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SPOCK'S BEARDのレビュー

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投稿者: -----------

SPOCK'S BEARD / The Light

SPOCK'S BEARD / The Light 1995 USA
SPOCK'S BEARD / The Light1. The Light
I. the dream
II. one man
III. garden people
IV. looking straight into the light
V. the man in the mountain
VI. senor valasco's voodoo love dance
VII. the return of the horrible catfish man
VIII. the dream
2. Go the Way You Go
3. The Water
I. introduction/the water
II. when if all goes to hell
III. a thief in the night
IV. FU/I'm sorry
V. the water(revisited)
VI. runnin' the race
VII. reach for the sky
4. On the Edge


アメリカの4人組プログレッシブ・ロックバンドSPOCK'S BEARDの1stアルバムThe Light。
デビュー作ながら、いきなり組曲形式の2曲を含む4曲を収録。メンバーはそれぞれLA周辺でのセッション等で活躍していた人達のようです。ニール・モーズ(Key/Vo)のペンになる各楽曲は、彼がミュージカルの仕事もしていたというだけあって、場面転換とフックに溢れた小曲が止めどなく流れて組曲を構成する様は見事の一言です。唐突な展開にGENTLE GIANT、ゴスペル風女性コーラスにPINK FLOYDを思わせる所もありますが、この辺は偉大なる先人への敬意を込めたオマージュと言ったところでしょうか。古臭くも無ければ、かといって最新シンセのような軽さも無い不思議なムードを醸し出すキーボード群のセンス良いアレンジも素晴らしいです。せっかくのメロトロンも味付け程度なのが奥ゆかしいですね。

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タグリスト: プログレ  メロトロン  アメリカ  1990年代  変拍子 

 

投稿者: 2009-11-03-Tue

SPOCK'S BEARD / Beware of Darkness

SPOCK'S BEARD / Beware of Darkness 1996 USA
アメリカプログレッシブ・ロック・バンドSPOCK'S BEARDの2ndアルバムBeware of Darknessのレビュー。
SPOCK'S BEARD / Beware of Darkness1. Beware of Darkness
2. Thoughts
3. Doorway
4. Chatauqua
5. Walking on the Wind
6. Waste Away
7. Time Has Come
8. On the Edge(LIVE)


Beware of Darkness 全曲紹介


奇妙でシンフォニックなSPOCK'S BEARDワールドを展開するジョージ・ハリスンのカヴァー#1。
場面転換がミュージカル風で彼ら独特の世界、古めかしいトーンのメロトロンが良い味を出している#2。
テーマフレーズが、瑞々しいピアノ、シンセと曲中に様々な表情で引き継がれ、キャッチーな歌メロとともに展開していく#3。
ニール・モーズ(Key/Vo)による落ち着いた叙情と流麗な演奏が素晴らしい、クラシカルなタッチにコンテンポラリーなセンスをまぶしたアコギのソロ#4。
オルガンがリードする序盤から、爽快でポジティブなムードの歌パート、フレットレス・ベースが浮遊する静かなパートを経てシンフォニックな広がりを見せる#5。
アコギをバックにした内省的な歌モノが、バンド演奏が加わる事でスケール感を増す#6。
随所にユニゾンやハーモニーにる印象的なメロディのフックを配し、何となくレトロなムードで16分超を紡ぎあげていく#7。

奥本亮が加入、バンドとしてのスタイルも確立


日本人キーボーディスト奥本亮が加入、オルガンとメロトロンをプレイ。ライブでのニール・モーズの負担を軽減すると共にバンドとしての表現力もアップ。日本版ボーナス・トラック#8のオルガン・ソロで発揮した個性的なフレージングを本編でも随所に聴かせる。
1stアルバムで見せた演劇的スタイルのSPOCK'S BEARDらしい楽曲展開がますます増量、独特のスタイルが確立されたアルバム。

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タグリスト: プログレ  アメリカ  1990年代  シンフォニック  メロトロン 

 

投稿者: 2010-10-10-Sun

SPOCK'S BEARD / The Kindness Of Strangers

SPOCK'S BEARD / The Kindness Of Strangers 1998 USA
SPOCK'S BEARD / The Kindness Of Strangers1. The Good Don't Last
I. Introduction
II. The Good Don't Last
III. The Radiant Is
2. In the Mouth of Madness
3. Cakewalk on Easy Street
4. June
5. Strange World
6. Harm's Way
7. Flow
I. True Believer
II. A Constant Flow of Sound
III. Into the Source


アメリカプログレッシブ・ロック・バンドSPOCK'S BEARDの3rdアルバムThe Kindness Of Strangers。

シンセストリングスとチェロによるスペイシーかつ厳かなイントロを配した#1。様々な音色のオルガンやギターで彩られたインスト・パートがやがて激しさを増し、アコースティック・ギターのカッティングからアメリカンなムードのチャッチーなボーカル・パートへ展開。メロトロンやチェロが絶妙に配置され、どこか郷愁を誘う歌メロを引き立てている。
奇妙なシンセ音による掛け合いで提示されたユーモラスなテーマが印象的な#2。メロトロンが入ってムードを変化させたりとコンパクトな中にもアイディアが詰め込まれています。
ウラから入るピアノのリフレインがトリッキーな#3。
アコギとコーラスワークで聴かせるフォーク・タッチのバラード#4。
メロトロンのクワイヤが唸る#5。ギターのオブリガードや足踏みオルガンのバッキングなど細部にもこだわりのアレンジが施されています。
プログレ然とした大仰なイントロ、ボーカルが入ってからの静かに浮遊するメロトロンがファンタジックな序盤、7拍子に乗って軽快に疾走する中盤、テンポを落として感動のフィナーレを迎えるエンディングと、ドラマティックな#6。
SPOCK'S BEARD節とも言えるミュージカルのような場面転換の連続で進行する#7。ユーモラスなテーマのリフレインで統一感を持たせると同時に、ハイライトとなるパートやクライマックスもキッチリ用意。彼らのソングライティング能力の高さを示す、3部構成15分超の大作。

長尺や小品問わず、ボーカル・パートはストレートにロックする場面が増え、キャッチーな歌メロとあいまってまさにアメリカンなシンフォニックプログレを展開。
そんな中で、大量に使用されたメロトロンがもたらす深遠さがアメリカンな快活さの中にヨーロピアンな深みを与えています。

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タグリスト: 1990年代  アメリカ  シンフォニック  メロトロン  プログレ 

 

投稿者: 2010-10-11-Mon

SPOCK'S BEARD / Brief Nocturnes and Dreamless Sleep

SPOCK'S BEARD / Brief Nocturnes and Dreamless Sleep 2013 USA
アメリカプログレッシブ・ロック・バンドSPOCK'S BEARDの11thアルバムBrief Nocturnes and Dreamless Sleepのレビュー。
SPOCK'S BEARD / Brief Nocturnes and Dreamless Sleep1. Hiding Out
2. I Know Your Secret
3. A Treasure Abandoned
4. Submerged
5. Afterthoughts
6. Something Very Strange
7. Waiting For Me


Brief Nocturnes and Dreamless Sleep 全曲紹介


オープニングに相応しいドラマティックなイントロ、オルガンのシンコーペーション、メロトロンとおいしい要素盛り沢山の序盤から、ボーカル・パートは一旦落としたムードでプログレのインフレを解消。叙情メロやメタルっぽい激しさ交えて進行する#1。
ノリノリの7拍子に乗ったクールなシンセのテーマ・メロでいきなりハートを掴む#2。アーミングやワーミーペダルを駆使して奏でられる光線銃のSEみたいなトリッキーなギター・ソロがブッ飛んでいてカッコ良い。それでいてメロウなパートではメロトロンを投入するなどフックだらけの名曲。
ストリングス、フルート、クワイヤなど様々な音色のメロトロンとズ太いシンセが堪能できる、スケールの大きさと繊細な叙情の起伏も素晴らしいプログレッシブ・チューン#3。スネア2発打ちからのベンダーを使った短いシンセ・ソロは必聴。
アメリカンなおおらかさに少々エキゾチックな風味を加えたテッド・レオナルド作の#4。
左右にパンニングされたパーカッシブなクラヴィネットとロックなギターが、ユニゾンや互いを補完するバッキング・プレイでリードする#5。GENTLE GIANTのようなアカペラ・パートがアクセントになっている。
キャッチーな歌メロとエモーショナルなインストゥルメンタル・パートがバランス良く配合された#6。
ニール・モーズが作曲とギターで参加した12分超の大作#7。TANSATLANTIC的というか初期SPOCK'S BEARD風でもある疾走感あるキャッチーなボーカル・パートが心地良い。ダウンテンポしてのメロウなギター・ソロが次第に激しさを増し、テンポ・チェンジして快活なシンセ・ソロに移行する場面は鳥肌モノの爽快感。壮大なテーマ・メロを配し、巧みな起伏と場面転換で長尺を描き切ってしまうあたりはさすが。

メンバー・チェンジしてもSPOCK'S BEARD節は不変


ニック・ディヴァーリジオに代わりジミー・キーガン(Dr)、さらにENCHANTのテッド・レオナルド(Vo/G)を加え5人編成となった。
ちょっとしたオブリガードさえも聴き手の印象に刺さる心憎いアレンジや随所に登場するキャッチーなメロディの本物感は、歴史を重ねてきたバンドならでは。
展開の妙を満喫できる#2,#3,#7はヘヴィ・ローテーション決定ナンバー。


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タグリスト: プログレ  アメリカ  シンフォニック  2010年代  メロトロン 

 

投稿者: 2013-04-01-Mon

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