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2009年01月

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ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Eldorado

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Eldorado 1974 UK
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Eldorado1. Eldorado Overture
2. Can't Get It Out Of My Head
3. Boy Blue
4. Laredo Tornado
5. Poor Boy (The Greenwood)
6. Mister Kingdom
7. Nobody's Child
8. Illusions In G Minor
9. Eldorado
10. Eldorado Finale


この頃のロック・バンドが良くやってた(今でもやってるけど)オーケストラとの共演では無く、”オーケストラをロック・バンドに取り込む”というコロンブスの卵的発想でユニークなサウンドを創出したELECTRIC LIGHT ORCHESTRAの全米16位となった4thアルバムEldorado。
70年代後半にメガヒットPOPバンドへと変貌するELECTRIC LIGHT ORCHESTRAのプログレっぽい姿を納めたコンセプト・アルバムです。編成は天才ジェフ・リン(G/Moog/Vo)を中心とした4ピースのロック・バンド+チェロ2名、ヴァイオリン1名という大所帯。

スペイシーなSEとディズニーのようなメルヘンちっくなオープニングからストリングス・セクションの下降フレーズが壮大なドラマを予感させる序曲#1で幕を開け、しっとりしたストリングスをバックにした#2のピアノによるゆるやかなイントロ。もうこの部分だけでワクワクしますね。
ブラス・セクションのファンファーレをあしらった#3では弦のピチカートが印象的です。そこに自然にエレピやディストーション・ギターが絡むこのアレンジ。現代では当たり前かも知れませんが、当時これは画期的だったでしょうね。
エレキギターのハーモニーが哀愁を誘う#4でもチェロのオブリガードが効いてます。ファルセットを上手く使ったサビの歌唱も抜群のメロディと相まって超キャッチー。それでいてヴァースではラフでロックな雰囲気のヴォーカルも渋く聴かせてます。
#3のファンファーレが再び登場する#7は英国っぽいペーソスも感じさせる佳曲で、ホンキートンクなピアノ・ソロが良い感じです。
元気でロックン・ロールな#8と続き、胸キュンで雄大なサビが物語の終焉が近い事を悟らせて胸を熱くさせる#9でクライマックスに。
そしてエキゾチックな終盤でしんみりさせて#10では#1のオーバーチュアがリプライズされ圧巻のフィナーレを迎えます。

全曲が切れ目無く繋がり、様々な音楽的要素を盛り込んで物語を紡ぎつつも弦のアンサンブルが統一感をもたらし、ムーグやエレキ・ギターも包み込むようにしてサウンドを構成しているこのアルバム。オーケストラ・アレンジは後にOZZY OSBOURNEの2ndアルバムDiary of a Madman のタイトル曲でゴシカルなストリングス・アレンジを担当するルイス・クラークという所も要チェック・ポイントです。

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タグリスト: プログレ  イギリス  1970年代  ポップ  コンセプト・アルバム 

 

投稿者: 2009-01-23-Fri

KULA SHAKER / Peasants, Pigs & Astronauts

KULA SHAKER / Peasants, Pigs & Astronauts 1999 UK
KULA SHAKER / Peasants, Pigs & Astronauts1. Great hosannah
2. Mystical machine gun
3. SOS
4. Radhe radhe
5. I'm still here
6. Shower your love
7. 108 battles
8. Sound of drums
9. Timeworn
10. Last farewell
11. Golden avatar
12. Namami nanda nandana


英国のサイケ・ロック・バンドKULA SHAKERの2ndアルバムPeasants, Pigs & Astronauts。
ノリノリなギター・ポップの楽曲が少なくなり、内省的とも言える神秘性が増して来ました。

メランコリックなアルペジオに導かれKULA SHAKER独特のグルーヴにゴスペル風コーラスを加えた#1。
トレモロを掛けたギターを中心とした浮遊感あるヴァースからブラス・セクションでブ厚くゴージャスに仕上がったサビに展開する#2。
スリリングな5拍子をフックにしたミステリアスなムードのサイケ・ロック#3。
インド風メロディのリフレインを繰り返す#4。
アコギ1本をバックにクリスピアン・ミルズ(G/Vo)の澄んだ歌声の歌唱が乗った小品#5。
インドの民族楽器シェナイのエキゾチックなテイストとストリングス・セクションのオーケストレーション、トレモロ・ギターが融合したキャッチーな#6。
ジェイ・ダーリングトン(Key)によるDOORSみたいなサイケなオルガンが印象的なタテ乗りサイケ・ポップ#7。
インド風な歌メロ、ギターのリフにサイケ・オルガンのナイスなオブリガードが加わり1stの楽曲に近いムードに仕上がった#8。
無機質なサンプルとパーカッションによるビートにシャナイの1/4音階フレーズが妖しく踊る#9。
#1のメロディをリプライズさせた、ムーディかつメランコリックな#10。
インド風メロディを織り交ぜた開放感あるギター・ロック#11。
ヒンドゥー教の寺院で流れていそうなくらい宗教的な高尚さをも感じさせる#12。

1stでのインド風味をより深化させつつも、それをコンテンポラリーなポップスに自然な形で融合・昇華させてしまうKULA SHAKERの(といかクリスピアン・ミルズの)才能が光ります。


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タグリスト: イギリス  1990年代  サイケ 

 

投稿者: 2009-01-12-Mon

ROINE STOLT / The Flower King

ROINE STOLT / The Flower King 1994 SWEDEN
ROINE STOLT / The Flower King1. The Flower King
2. Dissonata
3. The Magic Circus Of Zeb
4. Close Your Eyes
5. The Pilgrims Inn
6. The Sounds Of Violence
7. Humanizzimo: Twilight Flower/The Messenger/The Nail/Only Human/This Is The Night/The Flower Of Love
8. Scanning The Greenhouse


スウェーデンのプログレバンドKAIPAのギタリスト ロイネ・ストルトのソロ・アルバム。自身がVo,G,B,Keyをプレイ。メロディアス、変拍子シンフォニック、ドラマティック、エキゾチック、時折ロカビリー!という後のフラワー・キングスにも共通する要素がてんこ盛りです。シンフォニックでポジティブなムードで幕を開ける、このアルバムのテーマ曲#1。緊張感ある展開の中、ふと見せるキャッチーなフックが感動的で殺傷力抜群な#2(2:47のあたり)、もう反則ですね。序盤のテクニカルなオルガン・ソロ、終盤のエモーショナルなギター・ソロ、という対比がおもしろいメロディアスなインスト#3。ギターとサックスのユニゾンによるテーマ・メロディがアダルトかつ哀愁の#5、インストながら「巡礼者の宿」というタイトルからの連想もありイメージ膨らむ絵画のような曲です。左CHのメロトロン ・フルートがナイスです。#6は歪んだオルガンによるクラシカルなメロディの3連フレーズがリードするプログレ・ハードなインスト。シンセによるソロやバッキングもセンス良くまとまってます。アルバムの目玉は6パートからなる20分超の#7。#5に通じるアダルトな序盤からロカビリー、叙情、フォークロア等、各パートが個性を放ちつつも壮大な一つのテーマの元に収斂していく壮大な組曲です。ロイネ・ストルト、この人の音楽を聴いていると、いつも何だか旅をしているような気持ちにさせられるんですよね~。
ROINE STOLTの作品レビュー
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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森

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タグリスト: プログレ  メロトロン  シンフォニック  北欧  変拍子  1990年代 

 

投稿者: 2009-01-06-Tue

THEATRE OF TRAGEDY / Musique

ノルウェーのゴシック・メタル・バンドTHEATRE OF TRAGEDYの4thアルバムMusique。


THEATRE OF TRAGEDY / Musique 2000 NORWAY
THEATRE OF TRAGEDY / Musique1. Machine
2. City of Light
3. Fragment
4. Musique
5. Commute
6. Radio
7. Image
8. Crash/Concrete
9. Retrospect
10. Reverie
11. Space Age



前作で美を極めた反動からか、突如エレクトロニックなサウンドに転換。
曲タイトルも現代風というか何というか無機質なイメージ。ベースとなるサウンドが全然違う方向に来てしまっておりゴシック・メタルではもはや無く、ヘヴィなヨーロピアン・エロクトロニック・ポップという趣。
一体この2年間に何があったのか?
しかしながらリヴ・クリスティン(Vo)は今まで以上に普通に歌っており、#4の「アン、アアン、ア、アンアン、アアン」という部分では新味の萌えを発散。
歌唱スタイルはむしろ後のLEAVE'S EYESにより近くなっている。


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タグリスト: 2000年代  ゴシック・メタル  女性ボーカル  ヘヴィ・メタル 

 

投稿者: 2009-01-04-Sun

MOON SAFARI / Blomljud

MOON SAFARI / Blomljud 2008 SWEDEN
爽やかなシンフォニック・プログ・バンドMOON SAFARIの2ndアルバム Blomljudのレビュー。

MOON SAFARI / BlomljudDISC1
1. Constant Bloom
2. Methuselah's Children
3. In the Countryside
4. Moonwalk
5. Bluebells
6. The Ghost of Flowers Past
DISC2
1. Yasgur's Farm
2. Lady of the Woodlands
3. A Tale of Three and Tree
4. Other Half of the Sky
5. To Sail Beyond the Sunset


アカペラ・コーラスで幕を開けるDISC1 #1。
#1を引き継ぐ15分超の大作DISC1 #2。爽やかなボーカル、ピアノやアコギの清涼感を、変拍子を含む起伏あるアレンジに自然に溶け込ませる脅威の力量を早くも見せ付けます。
ダーティなオルガンが唸る序盤のシリアスでヘヴィなタッチから一転、雄大で爽やかなシンフォニック・ロックに展開するインストゥルメンタル・チューンDISC1 #4。
シタールの味付けが効いたフォーク・タッチのDISC1 #5。
ピアノのフレーズからダークネスを湛えたパートを経てスライド・ギターが舞うシンフォニックなイントロへ移行。ピアノにメロトロンやアコギが加わるボーカル・パートを中心に、透明感あるインスト・パートが感動的なメロディを紡ぐドラマティックなハイライト・チューンDISC1 #6。
カントリーっぽいギターから始まる軽快なDISC2 #1。瑞々しいサウンドに自然な7拍子、天駆けるギター・ソロやジャジィなコード進行の洒落たコーラス・パートなど豊富なアイディアで構成。
北欧のダンス・チューンといった趣の、3連に乗るエキゾチックなメイン・メロディが印象的なDISC2 #2。
重層コーラスを中心にしたキャッチーさの中に、ハッとする転調など非凡なセンスを盛り込んだDISC2 #3
メロディアスなボーカル・パート、スリリングなインスト・パートを配した、31分超の長尺チューンDISC2 #4。
雨の雫のような美しいピアノのアルペジオをメロトロンが優しく包むDISC2 #5。

既に完成された1stと同路線ながら、溢れる才能を抑えきれないかの如く、メロディとフックが次々に繰り出される様に圧倒される、更に磨きがかかった独自のキャッチーなプログレッシブ・ロック。


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タグリスト: プログレ  北欧  2000年代  メロトロン  シンフォニック  変拍子 

 

投稿者: 2009-01-01-Thu

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