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2011年10月

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投稿者: -----------

PAIN OF SALVATION / Road Salt Two

PAIN OF SALVATION / Road Salt Two 2011 SWEDENPAIN OF SALVATION / Road Salt Two
1. Road Salt Theme
2. Softly She Cries
3. Conditioned
4. Healing Now
5. To the Shoreline
6. Break Darling Break
7. Eleven
8. 1979
9. Of Salt
10. The Deeper Cut
11. Mortar Grind
12. Through the Distance
13. The Physics of Gridlock
14. End Credits



スウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンドPAIN OF SALVATIONの8thアルバムRoad Salt Two。

リフ中心のオールド・スクールなブルーズ・ロック/ハード・ロックのスタイルを取り入れた#2,#3,#11、マンドーラなど民族楽器を導入したフォーキーな#4,#5,#9、意表を突くレトロ風味のワルツ#6、そこにダークでドラマティックな要素を持った#10や7拍子のリフがリードする#13などのプログレッシブ・チューンが絡む構成は、#8の最後と#9の最初に挿入されたアナログ・レコード風スクラッチ・ノイズのエフェクトと合わせて、前作Road Salt One同様のスタイルでシリーズ通じての統一感を醸成。
ただ、ハード・ロックにエスニックな要素をLED ZEPPELIN並みのセンスで融合した#2の練りこみ具合、オリエンタルなムードのアルバム・テーマ#1とエンディング・チューン#14を配した構成などを見ると、単なる続編というよりはより完成度を高めた単独作と捉えても良さそう。
このあたりは2作の制作において方向性を突き詰める中で、ダニエル・ギルデンロウ(G/Vo)の豊富なアイディアが整理された結果と言えるんではないでしょうか。
初期の頃のプログレ・メタル然としたテクニカルなインスト・パートやアグレッションは影を潜めましたが、雄大なフォークロア#5、ブレイク・ビーツとフォークが溶け合った#8などの郷愁を誘うメロディは絶品だし、様々なスタイルの楽曲を巧みに繋げたアルバム構成で約60分の音楽の旅に浸れる所が素晴らしい。
多分この路線は今回で終了し、次作ではより音楽性を広げた新しいPAIN OF SALVATIONを見せてくれるだろう。


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タグリスト: プログレ  2010年代  北欧 

 

投稿者: 2011-10-23-Sun

BLACK SABBATH / Born Again

BLACK SABBATH / Born Again 1983 UK
BLACK SABBATH / Born Again1. Trashed
2. Stonehenge
3. Disturbing the Priest
4. Dark
5. Zero the Hero
6. Digital Bitch
7. Born Again
8. Hot Line
9. Keep It Warm


BLACK SABBATHのスタジオ11thアルバムBorn Again。
Mob Rulesに伴うツアーを最後にロニー・ジェイムズ・ディオ(Vo)、ヴィニー・アピス(Dr)が脱退、バンドは解散の危機に追い込まれます。ところが、トニー・アイオミ(G)がソロとして制作中だったアルバムにオリジナル・メンバーのビル・ワード(Dr)とボーカルには何とイアン・ギラン(Vo)が参加。
事ここに及んで、レコード会社の圧力でBLACK SABBATH名義でのリリースとなった本作。
不気味でナイスなジャケット・アートは医療雑誌からインスパイアされたというか正直パクったみたいです。


SABBATHの典型的パターンのひとつである疾走する爆音リフに、イアン・ギランらしいスクリームが加わり新鮮なイメージとなった#1。
重く陰鬱なリフとパワフルなボーカルが融合した#5。
イアン・ギランの歌い回しによりSABBATH版Highway Starみたいになった#6。
沈み込む暗鬱バラード・パートから一転してヘヴィに突き抜ける場面転換でスクリームを活かした#7。
リフ・マスター トニー・アイオミらしいソリッドなリフ・・・なんだけど、聴き様によってはSABBATH版Smoke on the Waterみたいな#8。
等々、オリジナル・メンバーがやっている事は従来通りなのにもかかわらず、オジー期のドゥームともロニー期の様式美とも違った、イアン・ギランならではのストレートなテイストが前面に出たBLACK SABBATHが味わえます。
不気味なリフに乗せた悪魔の笑い声がおどろおどろしくならず元気な高笑いになってしまった#3、みたいなミスマッチも今となってはHR/HM史に残る貴重な資産。

gillan.jpg



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タグリスト: ハード・ロック  ヘヴィ・メタル  イギリス  1980年代 

 

投稿者: 2011-10-18-Tue

DREAM THEATER / Black Clouds & Silver Linings

DREAM THEATER / Black Clouds & Silver Linings 2009 USA
プログレッシブ・メタルの大御所DREAM THEATERの10thアルバム Black Clouds & Silver Liningsのレビュー。
DREAM THEATER / Black Clouds & Silver Linings1. A Nightmare to Remember
2. A Rite of Passage
3. Wither
4. The Shattered Fortress
5. The Best of Times
6. The Count of Tuscany


商売上手なRoadrunner移籍第2弾。
何とビルボードのアルバム・チャート6位に!市場全体のアルバム・セールスが不振の中、アルバム・オリエンテッドなファンがこぞって購入した結果というのが背景にあるとは思うが、びっくり。

長尺4曲を含む6曲構成で全体的に非常にメロディアスな印象。
短い#2,#3ではキャッチーなDREAM THEATERらしさをコンパクトな楽曲にまとめるとともに、その他の大作ではそれぞれ違った個性でDREAM THEATERのプログレッシブ面を表現。
特にアルバム終盤。ジョン・ペトルーシ(G)のエモーショナルなフレーズが感動を呼ぶ、マイク・ポートノイ(Dr)が亡き父への想いを込めたスケールの大きな#5、ギターやポルタメントの効いたシンセのアルペジオを中心にプログレッシブに畳み掛ける序盤のインストパート、カッコ良い4拍子+5拍子による疾走パターンとヘヴィネス・パターンの対比でアレンジの冴えを見せるヴォーカルパートを持つ#6。
この2曲は強力。とりわけ、メロディ・緊張感・プログレッシブな展開・メタル的なカタルシスを兼ね備えた#6は新たなマイ・アンセムになろうかという出来。

アルバム全体としては、前作Systematic Chaosの煮詰まり感を払拭した開放的でポジティブな雰囲気で、名作Images and WordsやOctavariumのフレーバーも。


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タグリスト: 2000年代  アメリカ  プログレッシブ・メタル  変拍子 

 

投稿者: 2011-10-10-Mon

SEAN FILKINS / War and Peace

SEAN FILKINS / War and Peace & Other Short Stories 2011 UK
SEAN FILKINS / War and Peace & Other Short Stories1. Are You Sitting Comfortably
2. The English Eccentric
3. Prisoner Of Conscience: Part 1 - The Soldier
4. Prisoner Of Conscience: Part 2 - The Ordinary Man
5. Epitaph For A Mariner Parts 1 to 5:
Part 1 - Sailor's Hymn
Part 2 - Siren's Song
Part 3 - Maelstrom
Part 4 - Ode To William Pull
Part 5 - Epitaph
6. Learn How To Learn



英国のプログレッシブ・ロック・バンドBIG BIG TRAINの元ボーカリスト シーン・フィルキンスの1stアルバムWar and Peace & Other Short Stories。

シーン・フィルキンスがお茶を入れている状況を、なんとなく懐かしさを感じさせる英国ムードいっぱいのBGMに乗せて送る短いインストで幕を開ける#1。
のどかな#1から一転、ズ太いアナログ・シンセのスリリングな変拍子リフでいきなりリスナーの耳を釘付けにする#2。ゆったりとした叙情パートと、ギターのリフがリードするハードなパートで起伏を見せつつも、クリーンで真摯な歌声が統一した世界観を表現したドラマティックなナンバー。
続く#3,#4は総尺30分に及ぶ組曲。#3の冒頭、シタールとドローン音をバックに奏でられるフルートのメロディがエスニックなムードを湛えつつ、軽快でキャッチーな歌唱パートを経て後のサビで同じメロディが壮大かつメロディアスにリプライズされるという伏線を張った展開も見事。
少々落ち着いた感じの#4はBIG BIG TRAINを思わせる斬新な歌メロが印象的。
続く#5も5パートからなる20分超の大作。
シーンの娘さん?が歌う、賛美歌のような瑞々しく敬虔な感じのオープニングのPT1。
深遠な思索路線のPT2では船員を惑わすセイレーンの歌声を、神秘的な女性スキャットで美しくも妖しく表現。
5拍子のインスト・パートがハードに展開するPT3。
アコギのカッティングと多層パッド系シンセに美くしいボーカル・メロディが乗ったバラードのPT4。
ここまでの雰囲気を引き継ぎ、強力な叙情メロディでより感動的に展開するPT5、と構成も完璧。
マンドリンやフルートの特徴あるトーンを優しく包み込むシンセがまろやかな質感を醸し出すセンチメンタルなバラード#6。

フックを随所に散りばめたニクいアレンジ、ジョン・ミッチェル(IT BITES)、ゲイリー・チャンドラー(JADIS)などによるツボを押さえたプレイ、シタールにアナログ・シンセやハードなギターなど展開に合わせたバラエティに富んだ楽器群などなど、シンフォニック・プログレ・ファンが求める要素が満載の傑作。
SEAN FILKINSの作品レビュー


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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森



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投稿者: 2011-10-09-Sun

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