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PANIC ROOM / Satellite

PANIC ROOM / Satellite 2010 UK
PANIC ROOMの2ndアルバムSatelliteのレビュー。
メンバーが過去に在籍したMOSTLY AUTUMNやKARNATAKAが得意とするケルティックなテイストは皆無。
そんな装飾に頼らずとも勝負できるという矜持が漂う佳作。

PANIC ROOM / Satellite1. Freedom to Breathe
2. Picking Up Knives
3. I Am a Cat
4. The Fall
5. Black Noise
6. Yasuni
7. Sunshine
8. Into the Fire
9. Dark Star
10. Muse
11. Satellite


軽快なロック・ナンバー#1。
くぐもったエレピが印象的な、コンテンポラリーなタッチのブルース風ナンバー#2。
ネコの鳴き声を模したギターで幕を開ける#3。コミカルなヴァースのムードから一転してシリアスかつミステリアスになるサビへの展開が巧妙。
アン=マリー・ヘルダー(Vo/G)がウィスパー気味に迫るムーディな#4。抑えたドラミングや霧のようなパッド・シンセが美声を引き立てています。
ザクザクしたリフがリードするハード・ロック#5。
幽玄なムードとヘヴィネスが融合したクールな#6。
12弦アコギが煌くコンテンポラリー・フォーク・ナンバー#7。耳元で囁くようなウィスパー・ヴォイスが素敵。
優しい歌唱がバックのサウンドに溶け込む、コンテンポラリー・ポップス#8。
チャーチオルガンの荘厳なアルペジオがドラマティック。ロング・トーン中心に堂々と歌い上げるハード・ロック#9。
雫が滴るようなピアノをバックに、しっとりと歌うバラード小品#10。
サビにおける絹のような美声が染み渡る、センチメンタルなエンディング・チューン#11。

アン=マリーの伸びやかな中に若干のハスキーさと憂いを含む美声をフィーチュア。
ソフトなポップスからハード・ロックまで、幅広い曲調がアン=マリーの多彩な歌唱表現を引き出し、ギミックやアクロバット的インスト・パートに頼らない普遍的なロックとしての完成度を高めている。

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タグリスト: プログレ  イギリス  2010年代  女性ボーカル 

 

投稿者: 2013-07-14-Sun

PANIC ROOM / Skin

PANIC ROOM / Skin 2012 UK
英国ウェールズの女性ボーカル・シンフォPANIC ROOMの3rdアルバムSkinのレビュー。
アン・マリー・ヘルダー(Vo)をはじめ元KARNATAKAのメンバーで結成されたこのPANIC ROOM。ケルティックなテイストを残すKARNATAKAと比べると、よりコンテンポラリーで若干ハードなエッジも。

PANIC ROOM / Skin1. Song For Tomorrow
2. Chameleon
3. Screens
4. Chances
5. Tightrope Walking
6. Promises
7. Velvet & Stars
8. Freefalling
9. Skin
10. Hiding The World
11. Nocturnal


PANIC ROOM / Skin収録曲紹介


7拍子のメイン・リフを軸に静動の起伏を付けたドラマティックなオープニング・ナンバー#1。切れ込んでくるギターがメタルのエッジなのは同系統バンドとの差別化か。まろやかなフレットレス・ベースとの対比もおもしろいです。
ALL ABOUT EVEの湿り気を帯びたゴシック風味を想起させる#2。
弦楽四重奏の厳かなイントロから、一転してモダンなシンセ・リフに移行する#3。クールなシンセ・リフ部とダイナミックにロックするサビ、ダブルトラッキングのギター・ソロに絡むストリングスなど、異なる要素の融合が巧み。
アコギのカッティングとストリングスがリードするノリの良いフォーク#4。
パーカッションとモーダルなメロディがエキゾチックなムードを醸し出す#5。渋いギターやエレピのソロ、終盤のストリングスが良いフックとなっている。
プログレ然としたシンセ・ソロが印象的なコンテンポラリー・チューン#6。
エレキの爪弾きとアン・マリーのボーカルによる3拍子のデュオ#7。
スネアのスウィングした裏打ちパターンが独特のグルーヴを生み出すフォーク#8。12弦のアルペジオとスキャットが幽玄な空間を生み出しています。
アン・マリーが最高のパフォーマンスを聴かせるタイトル・チューン#9。ウィスパー風のヴァースから切なく歌い上げる感動のサビまでパーフェクト。優しく包み込むストリングス、雫が滴るようなピアノのアルペジオも良い。
メタル風な単音リフ&ハーモニクスで幕を開けるハード・ロック・ナンバー#10。
ボーカルを際立たせた淡々としたヴァースから、ヘヴィ・ロック風なサビに移行する#11。

弦楽カルテットと美声が胸を締め付ける


何か特別に変わったアイディアやアレンジがあるわけではない、やっていることは単なるメロディック・ロック。
どこかで聴いたことのある良くありそうなメロディなのに、なぜか胸を締め付ける独特の翳り。
その鍵を握るのはアン・マリー・ヘルダー。彼女の強弱や音域で表情を変える翳りのある美声と表現力抜群の歌唱が素晴らしい。テクニックや声量を誇示するような野暮なマネは皆無。息継ぎも生々しく収録した、あくまでも自然体の絶品歌唱が楽しめます。
また、弦楽カルテットが絶妙にアレンジの隙間を埋め、楽曲に気品と陰影を与えると共にアルバム全体の統一感ももたらしています。


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タグリスト: 女性ボーカル  イギリス  2010年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2013-10-10-Thu

PANIC ROOM / Incarnate

PANIC ROOM / Incarnate 2014 UK
英国ウェールズの女性ボーカル・シンフォPANIC ROOMの4thアルバムIncarnateのレビュー。

PANIC ROOM / Incarnate1. Velocity
2. Start The Sound
3. Incarnate
4. Nothing New
5. Waterfall
6. Into Temptation
7. All That We Are
8. Searching
9. Close The Door
10. Dust


PANIC ROOM / Incarnate収録曲紹介


ブルーズ・ロック・タイプのギター・リフがリードするミディアム・スローの叙情ナンバー#1。
ストリングスのピチカートによるアルペジオがENYAを想起させる、清涼感のあるポップなナンバー#2。
3音からなるシンプルなアルペジオのリフをベースに、エキゾチックな要素などモーダルな響きを絡めて展開するミステリアスな#3。様々な場面転換がフックとなっている、アルバム中で最もアイディアに満ちた楽曲。
クリーン・トーンのギター・リフとリムショットで淡々と進行するバラード#4。脱退したオリジナル・メンバーのポール・デイヴィスに代わって参加のアダム・オサリバン(G)が渋いギター・ソロを聴かせる。
SUPERTRAMP風のパーカッシブなエレピ(ウーリッツァーか?)がリードするキャッチーな#5。ドラミングもエレピに呼応してタム中心から徐々にスネアを増やして行く良く練ったアレンジとなっている。
モーダルな響きが神秘的なムードを醸成する#6。
メランコリックなロッカバラード#7。ウィスパー気味な序盤から熱唱の大サビまで、アン=マリー・ヘルダー(Vo)のレンジの広いエモーショナルな歌唱が堪能できる。
何となく80年代ポップ風なムードとハーモニカのソロが胸キュンな、軽快なリズムに乗った哀愁チューン#8。
仄かに叙情を織り込んだ広がりのあるサウンドのバラード#9。
深遠でミステリアスなムードの#10。

音楽性が若干変化し、アン=マリーの存在感が増す


ハード・ロック寄りの派手でエッジの立ったプレイが特徴だったポール・デイヴィスと比較すると、アダム・オサリバンは堅実ながらもやや地味なプレイ・スタイル。
ストリングス・セクション、ポール・デイヴィスによるハードなダイナミズムなどで楽曲をドラマティックに彩った前作のダークさや叙情は後退し、全体的にシンプルで透明感が増した印象。 その結果、PANIC ROOM唯一にして絶対的なセールス・ポイントであるアン=マリー・ヘルダーの歌唱がよりフィーチュアされ、#7などの叙情ナンバーでの扇情力は勿論、#2や#5などの伸びやかでキャッチーなナンバーにおいても彼女の歌声と歌唱の普遍的な魅力が引き出されている。

Incarnate - Official Promo Video





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タグリスト: プログレ  イギリス  女性ボーカル  2010年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2014-04-18-Fri

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