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STRAWBSのレビュー

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投稿者: -----------

STRAWBS / From the Witchwood

STRAWBS / From the Witchwood 1971 UK
STRAWBS / From the Witchwood1. A Glimpse Of Heaven
2. Witchwood
3. Thirty Days
4. Flight
5. The Hangman And The Paptist
6. Sheep
7. Cannondale
8. The Sheperd's Song
9. In Amongst The Roses
10. I'll Carry On Beside You
11. Keep The Devil Outside


前身は”ストベリー・ボーイズ”というちょっと恥ずかしい名前のブルーグラス・バンドだったSTRAWBSの4thアルバムFrom the Witchwood。
後にYESに加入するリック・ウェイクマン(Key)が在籍していた事で有名です。基本的には美しいハーモニーとアコギを中心とした素朴でメロディアスな田園フォークながら、そこにラテン、インド、サイケ等々様々なエッセンスを上手くトッピングし独自のカラフルな世界を構築しています。その立役者はリック・ウェイクマン(Key)でしょう。レズリーが唸るグリッサンドからテンポアップし、クラシカルな格調高いハーモニーで締める#1のオルガン。転がるように軽快な#4のピアノ。クラシカルな#5冒頭のチャーチオルガン。サイケな#6や#7のオルガン。#8の優しくヴォーカルハーモニーを包み込むメロトロンと煌びやかな響きのオブリガードを奏でるピアノ。厳かな#9のハープシコード。等々、場面に合わせて様々なキーボードがアレンジに上手く溶け込みサウンドに彩りを加えてます。バンジョーやシタールも効果的に使用されています。

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タグリスト: プログレ  メロトロン  フォーク  サイケ  1970年代  イギリス 

 

投稿者: 2009-09-17-Thu

STRAWBS / Grave New World

STRAWBS / Grave New World 1972 UK
STRAWBS / Grave New World1. Benedictus
2. Hey, Little Man.... Thursday's Child
3. Queen of Dreams
4. Heavy Disguise
5. New World
6. Hey, Little Man.... Thursday's Child
7. Flower and the Young Man
8. Tomorrow
9. On Growing Older
10. Ah Me, Ah My
11. Is It Today, Lord?
12. Journey's End


英国のフォーク風味なプログレッシブ・ロックバンドSTRAWBSの5thアルバムGrave New World。
キーボードがYESに加入したリック・ウェイクマンからブルー・ウィーバーにチェンジ。様々な音色とフレーズでプレイヤーとしての個性を楽曲に反映させていた前任者と比べると、ウィーバーは一歩下がって俯瞰するかのようなスタンス。目立ちはしないが楽曲に必要不可欠のパートを堅実に演奏しています。アルバムは北アイルランド紛争という重いテーマに基づいたコンセプト作ということで、雰囲気や音像が統一されて印象的な仕上がりになってます。爽やかなアコギにオルガンやメロトロンの装飾とエレクトリック・ダルシマーと思しきソロまで登場するボリューム感満点のポジティブ・ナンバー#1で幕を開け、デイヴ・カズンズ(Vo、G)の弾き語り小品#2ときて、メロディアスなフォークの#3ではテープ逆回転を周到に計算してバッキングに使用する実験的な試みも。軽快なフォーク・ナンバー#4に続いて、#5は大仰なイントロとメロトロンの白玉がプログレッシャーの心を鷲づかみに。再びカズンズの弾き語り#6を経て、美しいコーラス・ハーモニーで始まる#7では、ハーモニウム(足踏みオルガン)にメロトロンやオルガン、そして叙情パートで単音メロディーを奏でるまろやかなクラヴィオラインとウィーバーが大活躍。ヘヴィな#8でも若干サイケなオルガンが良いアクセントになってます。アコースティック小品#9、ユーモラスな#10に続くエキゾチックなムードの#11ではドラムのリチャード・ハドソンがシタールをプレイ。ラストの#12はピアノのリリカルな伴奏にカズンズのつぶやくようなヴォーカルが乗り、ひっそりとエンディング。美しいメロディに本物のヴィンテージ・キーボードしか出し得ないオーガニックなサウンドが溶け合った至福のひとときが味わえます。

Clavioline(クラヴィオライン)

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タグリスト: プログレ  メロトロン  フォーク  イギリス  1970年代  シンフォニック  名盤 

 

投稿者: 2009-10-14-Wed

STRAWBS / Bursting At The Seams

STRAWBS / Bursting At The Seams 1973 UK
STRAWBS / Bursting At The Seams1. Flying
2. Lady Fuschia
3. Stormy Down
4. The River
5. Down By The Sea
6. Part Of The Union
7. Tears And Pavan
8. The Winter And The Summer
9. Lay Down
10. Thank You


フォークからプログレ寄りに変化してきた英国のバンドSTRAWBSの6thアルバムBursting At The Seams。
脱退したトニー・フーパー(G/Vo)に代わり、デイヴ・ランバート(G/Vo)が加入。この男がもたらしたものなのか、ハード・ロックっぽいエレクトリック色が濃くなりました。その反面、霧のようなメロトロンに絡む#1のバンジョーやインド風味なフォークの#2、ジプシー調の#7中盤といったエキゾチックかつアコースティックな要素も健在。アルバムのクライマックスはロンドン・シンフォニー・オーケストラが参加したドラマティックなメドレーの#4~#5。特に#5は、期待感が膨らむエレキギターとピアノのユニゾン・リフによるオープニング、アコギとメロトロンをバックにしたフォーキーなヴォーカルパート、一転してフィードバック寸前のディストーション・ギターによるコード・カッティングをバックにしたハード・ロックなパート、そして最後は壮大な管弦楽でスケールの大きな盛り上がりを見せる、といった目まぐるしい展開のプログレッシブ大作に仕上がってます。その他全体的には、#9をはじめソフィスティケイトされたキャッチーで美しいヴォーカル・ハーモニーに売れ線狙いも垣間見れますが、フォークをベースに様々なテイストによる楽曲がゴッタ煮状態で混在しつつも独特の牧歌的な雰囲気が醸し出すSTRAWBSのアイデンティティは隠しようも無い結局ブリティッシュな名作。

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タグリスト: プログレ  メロトロン  フォーク  イギリス  1970年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2010-01-20-Wed

STRAWBS / Hero and Heroine

STRAWBS / Hero and Heroine 1974 UK
STRAWBS / Hero and Heroine1. Autumn: Heroine's Theme/Deep Summer's Sleep/The Winter Long
2. Sad Young Man
3. Just Love
4. Shine On Silver Sun
5. Hero and Heroine
6. Midnight Sun
7. Out in the Cold
8. Round and Round
9. Lay a Little Light on Me
10. Hero's Theme


プログレ度がますます上昇したSTRAWBSの7thアルバムHero and Heroine。
前作を発表後のツアーを最後にデイヴ・カズンズ(Vo/G)、デイヴ・ランバート(Vo/G)以外のメンバーが脱退。リズム隊と鍵盤奏者を新たに加入させるわけなんですが、キーボードは何と元オリジナルRENAISSANCEのジョン・ホウクン(Key)。曲調や場面に応じてアコースティック・ピアノ、エレピ、オルガン、メロトロン、シンセ、と言った具合に持ち前の上品なトーンとフレージングで大活躍しております。(ちなみに脱退した鍵盤のブルー・ウィーバーは、様々なセッションをこなした後に何とBEE GEESに加入し大成功!)
メロトロン大洪水の序盤、端整なピアノの中盤、教会風クワイヤの終盤とのっけからドラマティックに迫る組曲#1。程良くくすんだエレピの伴奏に乗ったAOR風なボーカル・パートから、突如クラシカルなオルガン・ソロで感動的に盛り上げる#2。キャッチーなロックン・ロールに叙情シンフォニックメロトロン・パートが挿入された#3。コーラス・ハーモニーの美を気品あるピアノとメロトロンでさらに増幅する#4。メロトロンによる大仰でシンフォニックなメイン・リフに埃っぽいフォークのボーカル・パートが融合したプログレ・チューン#5。#5からメドレーで繋がった叙情フォーク#6。ピアノのオブリガードが印象的な優しいフォーク・バラード#7。シンセのリフあしらったアメリカン・ハード・ロックな#7。#9のギターとピアノによる重厚なリフレインが引き継がれ、クワイヤで感動的にフィナーレを飾る#10。と、トータル・コンセプト作らしいドラマティックなアルバム構成の充実作。#3や#5のような本来相容れない要素を巧みに(無理やり?)ドッキンングしてしまうセンスはSTRAWBSならでは。くっつけたは良いが、素材がそのままで融合しきっていない中途半端さも逆に味があって大好きですね。

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タグリスト: プログレ  メロトロン  フォーク  イギリス  1970年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2010-01-26-Tue

STRAWBS / Ghosts

STRAWBS / Ghosts 1975 UK
STRAWBS / Ghosts1. Ghosts
2. Lemon Pie
3. Starshine/Angel Wine
4. Where Do You Go(When You Need A Hole To Crawl In)
5. The Life Of The Auction
6. Don't Try To Cahnge Me
7. Remembering / You And I(When We Were Young)
8. Grace Darling


STRAWBSの8thアルバムGhosts。

ハープシコードの厳かなアルペジオとアコギのコード・カッティングをベースにデイヴ・カズンズ(G/Vo)が囁くように歌う前半から、リズム隊が加わりグルーヴィな伴奏をバックにパワフルな歌唱に移行、終盤にはメロトロンや爽快なコーラスも登場するドラマティックな#1。
キャッチーなフォークにジョン・ホウクン(Key)による華麗なタッチのハープシコードが気品をプラスした#2。
ピアノをバックにしたバラード調の序盤から、エレキ・ギターのリフがリードする快活なフォーク・ロックに展開する#3。
カリプソ風リズムに乗ったポップな#4。曲のムードとは一見不似合いなリコーダーの素朴な音色が妙にマッチしてSTRAWBSらしさを演出しています。
ここ数作でアルバム中に必ず1曲は存在する大仰な大作の流れを汲む#5。ボーカル・パートや緊張感あるインスト・パートのバックには神々しいメロトロンが。
デイヴ・ランバート作の甘くキャッチーなフォーク・ロック#6。
まろやかなトーンのモーグ・シンセサイザーから弾き出されたメロディが神秘的なムードのインストゥルメンタル・パートに、穏やかなフォークを内包した美しい#7。
チャーチ・オルガンに少年少女合唱隊を配し、教会音楽のように清廉なムードの#8。

アメリカ志向のポップな#2,#4,#6と威厳や叙情を湛えた英国的な#1,#5,#7が巧く溶け合い、STRAWBSらしい独特のメロディアスなプログレッシブ・ロックが展開されています。ところがキーマンのジョン・ホウクンが、第一期RENAISSANCEメンバーと共にILLUSIONを結成する為に惜しくも脱退してしまいます。


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タグリスト: プログレ  イギリス  シンフォニック  メロトロン  1970年代 

 

投稿者: 2012-02-20-Mon

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