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ELECTRIC LIGHT ORCHESTRAのレビュー

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投稿者: -----------

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Eldorado

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Eldorado 1974 UK
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Eldorado1. Eldorado Overture
2. Can't Get It Out Of My Head
3. Boy Blue
4. Laredo Tornado
5. Poor Boy (The Greenwood)
6. Mister Kingdom
7. Nobody's Child
8. Illusions In G Minor
9. Eldorado
10. Eldorado Finale


この頃のロック・バンドが良くやってた(今でもやってるけど)オーケストラとの共演では無く、”オーケストラをロック・バンドに取り込む”というコロンブスの卵的発想でユニークなサウンドを創出したELECTRIC LIGHT ORCHESTRAの全米16位となった4thアルバムEldorado。
70年代後半にメガヒットPOPバンドへと変貌するELECTRIC LIGHT ORCHESTRAのプログレっぽい姿を納めたコンセプト・アルバムです。編成は天才ジェフ・リン(G/Moog/Vo)を中心とした4ピースのロック・バンド+チェロ2名、ヴァイオリン1名という大所帯。

スペイシーなSEとディズニーのようなメルヘンちっくなオープニングからストリングス・セクションの下降フレーズが壮大なドラマを予感させる序曲#1で幕を開け、しっとりしたストリングスをバックにした#2のピアノによるゆるやかなイントロ。もうこの部分だけでワクワクしますね。
ブラス・セクションのファンファーレをあしらった#3では弦のピチカートが印象的です。そこに自然にエレピやディストーション・ギターが絡むこのアレンジ。現代では当たり前かも知れませんが、当時これは画期的だったでしょうね。
エレキギターのハーモニーが哀愁を誘う#4でもチェロのオブリガードが効いてます。ファルセットを上手く使ったサビの歌唱も抜群のメロディと相まって超キャッチー。それでいてヴァースではラフでロックな雰囲気のヴォーカルも渋く聴かせてます。
#3のファンファーレが再び登場する#7は英国っぽいペーソスも感じさせる佳曲で、ホンキートンクなピアノ・ソロが良い感じです。
元気でロックン・ロールな#8と続き、胸キュンで雄大なサビが物語の終焉が近い事を悟らせて胸を熱くさせる#9でクライマックスに。
そしてエキゾチックな終盤でしんみりさせて#10では#1のオーバーチュアがリプライズされ圧巻のフィナーレを迎えます。

全曲が切れ目無く繋がり、様々な音楽的要素を盛り込んで物語を紡ぎつつも弦のアンサンブルが統一感をもたらし、ムーグやエレキ・ギターも包み込むようにしてサウンドを構成しているこのアルバム。オーケストラ・アレンジは後にOZZY OSBOURNEの2ndアルバムDiary of a Madman のタイトル曲でゴシカルなストリングス・アレンジを担当するルイス・クラークという所も要チェック・ポイントです。

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タグリスト: プログレ  イギリス  1970年代  ポップ  コンセプト・アルバム 

 

投稿者: 2009-01-23-Fri

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Face the Music 

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Face the Music 1975 UK
1. Fire on High
2. Waterfall
3. Evil Woman
4. Nightrider
5. Poker
6. Strange Magic
7. Down Home Town
8. One Summer Dream


ELECTRIC LIGHT ORCHESTRAの5thアルバムFace the Music。
コンセプト・アルバムだった前作を踏襲したサウンドで、ストリングス・アンサンブルやクワイヤによるゴージャスな装飾が施されたPOPナンバー が連発。ただ、オーケストラ一辺倒ではなく#5の中間部で聴けるような単音シンセによるオブリガードも効果的に使い出し、ジェフ・リンのクリエイターとしての先見性を伺わせます。SEをコラージュしてのオープニングから大仰なイントロへと繋がる荘厳な序曲である#1以外は、アルバム通して落ち着いたバラードっぽい楽曲が中心で、ドラマティックだった前作と比べると平坦で地味な印象だが、セールスでは前作を上回る。小粒ながらも、次作での大ブレイクに向けて地歩を固めつつあったバンドの自信と確信が漲る充実作。ドラムのドタドタしたサウンドがちょっと気になりますが・・・






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タグリスト: プログレ  1970年代    ポップ  イギリス 

 

投稿者: 2009-08-23-Sun

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / A New World Record

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / A New World Record 1976 UK
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / A New World Record1. Tightrope
2. Telephone Line
3. Rockaria!
4. Mission (A World Record)
5. So Fine
6. Livin' Thing
7. Above the Clouds
8. Do Ya
9. Shangri-La


天才ジェフ・リン(G/Vo/Key)率いる英国の7人組ロック・バンドELOの6thアルバムA New World Record。
シンセを大胆に使用したスペイシーなオープニングから重厚なストリングス・セクションが入り、ELO流ウルトラ・ポップに展開する#1。叙情的なバラード#2。キャッチーなロックンロールの#3。ドラマティックかつセンチメンタルなバラード#4。UH~LAというフレーズが一度聴いたら耳から離れないキャッチーなポップス#5。ピチカートのオブリガードが印象的な#6。ギターのリフがリードする#8。ストリングスが甘い雰囲気を増幅するバラード#9。等々、BEATLES由来のリッチでキャッチーなメロディを持った各曲で自前のストリング・セクションがバッキングにオブリガードにと大活躍すると同時に、モーグ、メロトロン、ウーリッツァー等電子・電気楽器を楽曲のテイストに合わせて組み合わせ、又一段とゴージャスなサウンドを完成させました。


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タグリスト: プログレ  ポップ  イギリス  1970年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2009-11-08-Sun

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Out of the Blue

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Out of the Blue 1977 UK
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Out of the Blue1. Turn to Stone
2. It's Over
3. Sweet Talkin' Woman
4. Across the Border
5. Night in the City
6. Starlight
7. Jungle
8. Believe Me Now
9. Steppin' Out
10. Standin' in the Rain
11. Big Wheels
12. Summer and Lightning
13. Mr. Blue Sky
14. Sweet Is the Night
15. Whale
16. Birmingham Blues
17. Wild West Hero


ELECTRIC LIGHT ORCHESTRAの7thアルバムOut of the Blue。
コンセプトアルバムのELDORADO(1974年)以降着実にヒットを飛ばしてきたELOによる極上のPOPミュージックが楽しめます。アナログでは2枚組で2枚目のA面(CD#10~#13)4曲は「雨の日のコンチェルト」というメドレーになっています。ヴァイオリン×1名、チェロ×2名の弦楽器部隊を擁した最後の作品でもあり、さながら従来からのELOサウンドの集大成といった様相を呈してます。弦やシンセに加えヴォコーダーなど最新機材も自然に溶け込ませる天才的なジェフ・リン(Vo/G/Key)のセンスにより、ジャングルビートからメキシカン風味に純英国風POPと音楽性も盛りだくさん。ファルセットを使用したコーラスもELOのカラーとして確立され、アップテンポのキャッチーなナンバーでは出現頻度も高くなってます。
金属音のオブリガードが待ち遠しくてワクワクする#13を含む、端正でしっとりと、それでいて爽やかな前述のメドレー「雨の日のコンチェルト」をはじめ、煌くウルトラPOPチューン#1や心に染み入るバラード17# など、とにかく珠玉のメロディーがゴージャスなアレンジで楽しめる全17曲。時代を超えたエバーグリーンなアルバムです。


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タグリスト: プログレ  イギリス  1970年代  ポップ 

 

投稿者: 2009-12-16-Wed

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Discovery

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Discovery 1979 UK
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRAの8thアルバムDiscoveryのレビュー。
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Discovery1. Shine a little love
2. Confusion
3. Need her love
4. The diary of Horace Wimp
5. Last train to London
6. Midnight blue
7. On the run
8. Wishing
9. Don't bring me down



このアルバムより、正式メンバーだったヴァイオリンとチェロの3人がライブのみのメンバーに降格となり、ジェフ・リン(Vo/G/Key)、ペヴ・ベヴァン(Dr)、リチャード・タンディ(Key)、ケリー・グロウカット(B)の4人編成に。

レコーディングでは従来通りルイス・クラークのアレンジ・指揮の下オーケストラも使用されているが、サウンド的にはストリングス・セクションが若干控え目になり、その分シンセや#4,#6で聴かれるヴォコーダーといった新しい機材が進出。しかし、そこはさすが天才ジェフ・リン。ストリングスと電子楽器を巧みに融合させて極上のポップ・ワールドを展開。
シングル・ヒットした#1,#5,#9のように、ディスコ・ビートを上手に取り入れて大衆の耳に広く届ける、時代の空気を敏感に嗅ぎ取ったプロデューサー的手腕も見事。
シンセを多用したエレクトロニック・ポップ風な#4,#7、胸キュン・メロディのバラード#3,#6,#8、など脇を固める楽曲群もBEATLES由来の英国的ポップ・テイスト溢れるメロディの佳曲で占めた高品質ポップ・アルバム。


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タグリスト: プログレ  イギリス  1970年代 

 

投稿者: 2014-05-16-Fri

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