SEARCH


ARTISTS


アルバム検索


人気のレビュー


RSS


ARCHIVES


>

IQのレビュー

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

投稿者: -----------

IQ / Tales from the Lush Attic

IQ / Tales from the Lush Attic 1983 UK
IQ / Tales from the Lush Attic1. The Last Human Gateway
2. Through The Corridors
3. Awake And Nervous
4. My Baby Treats Me Right ‘Cos I’m A Hard Lovin’ Man All Night Long
5. The Enemy Smacks


70年代末の英国に勃興したNWOBHMムーブメントに呼応するかのように起こったプログレッシブ・ロック再興ムーブメント=ポンプ・ロック。そのシーンの代表格であるIQの1983年デビュー作Tales from the Lush Attic。
ピーター・ゲイブリエル期GENESISのシアトリカルなヴォーカルと、ゲイブリエル後GENESISが確立したシンフォニックなプログレの型を融合したサウンドは非常にありがちながら、いきなりの19分超チューンである#1から見せる巧みな場面転換による長尺の構成力はなかなかなものです。曲想優先でヴォーカルのメロディがイマイチついて行っていない所は若干の苦笑も禁じえませんが・・・そんなぎこちないヴォーカルと固めのシンセ・サウンドが折角の叙情味を殺いでいる所も若さ故か。キャリアを重ねる事で表現力を増して行ったピーター・ニコルス(Vo)のヴォーカルも、マァこれが1stだし仕方が無いとしても、キツ目の矩形波っぽいシンセ・サウンドがもうちょいポルタメントとかエコー処理で滑らかだったら印象もかなり変わったと思いますね。

アマゾンで買う

フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグリスト: プログレ  メロトロン  イギリス  1980年代  幻想的 

 

投稿者: 2009-09-01-Tue

IQ / The Wake

IQ / The Wake 1985 UK
英国のプログレッシブ・ロック・バンドIQの2ndアルバムThe Wakeのレビュー。

IQ / The Wake 1. Outer Limits
2. The Wake
3. The Magic Roundabout
4. Corners
5. Widow's Peak
6. The Thousand Days
7. Headlong


IQ / The Wake全曲紹介


軽快な5拍子に乗ってシンセ・ストリングスとクリーンなアルペジオがリード。中間部では7拍子にシフト・チェンジしてテーマ・メロディをギターやシンセでアレンジして聴かせる等、定番の手法ながら考え抜かれた構成が見事な#1。
キャチーなテイストも織り交ぜつつ、ミステリアスなシンセのリフレインからドッシリしたビートで堂々としたアンサンブルを展開する#2。
序曲的な#2の余韻に繋げたシンセのぶ厚いイントロから軽快な7拍子、まろやかなフレットレス・ベースがたゆたう歌唱パート、とめまぐるしく展開。サビでは#2のメロディが再登場し関連性を持たせ、スペイシーなギターのシンフォニックなソロでフェイドアウトする#3。
スティール・ドラムのような音色のシンセとエレクトリック・シタールをフィーチャーした無国籍風エキゾチックな#4。
クリーン・ギターの7拍子アルペジオに絡むムード抜群のフルート系シンセとぶ厚いパッド系シンセが織り成す翳りある冒頭から、シンフォニックかつスリリングに発展。希望的な歌メロを補完するパワフルなドラムが楽曲のダイナミクスを増強する9分超の#5。
単にポップに終わるのではなく少々捻ったインスト・パートを挿入するセンスが素晴らしい、ギターの軽快なカッティングとシンセ・ストリングスがリードするキャッチーなボーカル・ナンバー#6。
ラストを飾る#7は伝統的英国叙情を漂わせた静かな冒頭から、ヘヴィなビートに乗せたスケール練習のようなGENESIS風シンセ・ソロとギター・ソロに続き、#1のモチーフを長3度メジャー版にしたフレーズが登場、アルバムとしての統一感を醸成。ラストのフォークロア風味を感じさせるギターのリフレインも良い感じ。

GENESISフォロワーから独自性を打ち出し始める


GENESIS影響下のポンプ・ロック勢の例に漏れず、このIQもピーター・ニコルズ(Vo)のピーター・ガブリエルをよりデフォルメしたような歌唱とマーティン・オフォード(Key)のシンセ・ストリングスを中心としたシンフォニックなアンサンブルが特徴。
ハイトーンに付いていけず、しゃくるような歌唱になってしまう#1のように少々辛い部分もあるピーター・ニコルズ。アイデンティティ確立の過程での試行錯誤の1ページということか。
自然に聴かせる変拍子やここぞという場面でのキメ・フレーズなど、テクニックに走らずメロディとアンサンブルを大切にした等身大のシンフォニック・ロックが好感度高し。彼らのクラシックとも評される1枚。

IQ - The Wake





IQ / The Wake をアマゾンで買う

フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグリスト: プログレ  イギリス  1990年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2009-09-02-Wed

IQ / Ever

IQ / Ever 1993 UK
英国のプログレッシブ・ロック・バンドIQの5thアルバムEverのレビュー。

IQ / Ever1. The Darkest Hour
2. Fading Senses:
i) After All
ii) Fading Senses
3. Out Of Nowhere
4. Further Away
5. Leap Of Faith
6. Came Down


IQ / Ever全曲紹介


中間部のインスト・パートも変拍子やポリリズムを導入したアンサンブルで、耳に引っかかりを残す仕掛けが巧み。ドラムのロールで幕を開け変拍子を交えた緊張感あるプログレッシブなインストゥルメンタル・パートから、爽やかに疾走するボーカル・パートに移行する#1。
キラキラしたシンセのアルペジオとフレットレス・ベースのまろやかな響きに優しいボーカルが乗るバラード調の前半、ダークなインストゥルメンタル・パートの後半という2部構成の#2。
得意の7拍子でタイトに迫るリフを序盤と終盤に配し、キャッチーなボーカル・パートをサンドした#3。
#2とは微妙にレイヤー音色を変えたキラキラ・シンセのアルペジオにパッド系シンセ、フレットレス・ベース、ピーター・ニコルスの切ないボーカルでしっとりとしたムードを醸成する序盤、バンドインしてからのヘヴィなパートを交えてのロックな展開と、様々な起伏で14分超を描写。マーティン・オフォード(Key)のシンセがリードする、GENESISばりのドラマティックなインストゥルメンタル・パートがアルバム随一のハイライトとなった#4。
印象的なピアノとシンセによるメイン・リフ、12弦ギターのアルペジオをパッド系シンセが包み込むむバラード。中間部~終盤ではまたもやGENESISをルーツとする7拍子プログレ・パートが登場。ハケット風なライトハンドを聴かせるギターや、単音フレーズを奏でる矩形波っぽいシンセのレトロな響きもナイスな#5。
4人編成時のGENESISがアルバム終盤でやっていた手法を想起させる、#5のムードを引継ぎメドレーで繋がる#6。

ボーカル・パートはキャッチーに変拍子もさりげなく、楽曲個々の展開やインスト・パートでは思わずニヤッとさせる大小のプログレッシブな技を仕込み、程良い緊張感とともに瑞々しく爽やかなシンフォニック・ロックにまとめあげたアルバムです。


IQ / Everをアマゾンで買う

フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグリスト: プログレ  イギリス  シンフォニック  1990年代 

 

投稿者: 2009-09-03-Thu

IQ / Dark Matter

IQ / Dark Matter 2004 UK
IQ / Dark Matter1. Sacred Sound
2. Red Dust Shadow
3. You Never Will
4. Born Brilliant
5. Harvest Of Souls


80年代にポンプ・ロック・シーンを牽引したベテラン・プログレ・バンドIQの8thアルバムDark Matter。
4~5分台のコンパクトな楽曲#2,#3,#4を曲間無く繋ぎ長尺曲#1,#5でサンドイッチするアルバム構成は、コンセプト・アルバムかと見紛うほどの統一性で時間があっという間に過ぎて行きます。コンパクトな楽曲群は、叙情的な#2、緊張感ある序盤とキャッチーなサビを持つ#3、思索ナンバー#4とそれぞれが明快なキャラクターを持ち、デジタル・シンセによるシンフォニックなストリングス系サウンドやサンプラーと思しきモーグ、コルグCX3によるハモンド等のヴィンテージ・サウンドによるアクセントが効いたアレンジに、キャッチーでフック満載のヴォーカルやギターのメロディが乗る全く隙の無い完璧な構成。それに輪をかけて完璧なのがポジティブで高揚感溢れる#1や、緩急織り交ぜた組曲形式で24分超の物語を紡ぐ#5。豊富なアイディアによるプログレッシブ・ロック的なおいしいパーツが随所に点在しながらも、最終的には明快な楽曲キャラクターにまで昇華する手腕が見事な素晴らしいアルバムです。

アマゾンで買う

フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグリスト: プログレ  イギリス  変拍子  2000年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2009-09-05-Sat

IQ / Frequency

IQ / Frequency 2009 UK
IQ / Frequency1. Frequency
2. Life Support
3. Stronger Than Friction
4. One Fatal Mistake
5. Ryker Skies
6. Province
7. Closer


英国のベテラン・プログレ・バンドIQの2009年9thアルバムFrequency。
マーティン・オフォードに代わりマーク・ウェストワース(Key)、ポール・クックに代わりアンディ・エドワーズ(Dr)と2名のオリジナルメンバーの交代を経て制作。(ポール・クックは後に復帰)アルバム・タイトルのFrequency=周波数やブックレットに記されたモールス信号「・・ --・-」=IQ、「・・-・ ・-・ ・ --・- ・・- ・ -・ -・-・ -・--」=Frequency、#2後半のメロディが#6で再登場、#3,#4,#5がクロスフェードして繋がっている所、等々にコンセプチュアルなムードが漂います。前作Dark Matterでシンフォニックプログレの奥義を習得した彼ららしく、巧みで自然な場面転換による曲構成やメロトロン風、ピアノ、エレピ、ズ太いアナログ風シンセ・リード、オルガンなど実はカラフルながらも品良く纏め上げられたキーボードの活用センスに老獪なまでの余裕を感じさせます。印象的で美しいメロディとそれを活かすピーター・ニコルス(Vo)のマイルドな歌唱を中心に据え、堅実なアンサンブルでドラマティックに物語を紡ぐスタイルは不変です。場面毎の鍵盤音色選択センスが光るドラマティックなオープング・ナンバー#1、ピアノの伴奏とヴォーカル・ラインが美しすぎる#2、高揚感あるキャッチーな序盤から瑞々しい中盤ときて、7拍子の不条理グルーヴがうねる後半へのスムーズな流れに一転の曇りも無い#3、透明感溢れるバラードからミステリアスな#5に繋がる#4、静と動のコントラストによる緊張感を伴ったミディアム・テンポの#5、祈りにも似た静かなヴォーカル・ラインからヘヴィな激流パートを経て大団円を思わせるクライマックスで頂点を極め、再び静かに幕を引くアルバムのハイライト#6。そして、清涼感とセンチメンタリズムを持ち合わせた#7で余韻を持たせたラスト。アルバム全体の構成も練りこまれてます。


アマゾンで買う


フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグリスト: プログレ  イギリス  2000年代  変拍子  シンフォニック 

 

投稿者: 2009-10-03-Sat

IQ / The Road Of Bones

英国のプログレッシブ・ロック・バンドIQの前作Frequency以来5年振りとなる10thアルバムThe Road Of Bones。


IQ / The Road Of Bones 2014 UK
IQ / The Road Of Bones1. From The Outside In
2. The Road Of Bones
3. Without Walls
4. Ocean
5. Until The End


クールでスリリングなムードのヴァースから突き抜けるサビへの移行が鮮烈。ヘヴィなミディアム・テンポの#1。
ピアノやシロフォンをアクセントに柔らかなパッド系シンセをバックにした序盤~中盤、続く最後の2分半は荘厳なシンセストリングスとヘヴィなドラムがリードする深遠なパートへと展開するタイトルトラック#2。
軽いサンプル・ビートの上を浮遊するパッド系シンセが柔らかく包むバラード、ヘヴィな中間の歌唱パート、アコギやシンセを絡めた静謐パート、テンポアップしてのインスト・パートなど、変拍子も忍ばせながら目まぐるしく展開していく19分超のプログレ超大作#3。
トリッキーなリズム・セクションのひっかかりを持つ柔和なバラード・ナンバー#4。
ヘヴィネスとミステリアスが支配するプログレッシブなパートから、キャッチーかつメロディアスなボーカル・パートへ移行、シンフォニックな大団円を経て静かに幕を降ろす12分の大作#5。

さすがIQ、スタイルを確立させた者だけが持つ威厳


特に冒頭3曲において、シリアスでヘヴィなパートからメロディアスで開放的なサビへの転換がドラマティックに決まっている。
アナログ・シンセやオルガン系、ストリングスなどオーソドックスながらツボを押さえたキーボードの音色、ヘヴィなビートと華麗なロールを叩き出すドラム、安定したピーター・ニコルスの歌唱と、スタイルを確立させた者だけが持つ威厳すら感じさせる重厚なサウンドが全編を覆う名作。

IQ - The Road Of Bones





IQ / The Road Of Bonesをアマゾンで買う

フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグリスト: プログレ  イギリス  2010年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2014-05-06-Tue

 | ホーム | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。