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RIVERSIDE / Rapid Eye Movement

ポーランドのプログレ・バンドRIVERSIDEの3rdアルバムRapid Eye Movement。


RIVERSIDE / Rapid Eye Movement 2007 POLAND
RIVERSIDE / Rapid Eye Movement1. Beyond the Eyelids
2. Rainbow Room
3. O2 Panic Room
4. Schizophrenic Prayer
5. Parasomnia
6. Through the Other Side
7. Embryonic
8. Cybernetic Pillow
9. Ultimate Trip


#1のストリングスにかぶさる美しい男声コーラスからのゾクゾクする展開と、ヘヴィな不条理系リフに絡みつく程よくダーティなオルガンが最高。全体的には”屈折度の低いPORCUPINE TREE”っていう感じで、ボーカルも”鼻にかからないスティーヴン・ウィルソン”とでも形容したら良いかな。個人的にはもっと練りや捻りがあった方が好きなので、時折単調なテーマの繰り返しが気になる部分もありますが、プロダクションも含めてクオリティ高いですね。MYSPACEのプロフ写真がダサかったのでノーマークだったんですが、所属レーベルがPAATOSやPORCUPINE TREEと同じくINSIDE OUTっていうことで納得の1枚です。

デジパック盤にはボーナス・ディスクが付いています。実はこっちの方がおもしろかったりして。
Disc 2
1.Behind The Eyelids
2.Lucid Dream Ⅳ
3.02 Panic Room
4.Back To The River
5.Rapid Eye Movement

#1は本編オープニング曲の別バージョン。本編のようなヘヴィでゾクゾクする派手な展開もカッコ良かったが、こっちはパーカシブ&淡々とした感じの思索バージョンに仕上がってます。#2はギターがメインのインスト。ギターとオルガンによるヘヴィなリフとアナログ風シンセのソロが印象的です。#3も本編3曲目の別バージョン。淡白な本編に比べてヴォイス・エフェクトのシーケンスや分厚いシンセ・ストリングスがいい感じ。コッチの方が好きです。#4は突然PINK FLOYDの「クレイジー・ダイアモンド」が始まりニンマリさせられます。それ風なフレーズで「オヤッ」と思わせといて、やっぱり来たか!という感じがたまりません。ギターの音色や雰囲気クリソツです。#5は何故か本編アルバムと同タイトル。シンセのSEが大量に使用された思索路線です。このオマケ・ディスクじっくり聴いて思ったんですが、この人達芸風広いですよ。1つの曲でこんなに素晴らしいバージョン違い作れるなんてやっぱりタダ者じゃないですね。それとSE使ったり、ギターの感じとかにしてもFLOYD好きなんですね。

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タグリスト: プログレ  プログレッシブ・メタル  ヨーロッパ  2000年代 

 

投稿者: 2009-09-12-Sat

RIVERSIDE / Anno Domini High Definition

ポーランドの思索系メタル風味プログレ RIVERSIDEの2009年4thアルバムAnno Domini High Definition。


RIVERSIDE / Anno Domini High Definition 2009 POLAND
RIVERSIDE / Anno Domini High Definition1. Hyperactive
2. Driven To Destruction
3. Egoist Hedonist
4. Left Out
5. Hybrid Times


ザクザクしたギター・リフによるメタルなテイストと、うねるズ太いアナログ風シンセ、オールドスクールな歪みのハモンド・オルガン、そしてクールなのに深遠な思索路線の楽曲構成というRIVERSIDE独自の世界が展開されています。
一筋縄ではいかない不条理系リフに巧くブレイクを絡ませるセンスもさすが。
前述の通り鍵盤はハモンドがメインながら印象的なパートではアンビエントなピアノやテルミン(#5で大暴れしとります)まで使用し、曲のキャラを際立たせています。
ヴィンテージな音色にプログラミングと思しきシーケンス・フレーズを違和感無く溶け込ませているあたり、MICHAL LAPAJ(Key)の現代的な手法でプログレスする姿勢も素晴らしいですね。
アレンジの向上でアルバム通してダレる部分が無くなり、適度な緊張感を保ちつつ一気に聴かせてしまう構成力にも成長を感じさせます。
ジャケット・デザインは現代カヴァー・アートの巨匠、トラヴィス・スミス。音楽性にぴったりです。

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タグリスト: プログレ  ヨーロッパ  2000年代 

 

投稿者: 2009-10-17-Sat

RIVERSIDE / Shrine of New Generation Slaves

ポーランドのプログレッシブ・ロック・バンドRIVERSIDEの5thアルバムShrine of New Generation Slaves。


RIVERSIDE / Shrine of New Generation Slaves 2013 POLAND
RIVERSIDE / Shrine of New Generation Slaves1.New Generation Slave
2.The Depth of Self - Delusion
3.Celebrity Touch
4.We Got Used To Us
5.Feel Like Falling
6.Deprived (Irretrievably Lost Imagination)
7.Escalator Shrine
8.Coda



ギター、ベース、オルガンによる王道ユニゾンに痺れる#1。オルガンは時にレズリーの回転を変化させダーティなうねりを持つコード弾きにも変化。そのサジ加減が秀逸。
マリウス・デューダ(B/Vo)の味わいのある歌唱が映えるメロウなフォーク・ナンバー#2。アクセントとなるグロッケンシュピール、世界観に忠実なギター・ソロも良い。
ミディアム・テンポに乗ったヘヴィなユニゾン・リフのグルーヴが心地良い#3。オルガン・ソロが渋い。
ディレイを掛けたピアノが印象に残る切ないナンバー#4。
まろやかなトーンのシンセ・ソロが神秘的なムードを醸す幽玄な#5。終盤のサックスのソロがアーバンな寂寥感を演出。
メロトロン風な白玉、引き摺るヘヴィ・リフを内包する、一聴するとポップなメジャーキーの#6。
アルバム・ジャケットのビジュアル・イメージであろうタイトルの#7。淡々としたムードの序盤から、オルガンが唸りをあげてアップテンポに移行する4分後半からの3連シャッフル・パートでは、プログレなシンセ・ソロをフィーチュア。さらに終盤は6拍子+5拍子パターンのリフレインに深遠なコーラスへと変化する12分超の叙事詩。
#7のモチーフをアコギと歌唱で再演しタイトル通りのエンディング感を演出した#8。

前作のプログレ・メタル+思索エレクトロニック音響路線から一変、#1や#3等のクラシックなというかハッキリ言ってベタなブルーズロック風リフを軸にしたグルーヴィな展開に驚くが、これが極上のカッコ良さ。
さりげない拍子のトリックやメロウなパートへの巧みな展開、そしてマリウス・デューダの深みのある歌唱が加わり、単なる懐古趣味を余裕で超越した本物のムードが感じられます。
アルバム・カヴァー・アートはお馴染みのトラヴィス・スミス。


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タグリスト: プログレ  2010年代    ヨーロッパ 

 

投稿者: 2013-02-01-Fri

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