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ANEKDOTENのレビュー

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投稿者: -----------

ANEKDOTEN / Vemod

ANEKDOTEN / Vemod 1993 SWEDEN
ANEKDOTEN / Vemod1. Karelia
2. Old Man and the Sea
3. Where Solitude Remains
4. Thoughts in Absence
5. Flow
6. Longing
7. Wheel
8. Sad Rain


スウェーデンのKING CRIMSONフォロワーANEKDOTENの1993年1stアルバムVemod。
メタリックな質感は中期KING CRIMSONって感じだが、このバンドがエラいところはちゃんと現代風なヘヴィさにアップグレードされているところ。#3のイントロのベースにKOされました。又そのあとすぐ叙情パートを持ってくるあたりが非常に巧み。アコースティックな#6や本編ラストの#7の不条理反復リフの怪しい雰囲気も良いが、日本盤ボーナスの「SAD RAIN」のメロトロン大洪水には、イントロからただただ絶句。キーフっぽい雰囲気のジャケットもいいなぁ。

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タグリスト: プログレ  メロトロン  北欧  1990年代  変拍子 

 

投稿者: 2009-09-03-Thu

ANEKDOTEN / Nucleus

ANEKDOTEN / Nucleus 1995 SWEDEN
ANEKDOTEN / Nucleus1. Nucleus
2. Harvest
3. Book Of Hours
a)Pendulum Swing
b) The Book
4. Raft
5. Rubankh
6. Here
7. This Far From The Sky
8. In Freedom


スウェーデンの鬱系プログレッシブ・ロック・バンドANEKDOTENの2ndアルバムNucleus。
鋼鉄のように重厚なベースがうねる現代的暗黒ヘヴィ・グルーヴが突然耳を襲う#1で単なる懐古趣味バンドで無いことを強烈にアピール。静かな中での反復フレーズによるポリリズムのずれが心地良いトリップ感を生む#3の前半もKING CRIMSONの影響丸見えながら、後半では同郷のANGLAGARDにも通ずる不条理濁音によるカオティックな展開で今を生きるバンドとしてのアイデンティティを主張しています。アンナ・ソフィ(Cello/Mellotron)のチェロがレトロな叙情を醸しだす#6。メロディアスな叙情と不条理ヘヴィネスが融合した#7。チェロが終始楽曲をリードし、男女ボーカルによるユニゾン歌唱が官能的な#8。等々、メロトロンを中心にフェンダー・ロ-ズ、クラビネット、ポンプ・オルガンなどアナログ・キーボードが場面ごとに効果的に使用されており、時に寂寥感を演出しながら、又別の時には重量感抜群なリズム隊の醸し出す凶暴なグルーヴを後押ししています。


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タグリスト: プログレ  メロトロン  シンフォニック  北欧  1990年代  変拍子 

 

投稿者: 2009-11-22-Sun

ANEKDOTEN / From Within

ANEKDOTEN / From Within 1999 SWEDEN
ANEKDOTEN / From Within1. From within
2. Kiss of life
3. Groundbound
4. Hole
5. Slow fire
6. Firefly
7. The sun absolute
8. For someone


スウェーデンの鬱系プログレANEKDOTENの3rdアルバムFrom Within。

バンドが一体となってのヘヴィ・グルーヴで迫るインストゥルメンタル・パートとヴィブラフォンを効果的に使用したクールなボーカル・パートの対比がダイナミズムを生む#1。
メロトロンとギターによる重厚なユニゾン・リフが印象的な#2。
中間部での軋むギターがKING CRIMSONを彷彿させる#3。
ニクラス・ベルグ(G/Vo)とピーター・ノルディンス(Dr)がLANDBERKのメンバーと組んだ、ホラー映画のサントラを題材にしたプロジェクトMORTE MACABREのような不気味な迫力のメロトロンがのっけから全開の#4。ボーカル・パートはヴィブラフォンが神秘的なムードを付加し、陰鬱かつ静かに展開。
不条理系メタリックなリフに不安感を煽るメロトロンが絡む#5。
リズムにトリッキーなトラップを仕込んだ暗鬱ギター・リフが淡々とリード、メロトロンがアクセントとなった#6。
コード=Aで延々展開するダークでクールなベース・リフ上をメロトロンやアンナ・ソフィ(Key)のチェロが不気味に浮遊するインストゥルメンタル#7。
叙情的なアコギのアルペジオをバックに儚く美しく紡がれた小品#8。

極北の暗く長い冬の夜を想起させる静かなダークネスの中に、炭火のような暖かさも感じさせるオーガニックなサウンド。
主に中音域で鳴らされるメロトロンがヘヴィなギターやベースと一体となり、独特のダークなうねりを醸成しています。


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タグリスト: プログレ  1990年代  北欧  変拍子  メロトロン 

 

投稿者: 2011-01-22-Sat

ANEKDOTEN / Gravity

ANEKDOTEN / Gravity 2003 SWEDEN
ANEKDOTEN / Gravity1. Monolith
2. Ricochet
3. The War Is Over
4. What Should But Did Not Die
5. SW4
6. Gravity
7. The Games We Play
8. Seljak



スウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンドANEKDOTENの4thアルバムGravity。

ヘヴィなグルーヴと唸りを上げるメロトロンによる音のカベが押し寄せるド迫力の#1。ヘヴィな中にもヴィブラフォンのもたらす寂寥感が効いてます。
スペイシーなメロトロンの白玉リフ、アルペジオをバックにした歌唱パートなど、キャッチーに仕上がった#2。終盤のサイケな音色のオルガン・ソロも味わい深いです。
パーカッションとアコギの伴奏をベースに淡々と詩情を綴った#3。冷ややかな音色のメロトロンがサビのコーラス・ハーモニーを増強したり、サウンド全体の陰影を浮かび上がらせたりと活躍。
底辺をうねるベース・ライン、くすんだ音色のオルガンとクリーン・ギターのアルペジオでクールに鬱な叙情を描く、重く静かな#4。
サンプルのように無機的でシンプルなビートに妖しげな男女混声コーラスが舞う#5。エフェクトによるSEのようなサウンドスケープやアンビエントなピアノをあしらって実験的ムードも漂います。
暗鬱ボーカル・メロディとヴィブラフォンによる静のパートと、メロトロンとヘヴィ・グルーヴが覆い尽くす動のパートがせめぎあうタイトル・トラック#6。
グラスハープのようなやわらかい音色のサウンドで霧のように包まれたアコースティック小品#7。
4拍子ながらアクセントをずらしたトリッキーなリズムがフックとなったインストゥルメンタル・ナンバー#8

重金属のようなベースが押し捲る直接的なヘヴィネスがやや後退、トレモロがかかったヴィブラフォンやオルガンの不穏なサウンドでダークな心象風景を描き、メロトロンが効果的にアクセントをつける事でサウンドが整理され、随分聴き易くなりました。このオルガン、クレジットにあるFARFISAなるイタリアの電子オルガンかもしれません。


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タグリスト: プログレ  2000年代  メロトロン  北欧 

 

投稿者: 2011-05-06-Fri

ANEKDOTEN / A Time of Day

ANEKDOTEN / A Time of Day 2007 SWEDEN
ANEKDOTEN / A Time of Day1. The Great Unknown
2. 30 Pieces
3. King Oblivion
4. A Sky About to Rain
5. Every Step I Take
6. Stardust And Sand
7. In For A Ride
8. Prince of the Ocean

スウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンドANEKDOTENの5thアルバムA Time of Day。

従来の引き摺るような重金属的ヘヴィネスと比べると若干質感を変えた埃っぽいネバリを感じさせるギター・リフのオーガニックなグルーヴに、メロトロンが絡みつくアップテンポ・ナンバー#1。
サイケなテイストのオルガンがクールに展開する#2。終盤のピアノとメロトロンをバックにした寂寥感たっぷりなフルートのソロが最高。
ルート音の動きが少ないベース・ラインとギターのアルペジオ・パターンで淡々と進行する#3。
ダークな中にも仄かな暖かさを感じさせる歌モノ#4。曇天を思わせるメロトロンは勿論、スペイシーなモーグ・シンセのソロも印象的です。
#4から繋がったインストゥルメンタル・ナンバー#5。ヴィブラフォンが寂寥感を醸し出しています。
アコギのアルペジオをバックにしたフォークな序盤から、メロトロンとARPシンセのスペイシーなインスト・パート、男女ユニゾン・ボーカルの妖しいパートと展開していく静寂の#6。
一転して古びたオルガンとメロトロンのイントロ・リフがリードする軽快なテンポの#7。
再び男女ユニゾン・ボーカルで妖しくも淡々と進行しつつも、ダークな中に一筋の光明を見出してエンディングを迎える#8。

#1,#7のような攻撃的な楽曲を含みつつも、よりリラックスした曲調が大半を占める作風となりました。
代名詞のようなメロトロンももはや飛び道具では無く、ギターやベース、オルガンなど他のパートや他の鍵盤楽器とオーガニックに絡むことで、即効性の有るあからさまな泣きよりもむしろ心の深い部分に突き刺さる訴求力を発揮。バンドとしての成長が感じられます。


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タグリスト: プログレ  北欧  2000年代  メロトロン 

 

投稿者: 2011-09-16-Fri

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