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DEEP PURPLEのレビュー

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投稿者: -----------

DEEP PURPLE / In Rock

DEEP PURPLE / In Rock 1970 UK
DEEP PURPLE / In Rock1. Speed King
2. Bloodsucker
3. Child in Time
4. Flight of the Rat
5. Into the Fire
6. Living Wreck
7. Hard Lovin' Man


DEEP PURPLEの5thアルバムIn Rock。
それまではアート・ロックをやっていたDEEP PURPLEがイアン・ギラン(Vo)、ロジャー・グローバー(B)の加入を経て制作した作品。#1,#2,#4,#5等に見られるギター、オルガン、ベースが一体となってのユニゾン・リフ中心の楽曲構成に高音でシャウトできるパワフルなイアン・ギランのボーカルが乗るハード・ロック スタイルに路線変更。そこにリッチー・ブラックモア(G)のギター、ジョン・ロード(Key)の歪ませたハモンドによる個性的なソロがプラスされバンドとしての個性も確立。特に#4,#7でのジョン・ロードのソロは強烈ですね。#3ではクラシック趣味も漂わせた大仰な展開と緩急、イアン・ギランの超高音スクリームで独自の様式を提示するなど、ブルーズをベースにしつつもドロ臭くなく、より先鋭化した新たなスタイルでハード・ロックの新時代を切り開いた衝撃作です。

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タグリスト: ハード・ロック  イギリス  1970年代  名盤  ギター・ヒーロー 

 

投稿者: 2009-09-19-Sat

DEEP PURPLE / Fireball

DEEP PURPLE / Fireball 1971 UK
DEEP PURPLE / Fireball1. Fireball
2. No No No
3. Strange Kind of Woman
4. Anyone's Daughter
5. The Mule
6. Fools
7. No One Came


DEEP PURPLEの6thアルバムFireball。
ツアーで多忙の中制作されたとあってかアルバム全体としてのインパクトは前作に及ばないものの、粒が揃った収録曲のストレートな曲調がかえって各メンバーの個性を浮き彫りにした好盤です。
ジョン・ロード(Key)によるクラシック・テイストを漂わせたオルガン・ソロがアクセントとなった、シンプルなリフに乗ったスピード感のあるストレートなハードロック#1。オーソドックスなブルーズ・ロック#2、#3。珍しく牧歌的な#4。イアン・ペイス(Dr)のドラミングをフィーチャーし、モーダルなテーマ・メロディがスペイシーなムードの#5。リフ中心のヘヴィ・ブルーズ#6。シンプルなリフがリードするヘヴィ・ロック#7。など間奏部以外のアンサンブルがシンプルな曲調のナンバーを得てイアン・ギラン(Vo)が伸び伸びとした歌唱を全編に渡って披露しています。リッチー・ブラックモア(G)のプレイが多彩なのも本作の特徴で、ブルーズっぽさを感じさせない独特のテイストのスライド奏法を聴かせる#2、ペンタトニックをメインとしながらも経過音として奇妙なノートを折り混ぜ独特なトーンと合わせて個性が満喫できる#3、クリーン・トーンでフォーク風なムードを演出した#4、破壊的なアーミングをあしらったリフとボリューム奏法による奇妙なソロを持つ#6、など多芸な所を見せています。





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タグリスト: ハード・ロック  イギリス  1970年代  ギター・ヒーロー 

 

投稿者: 2009-09-25-Fri

DEEP PURPLE / Machine Head

DEEP PURPLE / Machine Head 1972 UK
DEEP PURPLE / Machine Head1. Highway Star
2. Maybe I'm a Leo
3. Pictures of Home
4. Never Before
5. Smoke on the Water
6. Lazy
7. Space Truckin'



DEEP PURPLEの7thアルバムMachine Head。
ハード&ヘヴィの権化のようなIn Rock、ストレートなハード・ロックのFireballに続くハード・ロック路線第3弾。ジョン・ロード(Key)のクラシカルなオルガン・ソロがストレートなハード・ロックにPURPLE流のアイデンティティを注入した#1。トリッキーなリフに乗ったブルーズ・ロック#2。右CHのオルガンによるコード・カッティングがカッコ良い#3。キャッチーなサビを持つ軽快なハード・ロック#4。リフとリッチー・ブラックモア(G)による官能のギター・ソロが超有名な#5。ブルーズのジャムから発展したような#6。基本ロックン・ロールだが、ボーカル・メロディのキャッチーさとヘヴィなリフによりPURPLEでしか創りえないハード・ロックに昇華した#7。ハード・ロック史上外せない超有名曲#1,#5、ライブでの定番#6,#7もあり代表作ではありますが、各楽曲の構成やボーカル・メロディはブルーズ・ベースだし、サウンドがスッキリ整理されたプロダクションの印象もあってか全体的にはソフィスティケイトされたブルーズ・ロックという印象が強いですね。

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タグリスト: ハード・ロック  イギリス  1970年代  ギター・ヒーロー  名盤 

 

投稿者: 2009-10-01-Thu

DEEP PURPLE / Who Do We Think We Are

DEEP PURPLE / Who Do We Think We Are 1973 UK
DEEP PURPLE / Who Do We Think We Are1. Woman From Tokyo
2. Mary Long
3. Super Trouper
4. Smooth Dancer
5. Rat Bat Blue
6. Place in Line
7. Our Lady


黄金の第二期DEEP PURPLE最終作となった8thアルバムWho Do We Think We Are。
イアン・ギラン(Vo)がシャウトを交えて伸び伸びとした歌唱を聴かせるキャッチーな#1。リッチー・ブラックモア(G)のスライド・ギターによるリフが印象的な#2。アップテンポのロックンロール・ナンバー#4。イアン・ギランのファルセット、シャウトが大活躍するヘヴィなグルーヴが心地良いDEEP PURPLEの裏名曲、ファンキーなブルーズ・ロック#5ではジョン・ロードが突如高速クラシカル・フレーズで切り込み、スプリング・リバーブに蹴りを入れたりとアグレッシヴなソロを聴かせています。ほんのりとサイケなムードを漂わせた#7のセンチメンタルな感じはDEEP PURPLEでは珍しいですね。表情豊かに様々な歌唱を聴かせるイアン・ギラン、#5でのテクニカルなプレイやホンキートンク・ピアノなどで個性を発揮するジョン・ロードが楽しそうな一方、#1の淡白なギター・ソロに代表されるようにリッチーの影が薄い印象もありますが、バッキングではストラト独特のトーンも素晴らしく、タイトかつ結構ノッてプレイしている所に元セッションマンとしての矜持を感じさせます。

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タグリスト: ハード・ロック  イギリス  1970年代  ギター・ヒーロー 

 

投稿者: 2009-11-07-Sat

DEEP PURPLE / Burn

DEEP PURPLE / Burn 1974 UK
DEEP PURPLE / Burn1. Burn
2. Might Just Take Your Life
3. Lay Down, Stay Down
4. Sail Away
5. You Fool No One
6. What's Going on Here
7. Mistreated
8. "A" 200


イアン・ギラン、ロジャー・グローバーをクビにして、ほぼ無名の新人デヴィッド・カヴァーデイル(Vo)と元TRAPEZEのグレン・ヒューズ(B/Vo)を加えての第三期DEEP PURPLEの1作目となる9thアルバムBurn。
男らしいディープなデヴィッドにハイトーンのグレンと、#1からいきなり新加入スーパー・ボーカリスト2名の個性が爆発。ロールしまくるイアン・ペイス(Dr)、ハード・ロック史に残るソロを聴かせるリッチー・ブラックモア(G)、ジョン・ロード(Key)らオリジナル・メンバーも大いに触発されテンションの高いプレイを披露。カッコ良いリフとクラシカルなソロを完備した様式美ハード・ロックの名曲となりました。ファンキーな#2。2人が交互にボーカルを取るロックン・ロール・ナンバー#3。ブルージーな#4。イアン・ペイスのドラムがリードする#5。など、その他の楽曲は2人の個性を活かしたPOPなボーカル・ナンバーが並び、ソフィスティケイトされたブルーズ・ロックに到達した感のある第二期とはまた異なる方向性を打ち出すことに成功しています。リッチー、デヴィッド双方とにとって後のキャリアでも重要なレパートリーとなるブルーズ・ナンバー#7。ジョン・ロードがシンセを駆使した実験色の強い#8。なども含め、バラエティ豊かなアルバム構成となっています。

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タグリスト: ハード・ロック  イギリス  1970年代  名盤  ギター・ヒーロー 

 

投稿者: 2009-12-20-Sun

DEEP PURPLE / Stormbringer

DEEP PURPLE / Stormbringer 1974 UK
DEEP PURPLE / Stormbringer1. Stormbringer
2. Love Don't Mean a Thing
3. Holy Man
4. Hold On
5. Lady Double Dealer
6. You Can't Do It Right
7. Highball Shooter
8. Gypsy
9. Soldier of Fortune


リッチー・ブラックモア(G)在籍最終作となった第三期DEEP PURPLEの2枚目Stormbringer。
第二期を彷彿させるストレートなハード・ロック・ナンバー#1、#5にかつての面影を残しつつも、若き才能に溢れるデヴィッド・カヴァーデイル(Vo)とグレン・ヒューズ(B/Vo)の発言権が増した為か、これまでに無かった要素がますます増加。二人がボーカルを分け合うファンキーな#2。二人とジョン・ロード(Key)の作曲によるAOR風バラード#3。これもリッチー抜きで作曲された、クラビネットのファンンキーなバッキングと二人のリード・シンガーのソウルフルな歌唱が楽しめる#4では、リッチーが珍しくメジャー・スケールでソロをプレイ。バッキング・ギターではほとんど聴こえない控えめなプレイに徹した反面、ソロではプロの意地を見せたんでしょうか。前述の通りリフがリードするハード・ロックな#5ですら、ボーカル・ハーモニーをフィーチャーしたパートが設けられております。リッチーが作曲にからんだ#6、#7はリフを中心とし、ファンクな要素との融合を狙ったこの時期ならではの興味深いナンバー。ブルーズ・ロックの#8もツイン・ボーカルが新鮮です。ラストの#9はデヴィッドのディープ・ヴォイスが活きた美しいバラード・ナンバー。うっすらとしたメロトロンがさらに叙情味を加えています。
リッチーが後のRAINBOWで頻発させるテイストのプロトタイプと言える#1での中近東音階によるギター・ソロや#8でのスライド・ギターによる美しいハーモニー。音色やフレージングが未だワンパターン気味ながら、#1のイントロや#3中間部のちょっとしたオーケストレーション、#6のソロなどでのジョン・ロードによるシンセ導入。といった部分に従来からのメンバーによる新機軸も感じられますが、バンド・サウンドとして昇華されるまでには至りませんでした。しかしその中途半端な感じがもたらしたバラエティ感により、印象に残るアルバムとしてバンドの歴史に刻まれたのも事実です。


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タグリスト: ハード・ロック  メロトロン  ギター・ヒーロー  イギリス  1970年代 

 

投稿者: 2010-01-10-Sun

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