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投稿者: -----------

MAGENTA / SEVEN

MAGENTA / SEVEN 2004 UK
1,Gluttony
2,Envy
3,Lust
4,Greed
5,Anger
6,Pride
7,Sloth



女性Vo英国シンフォ・バンドMAGENTAの2nd。
イエスやルネッサンスが引き合いに出されるようだが、どうなんでしょう?
確かに「同じ音程の音を繰り返すコーラス」はイエスっぽいけど、それほどテクニカルで複雑でもないし、ルネッサンス云々に至っては「女性Vo」だけが唯一の共通点って感じも。それより、そんな形容が不要なほどMAGENTAとしてのスタイルが確立されていると思う。細かいヴィブラートが独特で澄み切ったクリスティーナ嬢の歌声、英国らしい落ち着いた雰囲気と叙情性、現代のバンドらしいデジタル・シンセのクリアなサウンド。「七つの大罪」をタイトルに戴く楽曲は、そのほとんどが10分クラスの長尺でじっくり、しっとり聴かせます。シンセ等と生の弦が織り成すオーケストレーションが、凛とした空気感と適度なウェット感の絶妙なバランスで独特の音場を醸成。しっとりした#2や#5は女性ボーカル・ファンなら必聴です。
しばらく入手困難だったこの名盤がリマスター&DVD付で登場!






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タグリスト: プログレ  女性ボーカル  イギリス    2000年代  コンセプト・アルバム 

 

投稿者: 2009-08-26-Wed

MAGENTA / Revolutions

MAGENTA / Revolutions 2001 UK
MAGENTA / RevolutionsDISC 1
1.Children of the Sun
2.Opus
3.The White Witch

DISC 2
1.Man and Machine
2.Opus
3.Genetesis
4.The Warning


女性ボーカルをフィーチュアした英国のプログレッシブ・ロック・バンドMAGENTAのデビュー作。いきなり2枚組で20分クラスの組曲を4つ含む7曲という構成ながら、曲作りが巧みな為通して一気に聴けてしまいます。サビの盛り上がりを連想させるキャッチーなオープニング#1でハートを鷲づかみにした後は、手を変え品を変えてのシンフォニックで痒いところに手が行き届いたアレンジで集中力を持続させます。アコギ、シンセ、ローズ、オルガン等楽器の音色もカラフルでいながらケバケバしくならない上品なセレクトで楽曲の各パートに必然性を持って登場するので飽きません。そしてなんといってもクリスティーナ(Vo)の気品ある歌唱が英国産である事を高らかに主張。”動”の場面ではパワフルに”静”の場面ではしっとりと、表現力バッチリに聴かせます。
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タグリスト: プログレ  女性ボーカル  イギリス  2000年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2009-09-24-Thu

MAGENTA / Home

MAGENTA / Home 2006 UK
MAGENTA / Home1. This Life
2. Hurt
3. Moving On
4. My Home Town (Far Away)
5. Brave New Land
6. The Journey
7. Towers of Hope
8. Demons
9. Morning Sunlight
10. Joe
11. A Dream
12. The Visionary
13. Journey’s End
14. The Travellers Lament
15. Home


英国の女性ボーカル叙情プログレッシブ・ロック・バンドMAGENTAの3rdアルバム Home。

自分のHOME=原点を求めてアメリカを旅する、英国女性の心象風景が描かれたコンセプト・アルバム。
場面転換を促す小曲によって各曲が有機的に繋がり、物語が進行していきます。

前作の名盤Seven程レンジの広いドラマ性は無く、強弱の振幅が狭く絞り込まれている印象ですね。しかし、その分静かに語られるストーリーが、より心に染み渡る効果をもたらしています。
アレンジ面も派手なオーケストレーションや変拍子は控えめで、エレピやオルガンにアコギといった素材の良さがそのまま活かされている印象。
クリスティーナ嬢の歌唱も又しかりで、切々と歌われるメロディに気品あるしっとりした歌声が絶妙なマッチングを見せています。

深夜バスなんかで旅する際、良いお供になりそうなアルバムですね。
いや、そんな予定無いけど・・・
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タグリスト: イギリス  プログレ  2000年代  女性ボーカル 

 

投稿者: 2010-11-28-Sun

MAGENTA / Metamorphosis

MAGENTA / Metamorphosis 2008 UK
MAGENTA / Metamorphosis1. Ballad of Samuel Layne
2. Prekestolen
3. Metamorphosis
4. Blind Faith


英国の女性ボーカル・シンフォ・プログレ MAGENTAの5thアルバムMetamorphosis。

20分クラスの長尺曲#1と#3を擁する全4曲という、1st「Revolutions」や2nd「Seven」といった初期の名作を思い起こさせる”らしい”構成で、否が応でも期待は高まるというものです。
内容も期待に違わず濃厚。
クリスティーナ(Vo)の若干鼻にかかったナチュラル・ヴィブラート・ヴォイスや荘厳なシンセによるアレンジ、印象的なメロディによるコーラス・パートは健在。
要所要所で生のストリングス・セクションやこの筋では引っ張りだこのゲスト トロイ・ドノックリーによるイリアン・パイプスのスパイスを効かせ、彼ら独特のしっとりとした世界を醸成している点も初期の姿そのもの。
さらに今作では、アルバム・カヴァーのインパクトを体現したかのようなヘヴィなギター・リフも増量。
そのヘヴィさに最初はたじろぎましたが、#1は第一次世界大戦に赴く兵士の物語だし、#3に至っては精神分裂症者による連続殺人の話、ということで徐々に曲のテーマを表現する為の必然であることに気付きます。
といっても、ヘヴィ・メタルのように表層的な激しさによる表現ではなく、もっと繊細なタッチで心象風景を描くような芸風なので、構えずに奥行きのあるサウンドに身を任していればいいんですよね。
#3ラストのスライド・ギターがかぶさるリフレインや「Seven」の繊細なしっとり感を想起させる#4。
この辺りの豊かな叙情性は、うっとり没入してずっと聴いていたくなる程です。
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タグリスト: イギリス  プログレ  2000年代  女性ボーカル  シンフォニック 

 

投稿者: 2010-12-04-Sat

MAGENTA / Chameleon

MAGENTA / Chameleon 2011 UK
MAGENTA / Chameleon1. Glitterball
2. Guernica
3. Breathe
4. Turn the Tide
5. Book of Dreams
6. Reflections
7. Raw
8. The Beginning of the End
9. Red


ロブ・リード(G/Key)率いるウェールズの女性ボーカル シンフォ・バンドMAGENTAの6thアルバム Chameleon。

シンセのリフからスタートしスケールの大きな展開の中、クリスティーナ・ブース(Vo)の柔らかい声質の歌唱が響く#1。
イントロでしっとりシンフォニックなストリングス・セクションにシンセ・ストリングスが絡み、流行の(?)オート・チューンを掛けたボーカルで意表を突く#2。歌唱パートはコンテンポラリーなテイストでメロディック&キャッチーに進行。ストリングスのオブリガードやクリス・フライ(G)による叙情的なアコギの間奏が強力なフックとなっています。
アコギのアルペジオをバックにした叙情パートとハード・エッジなギターがリードするヘヴィなパートを劇的に対比させた#3。サビにおけるピアノのアルペジオが初期ゴシック・メタル風でもあります。
クリスティーナの美声をフィーチュアしたバラード#4。中間部の静謐なシンセ・ソロからバンド・インし壮大に盛り上がります。
6拍子+4拍子パターンのリズムの仕掛けが耳を惹く#5。ピアノやクワイヤによる荘厳な中間部が、全体に漂う叙情ムードを増強。
Sevenの名バラードAngerを彷彿させる、クリス・フライのアコギ1本による叙情的なインスト・ナンバー#6。
エッジの効いたギターがリードするダークなテイストの#7。
しっとりした中にも爽やかさを感じさせる、コンテンポラリーな質感の#8。
雄大な演奏をバックにクリスティーナの伸びやかな歌唱とスライド・ギターが映える#9。クワイヤにチャイムを絡めたエンディングに向けてのリフレインが感動的。

20分クラスの大作2曲を含む4曲構成に加えヘヴィなエッジとダークな色彩で重苦しさすら感じられた2008年の前作Metamorphosisから一転し、幾分コンパクトにまとめた9曲構成となった新作。
コンパクトな中にキャチーさとプログレッシブな要素を巧く凝縮し、各曲の起承転結がはっきりとまとめられています。
名盤Sevenと同等の出来じゃないですか、これは。
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タグリスト: プログレ  イギリス  2010年代  女性ボーカル  シンフォニック 

 

投稿者: 2012-02-25-Sat

MAGENTA / The Twenty Seven Club

MAGENTA / The Twenty Seven Club 2013 UK
MAGENTAの6thアルバムTwenty Seven Clubのレビュー。
ケルティック・シンフォの傑作KOMPENDIUMでも手腕を発揮したロブ・リードの才能はまだまだ尽きる事の無いようで、本家MAGENTAの新作においてもドラマティックなシンフォニック・ロックを展開している。
アルバム・タイトルは27歳で他界したミュージシャン達の総称で、収録された各曲もそれぞれが故人をテーマにしたものになっており、あまりにもストレートな楽曲タイトルや#2でのクライベイビー、#6でのアコギのスライドギターなど故人のプレイのオマージュにもニヤリとさせられる。

MAGENTA / The Twenty Seven Club1. The Lizard King
2. Ladyland Blues
3. Pearl
4. Stoned
5. The Gift
6. The Devil at the Crossroads


ミステリアスな中近東ムードで幕を開ける#1(ジム・モリソン)。曲調が様々な表情を見せて変貌していき、軽やかな雰囲気のパートを盛り込みながら叙情的に盛り上げる展開の妙が楽しめる。タイトルは爬虫類に関心があったジム・モリソンにちなんで2013年に命名された4000万年前に生息していた巨大トカゲに由来している。
ワウを掛けたギターが主導し、ストリングス・セクションも絡め躍動感あるパートからダークなパートなどを経て大団円を迎える#2。(ジミ・ヘンドリックス)
悲しくくぐもったエレピがリードするバラード#3(ジャニス・ジョプリン)。
シンセが全編で活躍、静動の起伏を付けながら展開し、終盤の切ない叙情が胸に突き刺さる#4。(ブライアン・ジョーンズ)
ゆったりとしたテンポでスケール感あるアレンジで聴かせる#5。(カート・コバーン)後半はスライド・ギターの泣きにストリングス・セクションを絡め怒涛の叙情で畳み掛ける。
転調による場面転換で進行、オマージュとしてアコギのスライドがあしらわれたパートを持つ#6(ロバート・ジョンソン)。

テーマがテーマなだけにハッピーな感じは無いものの、故人の生前の活躍を髣髴させる躍動感あるパートや、魂を鎮めるような叙情パートなど才人ロブ・リードのストーリー・テラー振りにまたしてもやられたという感じ。
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タグリスト: プログレ  イギリス  2010年代  女性ボーカル  シンフォニック  コンセプト・アルバム 

 

投稿者: 2014-03-19-Wed

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