
5. World Reveal
6. Starry Night
7. Urban Flight Delight
8. Taking my Time
9. The Fool


NASAの交信音SEに覆いかぶさる叙情的なメロトロン・ストリングスのイントロがプログ・ファンの心を鷲掴みにするオープニングナンバー#1。さらにメロトロン・フルートのレトロな音色によるアルペジオへと続き、男女混声ボーカルの優しく穏やかな歌メロパート、変拍子歌メロ、少々ダークなパート、スリルとトリップ感を味わえるスペイシーなインスト・パートなどめくるめく展開しのっけから度肝を抜きます。
一転して#2は爽やかなアコギ・リフのイントロがポップなナンバー。叙情的なボーカル・パートに続くインスト・パートではマイルドなヴィンテージ・シンセ・ソロをフィーチュア。
ミステリアスなムードの中、洒落た女声パートや女声スキャットのフックがカッコ良く決まる#3。中間部はフリーフォームな女声スキャットとサスティンの効いたスライド・ギターを配したPINK FLOYD風トリップ・パート。
イントロの繊細なピアノとジェントルな男声ボーカルでバラード・ナンバーかと思いきや、ジャジーな女声コーラスやメロトンをバックにしたモーグの滑らかなソロなどを盛り込み落ち着いたAOR風ナンバーに仕上げた#4。
ヴィンテージ・キーボード群が活躍する温かみのあるスペイシーなパートと変拍子ジャズ・ロックのインスト・パート、コンテンポラリー・ポップなボーカル・パートから成る#5。終盤はシンセの叙情シンフォニックで締める。
メランコリックなボーカル・パートを主軸に、その叙情をさらに盛り上げるメロトロン・クワイヤ、メロトロン・ストリングスが印象的な#6。
捻った7拍子不条理リフやキメの多いリズムに乗ったスリリングなヴァースからポップなサビに移行する#7。メロトロン・クワイヤをバックにしたギター・ソロの泣き具合も絶品。
美しく透明感溢れるバラードの序盤から、数種類のメロトロン・サウンドなどプログレ度が高いインスト・パートを含むプログレ・チューンに発展する#8。
全体的なポジティブ・ムードとどこか北欧的なメロディがFLOWER KINGSを想起させるプログレッシブ・インストゥルメンタル・チューン#9。

TVやラジオのCM音楽などを手掛けるトーレ・ボ・ベンディクセン(Vo/Key/G/B)が中心となり、メロトロン、ハモンドB3、アープシンセ、ミニモーグなど、ヴィンテージ・キーボードを使用しながら、音楽的にはジャズやポップの要素を盛り込んだ独自のコンテンポラリーなプログレッシブ・ロックを展開。 特に、随所で決まる洒落たジャジィな女声コーラスやスキャットが、他の70年代回顧バンドとの違いを明確にしている。 楽曲は良く言えば変幻自在、悪く言えばやりっ放し。曲の最初に提示したテーマを終盤にリプライズするようなありがちな展開が無く最初は戸惑うが、慣れればその整合感ギリギリの展開が快感になります。


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タグリスト: プログレ  北欧  2000年代  シンフォニック  メロトロン  変拍子  女性ボーカル 

 

投稿者: 2014-05-22-Thu

DAVE STEWART & BARBARA GASKIN / Green and Blue

DAVE STEWART & BARBARA GASKIN / Green and Blue 2009 UK
デイヴ・スチュワート(Key)とバーバラ・ガスキン(Vo)によるユニットの18年ぶりとなる3rdアルバムGreen and Blueのレビュー。

DAVE STEWART & BARBARA GASKIN / Green and Blue1. Jupiter Rising
2. Walnut Tree Walk
3. Let Me Sleep Tonight
4. Good Morning Good Morning
5. Green & Blue
6. Any Guru
7. Bed of Leaves
8. Rat Circus
9. The Sweetwater Sea



デイヴ・スチュワート独特のテイストは健在


60's~70'sのカヴァー路線だった過去2作と違い、BEATLESのカヴァー#4を除いて全てオリジナル。
いきなりハード・ポップな#1で幕を開け一瞬耳を疑うも、捻ったコード進行や細かいアレンジはかつてHATFIELD AND THE NORTH やNATIONAL HEALTH 、はたまたBRUFORD 等で音楽的イニシアチヴを発揮していたデイヴ・スチュワートらしいセンスを感じさせるし、バーバラ・ガスキンの少々しゃくるような独特の歌唱も健在。

とはいえやはり本領は、#2,#3,#5のような落ち着いたコンテンポラリーナンバー。
決してメインストリームでは無いものの、キャッチーで且つジャジーでアダルトな質感は、こういったムーディな曲調でこそ活きる。バーバラ・ガスキンの美声も、弾けるポップなナンバーでは少々無理っぽいが、この手の曲では楽曲に溶け込んで瑞々しさを発揮。
デイヴ・スチュワートのプレイは最新デジタル・シンセによるバッキングが中心だが、時折登場するファズ・オルガンやユーモアのあるフレーズに往年の片鱗も。


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タグリスト: プログレ  イギリス  2000年代  女性ボーカル  カンタベリー 

 

投稿者: 2014-05-20-Tue

MOSTLY AUTUMN / Passengers

MOSTLY AUTUMN / Passengers 2004 UK
MOSTLY AUTUMN / Passengers1. Something In Between
2. Pure White Light
3. Another Life
4. Bitterness Burnt
5. Caught In A Fold
6. Simple Ways
7. First Thought
8. Passengers
9. Distant Train
10. Answer The Question
11. Pass The Clock



美声女性ボーカルを擁するシンフォニックなフォーク・ロック・バンドMOSTLY AUTUMNの5thアルバム Passengers。

躍動感ある#1、ブライアン・ジョシュ(G/Vo)の朴訥な歌唱が良くも悪くも印象に残るロックなナンバー#2、と軽快に飛ばすコンテンポラリーな序盤。
一転して#3はヘザー・フィンレイ(Vo)の滑らかな美声が堪能できる叙情バラード。ヴァイオリンとチェロの端整な調べが気品を加えています。
ヘザーの書いた#4,#5は前半のハイライト。トラッド風な#4での優しい歌唱、フォーク・ロックやブルーズ・ロックの影響を感じさせる#5でのレンジの広い力強い歌唱など様々な魅力が堪能できます。#3でのフォークロア調フィドル、#4のフルートなど脇を固める小技も効いています。
荒涼とした中にヘザーの抑えた歌唱が染み入るトラッド風な#6。ラストのシンセによるシンフォニックな叙情リフレインも聴き所。
転調による場面転換が劇的なコンテンポラリー・チューン#7。
壮大に盛り上がるバラード#8。
ゲストのトロイ・ドノックリーが奏でるイリアン・パイプなどのエスニックな音色がアクセントとなったインスト#9。
ピアノのアルペジオとジョシュのお経ボーカルによる2コーラス目Aメロが何となく初期THEATRE OF TRAGEDYみたいなゴシック・メタル風な#10。サビでのヘザーの美麗歌唱とラストの叙情リフレインがドラマティック。
#11は3部構成。ジョシュとヘザーがデュエット、ホイッスルやイリアン・パイプの味付けが素敵なフォーク・チューンのPart1。アップ・テンポに疾走する中、イリアン・パイプとヴァイオリンのソロが郷愁を誘いつつもカッコ良いPart2。ダンス・チューンを現代的に解釈した開放的なPart3。

現代的な音像に、トラッドやケルト的フォークロア風味、クラシック・ロックなどの影響を巧みにミックスさせた、素朴ながらもドラマティックなアルバム。ヘザーの表現力抜群な歌唱も素晴らしいです。
MOSTLY AUTUMNのレビュー


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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森



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タグリスト: プログレ  女性ボーカル  2000年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2012-06-10-Sun

STEVEN WILSON / Insurgentes

STEVEN WILSON / Insurgentes 2008 UK
STEVEN WILSON / Insurgentes1. Harmony Korine
2. Abandoner
3. Salvaging
4. Veneno Para Las Hadas
5. No Twilight
6. Significant Other
7. Only Child
8. Twilight Coda
9. Get All You Deserve
10. Insurgentes


自らのバンドPORCUPINE TREEの活動をはじめとして、プロジェクトや様々なバンドのプロデュース/エンジニアリング、最近ではKING CRIMSONなどの旧譜リマスターなどでも大忙しのスティーヴン・ウィルソン(Vo/G/Key)による1stソロ・アルバムInsurgentes。

繊細で鬱ながら、ヘヴィなサビではキャッチーさも感じさせるメロディがPORCUPINE TREEっぽい#1。
ローファイなブレイクビーツにオーガニックなアコギとボーカルが乗る静謐な#2。終盤の洪水のような轟音サウンドスケープもなぜか美しく響きます。
妖しいリフにアンビエントなギター、PORCUPINE TREEの盟友ギャヴィン・ハリソン(Dr)のヘヴィなドラムで不条理ダークネスの世界を構築する#3。
霧のようなパッド系シンセ、テオ・トラヴィス(Sax)のサックス、美しいコーラスが、まろやかな陶酔感をもたらす#4。
ダークなリフが終始リード。ジャムのような雰囲気でドラムとギターが呼応しながら徐々に暴力的なアンサンブルに移行する#5。
メジャーセブンスを中心とした爽やかなコードと緩やかなリズムで浮遊感を演出したメロディアスな#6。
クールでダークなリフの#7。バックの音が厚くなってもクールに不変なボーカルが逆に凄みを感じさせます。
メランコリックなアコギとピアノに音響エフェクトを加えた、神秘的なムードのインスト小品#8。
ピアノの弾き語りの静かな序盤から、多層コーラスや歪んだパワーコード、発振ノイズなどで動に移行する鬱系チューン#9。
J-POPからプログレまでジャンルを問わず世界的に活躍する筝奏者 八木美知依のプレイが、オリエンタルなムードを演出する繊細で耽美な#10。

KING CRIMSONやPINK FLOYDのDNAを受け継ぎつつ、サイケやメタル、ブレイクビーツやアンビエントな音響など多彩な要素を融合した独自の世界を持つPORCUPINE TREEと同様の方向性ではあるものの、バンドというある種の制約から開放されて才能を自由に発揮。

より美しく深みのある音楽が楽しめます。
STEVEN WILSONのレビュー


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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森



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タグリスト: プログレ  イギリス  2000年代 

 

投稿者: 2012-04-21-Sat

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