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STYX のレビュー

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STYX / Pieces of Eight

STYX / Pieces of Eight 1978 USA
アメリカン・プログレッシブ・ハードSTYXの1978年8thアルバムPieces of Eightのレビュー。

STYX / Pieces of Eight1. Great White Hope
2. I'm O.K.
3. Sing for the Day
4. The Message
5. Lords of the Ring
6. Blue Collar Man (Long Nights)
7. Queen of Spades
8. Renegade
9. Pieces of Eight
10. Aku-Aku



STYX / Pieces of Eight全曲紹介


ジェイムズ・ヤング(G/Vo)の豪快なボーカルとオーディエンス・ノイズが印象的なアリーナ・ロックの#1。作品を出す毎に着実にチャートを上げてきた事による自信に溢れた様子が伺えます。キャッチーな中にもチャーチ・オルガンによる荘厳なパートがもたらす気品が感じられる、デニス・デ・ヤング(Key/Vo)が歌う#2。シンセが活躍するプログレッシブなタッチのフォーク曲#3。トミー・ショウ(G/Vo)のマイルドな歌唱と若干ラテン風なメロディが不思議な調和を見せています。デニス・デ・ヤングがシンセのオーバーダブで作り上げたインストゥメンタル#4。#4に続きシンセがバッキングをリードする#5は、シンセを中心としたオーケストレーションがコンパクトながらも壮大なエピック・チューン。歪んだオルガンとハード・エッジなギターがリードする、メロディアスでカッコ良いハード・ロック・チューンの#6。ライブでも定番です。デニスの伸びやかなハイトーンが映えるハード・ロック#7。ファンキーなグルーヴのリフを持つ#8。感動的なコーラス・パートを持つ#9。アルバムの余韻を残す、エキゾチックなメロディのアウトロ的なインストゥルメンタル#10。

躍進のきっかけとなったトミー・ショウ加入から数えて3作目。
楽曲提供を二分するデニスとトミー。ボーカルを分け合うデニス、トミー、ジェイムズ。ギター・ソロを分け合うトミー、ジェイムズ。と、フロント3人が個性を発揮しつつもSTYXというバンドとして融合、バラエティに富んだ作風ながら芯の通った所を感じさせます。モアイ像のピアスを付けた中年女性、という意味不明なジャケット・アートは勿論ヒプノシス。インパクト勝負で、段々自らのパロディに陥って行き出した頃の作品ですね。


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タグリスト: プログレッシブ・ハード  アメリカ  1970年代  シンフォニック  ヒプノシス 

 

投稿者: 2012-07-01-Sun

STYX / Cornerstone

STYX / Cornerstone 1979 USA
アメリカのプログレッシブなハード・ロック・バンドSTYXの1979年9thアルバムCornerstoneのレビュー。

STYX / Cornerstone1. Lights
2. Why Me
3. Babe
4. Never Say Never
5. Boat on the River
6. Borrowed Time
7. First Time
8. Eddie
9. Love in the Midnight



トミー・ショウ(G/Vo)加入後、ヒットチャートにも顔を出すようになったSTYXですが、うっすらとコーラスのかかったエレピの煌びやかな音色とデニス・デ・ヤング(Key/Vo)の優しい歌唱が印象的なバラード#3のシングルで遂に全米No.1に。
本アルバムからは他にも#2や#6もシングル・カットされ、いよいよ産業ロックなテイストも増してきました。
そんな中ではありますが、#3のギター・ソロでのドラマティックなアレンジや、マンドリンやオートハープなどを使用し、何か郷愁を感じさせる無国籍フォークに仕上げたトミーの曲#5でのアーティスティックな薫り、シングル曲の#6にしてもライブのオープニングにぴったりなアリーナ・ロック・チューンだったりするところに、単なるポップ・バンドとは一線を画すSTYXらしい絶妙なバランス感覚が感じられます。
又、#1や#9でのズ太いシンセ・サウンドやジェイムズ・ヤング作のシャープなハード・ロック#8ではギター・シンセが導入されたり、といったプログレッシブな要素がチャッチーな中に垣間見れるのも面白いですね。


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タグリスト: プログレッシブ・ハード  アメリカ  1970年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2012-07-02-Mon

STYX / Paradise Theater

STYX / Paradise Theater 1981 USA
アメリカはシカゴ出身のプログレッシブなハード・ロック・バンドSTYXの1981年10thアルバムParadise Theaterのレビュー。

STYX / Paradise Theater1. A.D. 1928
2. Rockin' the Paradise
3. Too Much Time on My Hands
4. Nothing Ever Goes As Planned
5. The Best of Times
6. Lonely People
7. She Cares
8. Snowblind
9. Half-Penny, Two-Penny
10. A.D. 1958
11. State Street Sadie



地元シカゴに実在した劇場の栄枯盛衰をテーマにしたコンセプト・アルバム
#1のアルバム・テーマ・メロディから勢い良く繋がった弾けるようなロックンロール・ナンバー#2が、アルバム・ジャケットに描かれたパラダイス・シアター全盛期の賑々しさを象徴しているかのようです。
トミー・ショウ(G/Vo)が作曲しボーカルをとるコミカルなリフにヒネリを効かせた展開のポップなナンバー#3。
ブラス・セクションを導入したレゲエ風リズムの#4とファンキーな#6。
デニス・デ・ヤング(Key/Vo)の甘い歌唱とサビのブ厚いコーラス、メロディアスなギター・ソロ、と全てのパーツが完璧なアルバム・テーマ・チューンの感動的なバラード#5。
トミー・ショウ作曲の軽快なフォーク風ナンバー#7。
ジェイムス・ヤング(G/Vo)とデニス・デ・ヤング共作のミステリアスな#8。
ジェイムス・ヤングのガッツィーなハード・ロック・チューン#9は、マイルドなサックスを交えて終盤徐々にシンフォニックなパートに移行していく様がドラマティックで感傷的です。
ここから再びテーマ・メロディが登場しパラダイス・シアターの思い出を振り返る#10とカーテンコールのような#11は、是非アルバム裏ジャケットの廃墟と化したパラダイス・シアターを眺めながら聴いて、郷愁に浸って欲しいところです。
#11の場末のバーみたいなホンキー・トンク・ピアノの音色が良い感じなんですよ。


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タグリスト: プログレッシブ・ハード  アメリカ  1980年代  シンフォニック  コンセプト・アルバム 

 

投稿者: 2012-07-05-Thu

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