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2010年10月

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投稿者: -----------

SPIRITUAL BEGGARS / Return to Zero

SPIRITUAL BEGGARS / Return to Zero 2010 SWEDEN
SPIRITUAL BEGGARS / Return to Zero1. Return To Zero (Intro)
2. Lost In Yesterday
3. Star Born
4. The Chaos Of Rebirth
5. We Are Free
6. Spirit Of The Wind
7. Coming Home
8. Concrete Horizon
9. A New Dawn Rising
10. Believe In Me
11. Dead Weight
12. The Road Less Travelled
13. Time To Live (Bonus)


マイケル・アモット(G)率いるスウェーデンのハード・ロック・バンドSPIRITUAL BEGGARSの7th。

脱退したJBに代わり元FIREWIND、TIME REQUIEMのアポロ・パパサナシオ(Vo)が加入。
前任者に負けず劣らずパワフルな歌唱からディープ・ヴォイスまで幅広くこなす実力者で、SPIRITUAL BEGGARSのオールド・スクールなタイプの音楽性にもぴったり。

ペル・ヴィバリ(Key)の物悲しいモーグ風シンセをフィーチュアした静かなオープニング小品#1から、重くブルータルなリフの#2へ。定番の展開でありながらも、やはり心躍るものがありますね。ゆったりした流れに堂々としたアポロの歌唱が響き、中間部の厳かなペルのオルガンからワウを掛けた官能的トーンのギター・ソロに至る流れも感動的。アポロのプレゼンとしては申し分ない楽曲に仕上がってます。
キャッチーなリフにリズムのフックを取り入れた#3。9thコードがクール。
前作制作時から暖めていたアイディアに、マイケルの妻アンジェラ・ゴソウが作詞で協力して完成したという#4。ドゥーミーな単音リフがのたうつ超ヘヴィな前半、アップテンポにギアチェンジしカッコ良くドライヴする後半と、2度楽しめます。
オーディエンス・ノイズを被せたライヴ向きのシンプルなシャッフル・ナンバー#5。
トライバルなパーカッションとクリーンなギターをバックに、アポロの表現力の広い歌唱が郷愁を誘う異色のインディアン風ナンバー#6。
UFOのDoctor Doctorを想起させる3連グルーヴの#7と、リフのネタ元がMSGのDesert Songであることが明白な#8。この辺はマイケル・シェンカー・タイム!終盤のギター・ソロではMSGのLet Sleeping Dogs Lie風フレーズまで登場。ワウ掛けてこのテンポで良い気分で浸って弾いていると勝手に出てきちゃうんでしょう。もう指が覚えてて。
ジミヘン風グルーヴを持つメロディアスなナンバー#9。バッキングとソロでオルガンが効いてます、レズリーの回転数切り替えもバッチリ。
デイヴィッド・カヴァーデールを彷彿させるアポロの歌唱に、サビのコード進行やメロディ、ペルが弾くジョン・ロードっぽいピアノやオルガンが70年代WHITESNAKEのヴァイブを感じさせる#10。
ブルージーな#11、ピアノとメロトロンをフィーチュアしたバラード#12、とアルバム終盤はメランコリックに締めてます。

70年代ハード・ロックの旨味を自分達流に消化する手法は相変わらず巧くて、もう感心してしまいますね。今回はいつにも増してモロなマイケル・シェンカー風もありますが、楽しんで作った結果として滲み出たものだと思うので微笑ましいです。
ARCH ENEMYが売れて、SPIRITUAL BEGGARSの活動に割く時間がなかなか取れないようですが、次も期待しちゃいますね、これは。
SPIRITUAL BEGGARSの作品レビュー


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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森



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タグリスト: 北欧  ハード・ロック  2010年代  メロトロン  ヘヴィ・メタル 

 

投稿者: 2010-10-31-Sun

WETTON DOWNES / Icon

WETTON DOWNES / Icon 2005 UK
WETTON DOWNES / Icon1. Overture: Paradoxx ~ Let Me Go
2. God Walk With Us
3. I Stand Alone
4. Meet Me At Midnight
5. Hey Josephine
6. Far Away
7. Please Change You Mind
8. Sleep Angel
9. Spread Your Wings
10. In The End


オリジナル・メンバーが離散していったASIAの看板を守り続けたジェフ・ダウンズ(Key)と、そのASIAのオリジナル・メンバーだったジョン・ウェットン(B/Vo)が再会して始動したプロジェクトの1st。

イアン・マクドナルド(Fl/ ex.KING CRIMSON)、ジョン・ミッチェル(G/ ARENA,IT BITES,FROST)、アニー・ハズラム(Vo/ RENAISSANCE)、ヒュー・マクドウェル(Cello/ ex.ELO)など豪華メンバーが参加。ASIAと比べるとプログレ風な器楽的要素は少なく、イントロのチェロが印象的な#1やクラシカルな展開のメイン・メロディだけで1曲を仕上げた#2、チャーチオルガンをイントロに配した#3など、2人が子供時代から影響を受けていたという教会音楽のテイストをコンテンポラリーなロックに溶け込ませた上質なメロディアス・ロックとなっています。
サウンド面では、ジェフ・ダウンズのブ厚いシンセによるオーケストレーションを中心に、ジョン・ミッチェルによる構築性の高い#3、エモーショナルな#8などのギター・ソロ、イアン・マクドナルドによる#2や#10での叙情味溢れるフルートなど、素晴らしいプレイが楽曲をより印象深くしています。
そして何といっても#10でジョン・ウェットンとのデュエットを聴かせるアニー・ハズラム!
ジョン・ウェットンの歌唱にクロスして、クラシカルなメロディを歌うアニーのクリスタル・ヴォイスが登場する場面の神々しさときたら・・・・もう、絶品です。


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タグリスト: イギリス  プログレ  女性ボーカル  シンフォニック  2000年代 

 

投稿者: 2010-10-30-Sat

YES / UNION

YES / UNION 1991 UK
YES / UNION1. I Would Have Waited Forever
2. Shock To The System
3. Masquerade
4. Lift Me Up
5. Without Hope You Cannot Start The Day
6. Saving My Heart
7. Miracle Of Life
8. Silent Talking
9. The More We Live - Let Go
10. Angkor Wat
11. Dangerous
12. Holding On 13. Evensong
14. Take The Water To The Mountain


ABWHと権利上の本家YESが合体し、8人YESとしてリリースされたアルバムUNION。
無垢で気まぐれなジョン・アンダーソン(Vo)の行動に、金の匂いを嗅ぎつけたレコード会社やプロモーター等ビジネス面が乗った結果、複数のプロデューサー、スタジオミュージシャン(中にはスティーヴ・ポーカロのような大御所も)が入り乱れ、タイトルのUNIONに反してバンド・メンバーの体温が伝わってこない散漫なアルバムに。
特に、ギターやキーボードの大部分をバンドメンバー以外の演奏に頼ったのがまずかった。
ジョン・アンダーソンの声が唯一らしさを発揮するだけで、サウンドの鍵の部分がこれではバンドっていう感じが乏しいのも仕方が無い。これはバンド・メンバーの不和に端を発したプロデューサー苦肉の策らしい。
しかし、個々の楽曲には光るものもあり、さすがと唸らせます。
スティーヴ・ハウ(G)のガチャガチャしたギター、カラフルなキーボード群、重層コーラスなど、YESらしいパーツをふんだんに盛り込んだポップな#1。
重厚なリズムにブルーズ・ロック風リフが乗る#2。勿論、ジョン・アンダーソンのモード旋律に沿った歌唱と各種オブリガートによりドロ臭さは皆無。流麗なギター・ソロはスティーヴ・ハウっぽく無いのでもしかしたらゲスト・プレイヤーか?。
スティーヴ・ハウのアコギ・ソロ小品#3。
トレヴァー・ラビン(G)によるメカニカルかつスピーディなパッセージのリフがカッコ良い、ゴージャスなハード・プログレ・ポップの#4。
メランコリックで静かな前半部分、9拍子の緊張感あるサビが印象的な後半部分から成る#5。
レゲエ風グルーヴを取り入れたポップな#6。
オルガンやマンドリンによる変拍子リフがギターのミニマルなリフと絡む、緊張感とポピュラリティを兼ね備えた#7。
変拍子が心地良いズレを生む#8。
思索バラードの#9。
神秘的な#10。
トニー・レヴィン(B)のパーカッシブなベースがリードするリズムコンシャスな#11。
エキゾチックなビートを織り交ぜた#12や#14。

シリアスで変拍子を中心とした迷彩を施しながらも意外とポップなABWH陣営、ゴージャスでポップな本家YES陣営。
ともに楽曲はそれぞれの特長を発揮して面白いだけに、演奏にロック・バンドそしての温度が感じられないのが惜しい。


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タグリスト: プログレ  イギリス  1990年代  シンフォニック  ロジャー・ディーン 

 

投稿者: 2010-10-28-Thu

THE BUGGLES / Adventures in Modern Recording

THE BUGGLES / Adventures in Modern Recording 1981 UK
THE BUGGLES / Adventures in Modern Recording1. Adventures In Modern Recording
2. Beatnik
3. Vermilion Sands
4. I Am A Camera
5. On TV
6. Inner City
7. Lenny
8. Rainbow Warrior
9. Adventures In Modern Recording (Reprise)


YESを抜けたトレヴァー・ホーン(Vo)、ジェフ・ダウンズ(Key)の2人組エレクトリック・ポップ・ユニットBUGGLESの2ndアルバムAdventures in Modern Recording。しかし実態は、ジェフ・ダウンズが#3、#4、#7の3曲にしか関わらずアルバム制作中にASIA結成に向けて脱退。

オーディエンス・ノイズのSEをはじめとしたサンプリングが、後にトレヴァーがプロデュースしたYESの90125アルバム収録曲"Owner of a Lonely Heart"を彷彿させるキャッチーな#1。
リズム・マシンのトボけたビートにジャズのビッグ・バンド風ホーン・セクション・サウンドが乗るユーモラスな#3。
YESのDrama収録曲をプログレッシブなパーツ抜きでリメイク。神秘的なムードでダークかつしっとりと仕上がった#4。
重いエレクトロニック・ビートと垂れ込める厚いシンセ・ストリングスに叙情マイナー・メロディが乗る#8。
#1のクライマックスをリプライズした#9。
等々、トレヴァーがほぼ一人で完成させたという経緯もあってか、弾けるようなポップスが楽しめた前作と比較すると全体的に内省的で落ち着いたテイストの仕上がりに。前作では生ドラムのロックな響きも感じられましたが、本作では皆無。全面的にドラム・マシン(フェアライト?)を使用してのクールなビート感が前述のテイストの醸成に貢献しているように、テクノな方法論がより深化しております。


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タグリスト: イギリス  1980年代  プログレ  ポップ 

 

投稿者: 2010-10-26-Tue

FOTHERINGAY / Fotheringay

FOTHERINGAY / Fotheringay 1970 UK
FOTHERINGAY / Fotheringay1. Nothing More
2. Sea
3. Ballad of Ned Kelly
4. Winter Winds
5. Peace in the End
6. Way I Feel
7. Pond and the Stream
8. Too Much of Nothing
9. Banks of the Nile


FAIRPORT CONVENTIONを脱退したサンディ・デニー(Vo)が夫のトレバー・ルーカス(G)らと結成した5人組フォーク・グループFOTHERINGAYの唯一作。

ボブ・ディランのカヴァー#8やトラッドのアレンジ#9を除きオリジナル・ナンバーが中心で、とりわけサンディ・デニー作の叙情的な#1、#4、#7では、彼女の心に染み入るような歌唱が楽しめます。#4はさらに右CHのアコギと左CHのクリーンなエレキ・ギターのアンサンブルも絶妙で、楽曲のセンチメンタル度を増幅しております。
もう一人のライター、トレバーの書いた牧歌的なフォーク・ナンバー#3、#5では、朴訥としたトレバーの歌唱にサンディのハーモニーが加わり、リラックスしたムードが漂います。

エレクトリック・トラッドへの取り組みをシリアスに追求するFAIRPORT CONVENTIONでの神秘的な歌唱も素晴らしいですが、自分の音楽を自由に表現できる喜びに溢れたこのFOTHERINGAYでの伸びやかで深みのある歌唱の比ではありませんね。
FOTHERINGAYの作品レビュー


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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森



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タグリスト: イギリス  1970年代  フォーク  女性ボーカル  癒し系 

 

投稿者: 2010-10-24-Sun

FLOWER KINGS / The Rainmaker

FLOWER KINGS / The Rainmaker 2001 SWEDEN
FLOWER KINGS / The Rainmaker1. Last Minute on Earth
2. World Without a Heart
3. Road to Sanctuary
4. Rainmaker
5. City of Angels
6. Elaine
7. Thru the Walls
8. Sword of God
9. Blessing of a Smile
10. Red Alert
11. Serious Dreamers


スウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンドTHE FLOWER KINGSの6th。

オープニング・チューン#1はディレイ・ラマ(2002年頃ネット上に登場したフリー・ウェアの音声合成ソフト。)のようなホーミー(西部モンゴル族に伝わる唱法。地声に倍音を加える事で独特のニュアンスをもたらす。)で始まり度肝を抜き、間髪置かずヘヴィなリフを畳み掛けて不安にさせますが、すぐにハッセ・フロベリ(Vo)の抜けるような美声によるサビメロが聴けてホっと一息。中間部ではロイネ・ストルト(G/Vo)との掛け合いも。やっぱりロイネの渋い声があると締まりますね。
ロイネのスライド・ギターがアクセントとなったシンフォニックなタッチのフォーク#2。これもロイネの歌唱が良い感じ。
得意の5拍子に乗ってFLOWER KINGSらしい不思議なエキゾチック感のあるメロディで軽快に畳み掛ける序盤から、ゆったりとした後半へドラマティックに展開する13分超のアルバム随一の長尺曲#3。トマス・ボディン(Key)の七色の鍵盤、ロイネの叙情的なアコギ・ソロが聴き所。
雷のSEから始まりボレロ調の3拍子に乗って、淡々と時にダークに時にスペイシーに叙情的なメロディを綴る、インストゥルメンタル・チューン#4。
7+4拍子のスリリングなビートと、それに相反する桃源郷メロディにトレモロを掛けたシンセやギターの浮遊感が絶妙に溶け合い神秘的なムードを醸す#5。
ロイネの優しい歌唱をメロトロンやヨナス・レインゴールド(B)のフレットレス・ベースがまろやかに包み込む#6。ゲスト・プレイヤーによるサックス・ソロのバックでヨナスの超絶ベース・ソロが爆発しております。
レトロなキーボード群の響きがどこかGENESISを彷彿させる落ち着いたムードの歌モノ#7。ここでも突如ホーミーが登場しアルバムの統一感を演出しております。
ジミヘン風リフをベースにしたブルーズ・ロック・・・のはずが、後半インスト部分のドラマティックなフックにハッとさせられる#8。アルバム中一番好きなポイントですね。
オーボエ風シンセの奏でるファンファーレに絡みつくフレットレス・ベース、そこにサックスのオーガニックな響きも加わるインスト小品#9。
#3のキーボードとギターによるユニゾンのリフを少々おとなしくリプライズする小品#10。
ペーソスを帯びたヴァースから美しいハーモニーのサビに展開する、AOR風シンフォニック・ロック#11。

4~6分のコンパクトな楽曲が中心で聴きやすく、且つ#3や#5のようなドラマも盛り込んだキャリア中盤の秀作です。全体的に落ち着いたムードが支配していて、劇的な展開に乏しいのがちょっと物足りないかな。
FLOWER KINGSの作品レビュー


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タグリスト: プログレ  メロトロン  北欧  2000年代  変拍子  シンフォニック 

 

投稿者: 2010-10-21-Thu

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