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2011年01月

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投稿者: -----------

RENAISSANCE / Tuscany

RENAISSANCE / Tuscany2000 UK
RENAISSANCE / Tuscany1. Lady From Tuscany
2. Pearls Of Wisdom
3. Eva's Pond
4. Dear Landseer
5. In The Sunshine
6. In My Life
7. The Race
8. Dolphins Prayer
9. Life In Brazil
10. One Thousand Roses


再結成RENAISSANCEの第一弾アルバムTuscany。

RENAISSANCEといってもジェーン・レルフの時代とアニー・ハズラム(Vo)の時代があるわけですが、この再結成はアニー期のもの。
アニー、珠玉のメロディ・メイカー マイケル・ダンフォード(G)、テレンス・サリヴァン(Dr)のオリジナル・メンバーに、ミッキー・シモンズ(Key)を加えた4人を核に、ゲストでオリジナル・メンバーのジョン・タウト(Key)とアニーの昔の恋人ロイ・ウッド(B)らも参加。唯一ジョン・キャンプの不参加が残念です。

霧のように敷き詰められたパッド系シンセの中、アニーのクリスタルなスキャットが響くオープニングが感動的な#1。ピチカートを印象的に使用した本編の品のあるアレンジも良い感じです。
装飾音のタッチがジョン・タウトっぽいピアノだな、と思ってたらやっぱりジョン・タウトが弾いていた#2。リリカルなピアノと繊細なアコギのアルペジオに、一瞬ですがNovellaの頃のようなマジックを感じましたよ。
ミッキー・シモンズも負けじと良い仕事をしている#3は、彼とアニーによる叙情的で神秘的なコラボレーション。
仄かにエキゾチックな叙情を湛えたフォークから、キャチーにして壮大なサビに展開する#4。
希望的な美しいメロディにアニーの透明感ある歌声が良く合う#5。
アニーの中音域を中心とした優しい歌唱をフィーチュアしたバラード#6。
軽快なアップテンポのポップなナンバー#7。
ジョン・タウトのシンフォニックなキーボードとアニーのボーカルによる厳かなコラボレーション作#8。
アニーが大好きだというブラジルのサンバを取り入れた異色作#9。
起伏のある展開とRENAISSANCEらしいフックを織り込みながら、現代的シンセ・サウンドでモダンに仕上がったドラマティックな#10は70年代の彼らとはまた違った新鮮な魅力に溢れた佳曲。個人的にはこれが一番好きですね。

注目のアニーの歌唱は、中音域で震え気味な所に若干の衰えも感じますが、ハイトーンでのハリとクリスタル度は往年のそれを彷彿させる素晴らしさ。
サウンド面では、カギを握っていたジョン・タウトのフルタイム参戦がならなかった影響か、さすがにクラシカルで神秘的な往年のムードは望むべくもありませんが、マイケル・ダンフォードの紡ぎ出す気品を感じさせるメロディは相変わらず。
全体的には、大作度とオーケストラ度が低くなったA Song for All SeasonsやAzure D'orの頃のコンパクトでキャッチーな路線に近いものがありますね。


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タグリスト: イギリス  プログレ  2000年代  女性ボーカル  シンフォニック 

 

投稿者: 2011-01-31-Mon

ANNIE HASLAM / Blessing in Disguise

ANNIE HASLAM / Blessing in Disguise1994 UK
ANNIE HASLAM / Blessing in Disguise1. Blessing In Disguise
2. Pool Of Tears
3. Love Lies Love Dies
4. Can't Turn The Night Off
5. In Another Life
6. Raindrops & Leaves
7. Whisper From Marseilles (For Julien)
8. I Light This Candle
9. What He Seeks
10. See This Through Your Eyes
11. The Sweetest Kiss
12. The Children (Of Medellin)
13. A New Life
14. After The Oceans Are Gone


70年代英国プログレッシブ・ロックの華RENAISSANCEの歌姫アニー・ハズラム(Vo)の3rdソロ。
一応ANNIE HASLAM'S RENAISSANCE名義ではあるものの、当時のメンバーは皆無。これは多分に営業的な見地からのネーミングということでしょう。
女性の年齢を云々するのは何ですが、1947年生まれのアニーもこの時47歳。さすがに声のハリとか滑らかさは全盛期と比較すると辛いものがあります。
ところが、アニーの美声を引き立てる事のみを優先したであろう多彩な楽曲と繊細にして品のあるアレンジが、そんなマイナス面を見事に払拭。
大物プロデューサー トニー・ヴィスコンティの力量は勿論ですが、実はDREAM THEATER加入前のジョーダン・ルーデス(Key)が作曲・アレンジ・演奏で、ハープシコードが印象的な神秘的で清楚な#6、クラシカルなフレーバーをまぶした#8、中近東風メロディを取り入れた異色のナンバー#9の3曲に関わっており、渋いグッジョブで貢献しております。
又、マイケル・ダンフォード(作曲)とベティ・ニューシンガー(作詞/旧姓サッチャー)という往年のRENAISSANCEでの黄金コンビが#3を提供。マイナーな中にも希望的メロディが輝く佳曲で、アニーの歌唱も水を得た魚のように活き活きしていますね。
近代クラシック作曲家ガブリエル・フォーレの”パヴァーヌ”にベティの歌詞を付けた、厳かなハープや弦をバックにしっとりと聴かせる#11はニッカ・ウィスキーのCM(魚図鑑編)にも使用されていました。


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タグリスト: イギリス  プログレ  1990年代  女性ボーカル  シンフォニック 

 

投稿者: 2011-01-30-Sun

RENAISSANCE / Azure d' Or

RENAISSANCE / Azure d' Or1979 UK
RENAISSANCE / Azure d' Or1. Jekyll And Hyde
2. The Winter Tree
3. Only Angels Have Wings
4. Golden Key
5. Forever Changing
6. Secret Mission
7. Kalynda (A Magical Isle)
8. The Discovery
9. Friends
10. The Flood At Lyons


アニー・ハズラム(Vo)期RENAISSANCEのスタジオ7作目Azure d' Or。
時代を反映してかクラシカルなテイストは大幅に減少しキャッチーな要素が前面に出ては来ましたが、マイケル・ダンフォード(G)とマーガレット・サッチャー(作詞)の黄金コンビは不変。
#1や#4,#9などポップでキャッチーな中にも滲み出るドラマティックなムードと英国的な気品は隠せません。
さらに本作ではジョン・キャンプ(B/Vo)が作曲で大活躍。
ジョン・キャンプのジェントルな歌唱と、ジョン・タウト(Key)のアープ・ストリングス・アンサンブル+ヤマハCS80のみで紡ぎ上げた清廉で神秘的な#3。
アニーのクリスタル・ヴォイスを活かした曲調に、タウラス・ベースペダルを操るキャンプ、ピアノやシンセに加えクラビネットなど鍵盤総動員のタウト、ティンパニやチャイムも叩くテレンス・サリヴァン(Dr)とライブでの奮闘を思わせる各プレイヤーの活躍で素晴らしいプログレッシブ・ポップに仕上がった#6。
冒頭で一瞬前作のOpening Outっぽいボーカル・メロディが飛び出すシンフォニックなバラード#7。
叙情的でドラマティックなインストゥルメンタル・ナンバー#8。
など、バラエイティに富みつつもRENAISSANCEらしさを残したソング・ライティングが光ります。
そして、サウンド面ではジョン・タウトが大忙し。
もはやオーケストラを一切排したこの時期のライブ音源でもお馴染みのバンドだけの編成で、彼が操るヤマハのCS80/CS30、アープのストリングス・アンサンブル/プロ・ソロイスト、ピアノ等鍵盤群がシンフォニックなサウンドを生み出し、プログレッシブ・ロック・バンドRENAISSANCEとしての矜持がひしひしと伝わってきます。


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タグリスト: イギリス  プログレ  1970年代  シンフォニック  女性ボーカル 

 

投稿者: 2011-01-29-Sat

ANEKDOTEN / From Within

ANEKDOTEN / From Within 1999 SWEDEN
ANEKDOTEN / From Within1. From within
2. Kiss of life
3. Groundbound
4. Hole
5. Slow fire
6. Firefly
7. The sun absolute
8. For someone


スウェーデンの鬱系プログレANEKDOTENの3rdアルバムFrom Within。

バンドが一体となってのヘヴィ・グルーヴで迫るインストゥルメンタル・パートとヴィブラフォンを効果的に使用したクールなボーカル・パートの対比がダイナミズムを生む#1。
メロトロンとギターによる重厚なユニゾン・リフが印象的な#2。
中間部での軋むギターがKING CRIMSONを彷彿させる#3。
ニクラス・ベルグ(G/Vo)とピーター・ノルディンス(Dr)がLANDBERKのメンバーと組んだ、ホラー映画のサントラを題材にしたプロジェクトMORTE MACABREのような不気味な迫力のメロトロンがのっけから全開の#4。ボーカル・パートはヴィブラフォンが神秘的なムードを付加し、陰鬱かつ静かに展開。
不条理系メタリックなリフに不安感を煽るメロトロンが絡む#5。
リズムにトリッキーなトラップを仕込んだ暗鬱ギター・リフが淡々とリード、メロトロンがアクセントとなった#6。
コード=Aで延々展開するダークでクールなベース・リフ上をメロトロンやアンナ・ソフィ(Key)のチェロが不気味に浮遊するインストゥルメンタル#7。
叙情的なアコギのアルペジオをバックに儚く美しく紡がれた小品#8。

極北の暗く長い冬の夜を想起させる静かなダークネスの中に、炭火のような暖かさも感じさせるオーガニックなサウンド。
主に中音域で鳴らされるメロトロンがヘヴィなギターやベースと一体となり、独特のダークなうねりを醸成しています。


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タグリスト: プログレ  1990年代  北欧  変拍子  メロトロン 

 

投稿者: 2011-01-22-Sat

BIG BIG TRAIN / The Difference Machine

BIG BIG TRAIN / The Difference Machine 2007 UK
AGENTS OF MERCY / Dramarama1. Hope This Finds You
2. Perfect Cosmic Storm
3. Breathing Space
4. Pick Up If You're There
5. From The Wide Open Sea
6. Salt Water falling on uneven ground
7. Summer's Lease

アンディ・プール(B/Key)、グレッグ・スパウトン(G/Key)による英国の2人組プログレッシブ・ロック・ユニットBIG BIG TRAINの5thアルバムThe Difference Machine。
ニック・ディヴァリ-ジオ(Dr/SPOCK'S BEARD)、ピート・トレワヴァス(B/MARILLION)ら、その筋のツワモノを要所に招き、2人のアイディアを余すところ無くバンド・サウンドとして具現化。

ゲストプレイヤーによるヴィオラを中心に、サックス、ピアノ等でテーマ・メロディを提示した端整な#1。
バンド全体で畳み掛けるアンサンブルによるアグレッションと、メロトロンを中心とした静かな叙情とで起伏を付けた展開の14分超に及ぶ実質的なオープニング・チューン#2。時折挿入されるエフェクトを掛けたヴォイスやサックスや鍵盤のソロが醒めた狂気を醸し出しています。
#2の余韻をメロトロンやSEで引き継いだインストゥルメンタル小品#3。
コンテンポラリーな感触のメロディアスなボーカル・チューンに、ヴィオラによる#1のテーマ・メロディを挿入し仄かな叙情を漂わせながら13分超を描き切った#4。
霧のように漂うシンセの白玉が妖しくも神秘的なムードを醸成するインストゥルメンタル小品#5。
透明感ある歌唱を活かした清楚なボーカル・チューン#6。
コーラスと繊細なアルペジオで紡いだ神秘的で美しい静寂からメロトロンをバックにしたサックス・ソロを経て、#1のテーマ・メロディを奏でるヴィオラで統一感を持ってエンディングを迎える#7。

VDGGやKING CRIMSONの不条理で強引な展開とGENESISの英国的メランコリーを高次元で融合、叙情的でありながら、あまり湿っぽくならずどこか醒めた感じのクールな質感を持った独特のサウンドが魅力です。


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タグリスト: イギリス  プログレ  2000年代  シンフォニック  メロトロン 

 

投稿者: 2011-01-16-Sun

AGENTS OF MERCY / Dramarama

AGENTS OF MERCY / Dramarama 2010 SWEDEN
AGENTS OF MERCY / Dramarama1. The Duke Of Sadness
2. Last Few Grains Of Hope
3. Peace United
4. Journey
5. Gratitude
6. Meet Johnnie Walker
7. Cinnamon Tree
8. The Ballad Of Mary Chilton
9. Roger The Tailor
10. Conspiracy
11. We Have Been Freed
12. Time


ロイネ・ストルト(G)とナッド・シルヴァン(Vo)のプログレ・プロジェクト・バンドAGENTS OF MERCYの2ndアルバムDramarama。

一発で耳に残る奇妙なメロディのリフレインや、GENESISっぽい7拍子が初期FLOWER KINGSを思わせる、ロイネ・ストルトが得意なタイプの典型的プログレッシブ・チューン#1。
メロトロンが哀愁を呼び起こす、メロディアスなシンフォニック・バラード#2。
ハモンドB3のバッキング・リフが印象的な#3。
ラレ・ラーション(Key)がシンセを弾き捲くる凄まじいソロをフィーチュアした神秘的なムードの#4。
フレットレス・ベースのまろやかな音色がリードする、FLOWER KINGSの桃源郷テイスト漂う#5。
SUPERTRAMPっぽいウーリッツァーの音色がペーソス感を、ストリングスのオブリガードがELOを想起させる#6。勿論メロトロンも効いてます。
ちょっとセンチメンタルなフォークロア風サビを持つ透明感あるプログレッシ・フォークの#7。
アコギとスライド・ギター中心のシンプルなアレンジの#8。
ウクレレとウーリッツァーのパーカッシブなバッキングに乗せてナッドの歌唱が物語を紡ぐ#9。
メロトロンによる大仰なオープニングから一転して、軽く歪んだエレピをバックにシンフォニックなパートも含めて展開する#10。
コーラス・パートや重層的なシンセによるシンフォニック・パートがGENESISっぽいテイストの#11。
壮大でメロディアスなバラード#12。

60年代末から70年代初頭のサウンドやヴァイブを再発見するというコンセプト通り、メロディアスでレトロなムードのプログレッシブ・ロックが展開されているのは前作と同様ですが、今回はヨナス・レインゴールド(B)、ラレ・ラーションら脇を固めるメンツもライブを通して固定され、よりバンドらしくまとまってきました。と同時に、各人の個性も浮かび上がってきました。特にナッド自ら作曲した、とぼけたムードの歌唱を活かしたキャッチーな歌モノの連作#6,#7,#8,#9における、英国っぽい叙情性が最高。
全体的にはロイネ色の濃い楽曲とアレンジが目立つ中で、良いアクセントになっています。


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タグリスト: プログレ  2010年代  北欧  メロトロン  シンフォニック  変拍子 

 

投稿者: 2011-01-10-Mon

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