SEARCH


ARTISTS


アルバム検索


人気のレビュー


RSS


ARCHIVES


>

BIG BIG TRAINのレビュー

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

投稿者: -----------

BIG BIG TRAIN / The Difference Machine

BIG BIG TRAIN / The Difference Machine 2007 UK
AGENTS OF MERCY / Dramarama1. Hope This Finds You
2. Perfect Cosmic Storm
3. Breathing Space
4. Pick Up If You're There
5. From The Wide Open Sea
6. Salt Water falling on uneven ground
7. Summer's Lease

アンディ・プール(B/Key)、グレッグ・スパウトン(G/Key)による英国の2人組プログレッシブ・ロック・ユニットBIG BIG TRAINの5thアルバムThe Difference Machine。
ニック・ディヴァリ-ジオ(Dr/SPOCK'S BEARD)、ピート・トレワヴァス(B/MARILLION)ら、その筋のツワモノを要所に招き、2人のアイディアを余すところ無くバンド・サウンドとして具現化。

ゲストプレイヤーによるヴィオラを中心に、サックス、ピアノ等でテーマ・メロディを提示した端整な#1。
バンド全体で畳み掛けるアンサンブルによるアグレッションと、メロトロンを中心とした静かな叙情とで起伏を付けた展開の14分超に及ぶ実質的なオープニング・チューン#2。時折挿入されるエフェクトを掛けたヴォイスやサックスや鍵盤のソロが醒めた狂気を醸し出しています。
#2の余韻をメロトロンやSEで引き継いだインストゥルメンタル小品#3。
コンテンポラリーな感触のメロディアスなボーカル・チューンに、ヴィオラによる#1のテーマ・メロディを挿入し仄かな叙情を漂わせながら13分超を描き切った#4。
霧のように漂うシンセの白玉が妖しくも神秘的なムードを醸成するインストゥルメンタル小品#5。
透明感ある歌唱を活かした清楚なボーカル・チューン#6。
コーラスと繊細なアルペジオで紡いだ神秘的で美しい静寂からメロトロンをバックにしたサックス・ソロを経て、#1のテーマ・メロディを奏でるヴィオラで統一感を持ってエンディングを迎える#7。

VDGGやKING CRIMSONの不条理で強引な展開とGENESISの英国的メランコリーを高次元で融合、叙情的でありながら、あまり湿っぽくならずどこか醒めた感じのクールな質感を持った独特のサウンドが魅力です。


MP3でダウンロード アマゾンで買う


フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグリスト: イギリス  プログレ  2000年代  シンフォニック  メロトロン 

 

投稿者: 2011-01-16-Sun

BIG BIG TRAIN / The Underfall Yard

BIG BIG TRAIN / The Underfall Yard 2009 UK
BBIG BIG TRAIN / The Underfall Yard1.Evening Star
2.Master James of St. George
3.Victorian Brickwork
4.Last Train
5.Winchester Diver
6.The Underfall Yard


英国の3人組プログレッシブ・ロック・バンドBIG BIG TRAINの6thアルバムThe Underfall Yardのレビュー。

BIG BIG TRAIN / The Underfall Yard全曲紹介


ジェントルな男声コーラスで幕を開けるインストゥルメンタル#1から早くも、仄暗い中にも端整で温かみのある独特の質感のサウンド。
押し寄せるメロトロンが圧巻の静と動の対比が見事な#2。
チェロやフレンチホルンを使ったまろやかなパートと、シンセが唸りドラムが疾走するロックなパートによる緩急が溶け合った12分超の#3。
ボーカル、コーラス、アコギのアルペジオを中心に瑞々しい演奏を聴かせる#4。
チェロ、マンドリン、メロトロンで敷き詰めた雲の上を寂寥感を漂わせたフルートが浮遊する序盤から、思索路線の歌唱パートを経てジワジワと盛り上がる#5。
オーガニックなサウンドの楽器群で丹念に紡ぎ上げ、終盤では#1のコーラス・パートをバックに劇的に盛り上がる22分超の大作#6の中間部では、元IT BITESのフランシス・ダナリー(G)が彼らしい音使いでのテクニカルなギター・ソロを、さらに、FROSTのジェム・ゴドフライ(Key)がデジタル・シンセ特有のササクレだった強烈なトーンでクレイジー&スリリング且つカッコ良いシンセ・ソロを披露。アルバム全体がお上品なムードで仕上がっているだけに、これらのソロ・パートが鮮烈に印象に残ります。

ゲストで管や弦を加えた端整な室内楽風の部分にIslands期KING CRIMSON、メロトロンやメロディ等全体に漂う叙情味にGENESISを感じさせつつ、決して大仰にもウェットにもなり過ぎない現代的なバランス感覚で独特の個性を醸し出しています。
又、カッコ良いフィルによる場面転換でリズムを牽引するSPOCK'S BEARDのニック・ディヴァージリオ(Dr)も全編で良い仕事をしております。彼のドラミングが適度な緊張感をもたらして、各々の楽曲に一本の芯を通してる感じなんですよね。



BIG BIG TRAIN / The Underfall Yardをアマゾンで買う

フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグリスト: プログレ  イギリス  2000年代  メロトロン  シンフォニック 

 

投稿者: 2011-02-01-Tue

BIG BIG TRAIN / English Electric (Part One)

BIG BIG TRAIN / English Electric (Part One) 2012 UK
BIG BIG TRAIN / English Electric (Part One)1. The First Rebreather
2. Uncle Jack
3. Winchester From St Giles' Hill
4. Judas Unrepentant
5. Summoned By Bells
6. Upton Heath
7. A Boy In Darkness
8. Hedgerow


BIG BIG TRAINの7thアルバムEnglish Electric (Part One)。

緊張感あるギターのアルペジオ・リフから、小刻みなリズムをフックとするブリッジを経て開放的なサビに移行する#1。モチーフのメロディをベースにした終盤のシンセ・ソロがプログレの王道を行きつつ、フルートの陰影や重厚なストリングス・セクションが随所で効いた素晴らしいシンフォニックなオープニング・ナンバー。
リコーダーやバンジョーなどがもたらすほのぼのとした雰囲気に、かすかなペーソスを織り込んだ田園フォーク風ナンバーの#2。ボーカル・パート冒頭の歌い回しをはじめ、全体的にGENESISの小品っぽい上品な英国風味に仕上がってます。
ロマンティックなフルートにジャジーでクールなヴァース、一転してサビはストリングス・セクションをバックに叙情で覆い尽くす#3。清楚でリリカルなフルートからギター・ソロへ徐々に盛り上がるインスト・パートもドラマティック。
3+3+3+2、3+3+3+4に続き3+2、そしてサビは3拍子に移行。テンポは変わらずも、拍子の変化で緩急を付けた頭脳的なナンバー#4。ロジカルな構造に反して、親しみやすいボーカル・メロディ、中間部の叙情フルート、後半のドラマティックな盛り上がりなど、エモーショナルな聴感を残すあたり、ソングライティングはもはや名人芸。
ピアノにヴァイオリンが絡む清楚なヴァース、メロトロンをバックにした希望的なサビ、ニック・ディヴァリージオ(Dr)のドラミングが牽引する熱いパート、トランペットをはじめ金管がまろやかな印象を残す終盤など、起伏に富みつつも落ち着いたトーンで静かな感動を呼ぶ#5。
アコギのアルペジオ、バンジョーに滑らかなフィドル、アコーディオンなどによる淡い色調のフォーク・ナンバー#6。
#2の主人公(元炭鉱夫のジャックおじさん)が再登場し若い頃の経験を語る#7。テンポアップしたインスト・パートでのスタイリッシュなヴァイオリン・ソロがカッコ良い。
弾むようなパートと、メロトロンが軋むスリリングなインスト・パートに続く叙情ヴァイオリンによる明暗のコントラストが最高な#8。

近代の実話や身近な人物の逸話などをテーマに、ジェントルな重層コーラスや豊富な管弦ゲスト陣を活用してのドラマティックでシンフォニックなアレンジを施した英国テイスト満載の逸品。
暗くて湿っぽい工業地帯やのどかな田園風景など、英国の様々な情景が広がってきます。


アマゾンで買う

フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグリスト: プログレ  イギリス  2010年代  シンフォニック  変拍子  コンセプト・アルバム 

 

投稿者: 2012-06-08-Fri

BIG BIG TRAIN / English Electric (Part Two)

BIG BIG TRAIN / English Electric (Part Two) 2013 UK
英国のプログレッシブ・ロック・バンド BIG BIG TRAINの8thアルバムEnglish Electric (Part Two)のレビュー。

BIG BIG TRAIN / English Electric (Part Two)1.East Coast Racer
2.Swan Hunter
3.Worked Out
4.Leopards
5.Keeper of Abbeys
6.The Permanent Way
7.Curator of Butterflies



BIG BIG TRAIN / English Electric (Part Two)全曲紹介


スリリングなパートとゆったりとした叙情パートの緩急がドラマティックな15分超の#1。後半、徐々に盛り上がる5拍子のリフレインが壮大なシンフォニック。美しいコーラスや甘美なストリングス、まろやかなブラス・セクションが英国らしい気品を湛えています。
柔らかな管が暖かく響く、センチメンタルな序盤から仄かな明るさを持つサビに移行する#2。
構築度の高いギター・ソロが印象に残る、GENESISの小品のような英国情緒を纏った#3。
どこかオリエンタルなムードに翳りを伴ったヒネリを加え、短い中にドラマを凝縮した#4。
バンジョーやフィドルによる軽快なフォークロア風味と叙情シンフォニックが融合した#5。
Part One 1曲目The First Rebreatherではボーカルやシンセによって奏でられたメロディを管弦の優しいタッチに趣を変えて挿入された#6。
静かなバラードからドマラティックに展開していく#7。アルバム2枚のラストを飾るに相応しい感動のリフレインが胸を熱くします。

前作のEnglish Electric (Part One)同様、蒸気機関車、造船業者、修道院の廃墟を保全する人、蝶の研究家など、近代~現代イギリスにまつわる実話や普通の人々をテーマにした楽曲で構成。管弦を導入した端正な音像と美しいメロディライン、ジェントルな歌唱から、それらの事象や人々にする優しい目線が感じられます。


BIG BIG TRAIN / English Electric (Part Two)をアマゾンで買う

フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグリスト: プログレ  イギリス  2010年代  シンフォニック  コンセプト・アルバム 

 

投稿者: 2013-05-01-Wed

 | ホーム | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。