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2012年07月

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THE FLOWER KINGS / Banks Of Eden

THE FLOWER KINGS / Banks Of Eden 2012 SWEDEN
ドラマーにフェリックス・レーマン(Dr)を迎えて再始動となった、スウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンドFLOWER KINGSの5年ぶりとなるアルバムBanks Of Eden。

THE FLOWER KINGS / Banks Of Eden1. Numbers
2. For The Love Of Gold
3. Pandemonium
4. For Those About To Drown
5. Rising The Imperial

Bonus Disc
1. Fireghosts
2. Going Up
3. Illuminati
4. Lo Lines


25分超の大作#1から往年のFLOWER KINGS節が炸裂。
モーダルでミステリアスなメインの歌メロを終盤にはメジャー調に変化させる心憎い演出に加え、ロイネ・ストルト(G/Vo)やトマス・ボーディン(Key)のオルガンなど楽曲のカラーを決定する楽器群のトーンがオーガニックで生々しく、適度な空間的余裕とあいまって演奏そのものを純粋に楽しめるアレンジが素晴らしい。エンディングはメロディをあえて解決する音で終わらせず、余韻を残して伏線を匂わせます。
イントロのプログレ然とした上り詰めるようなシンセの単音リフにギターが絡み、スペイシーなムードのボーカル・パートに移行する#2。ギター・ソロではナチュラル・ディストーションのトーンが活き活きしています。
ミステリアスなムードで7拍子中心に進行する#3。
シンセとギターによるメイン・リフ、ロイネの深みある歌唱とエモーショナルなギター・ソロなど、随所に顔を出す叙情的メロディと静動の起伏でドラマティックに仕上がった初期の叙情を彷彿させる#4。
#1のメイン・メロディを今度はマイナー調に変化させ壮大なスケールで展開する#5。#1の伏線をここで解決するというよくあるパターンながら、これだけのクオリティでやられると誰からも文句は出ないでしょう。

ボーナス・ディスクはシリアスな新作のカラーとは違った4曲を収録。
FLOWER KINGSらしいバラエティに富んだ秀作揃いで、歌にギターにロイネのカラーが前面に出ているのが嬉しく、大いに楽しめます。
ロイネの苦味を抑えた歌唱がイイ感じの、伸びやかなシンフォニック・ポップ#1。
リズムのアクセントを巧みに使ったキャッチーな#2。
メロウなインストゥルメンタル#3。
ジミヘン・スタイルなリフを軸にしたレトロなロックの意匠とメロトロンなどプログレな要素が融合した#4。

待望の新作は全体的にロイネのカラーが濃く、新加入のフェリックス・レーマンのドラミングも軽やかなフィルやボーナス#2冒頭の3拍子で4連を叩く意外性のあるフレージングなど、他メンバーを触発するバンドのエンジン役として貢献。


THE FLOWER KINGS / Banks Of Eden

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タグリスト: プログレ  北欧  2010年代  メロトロン  シンフォニック 

 

投稿者: 2012-07-20-Fri

STYX / Paradise Theater

STYX / Paradise Theater 1981 USA
アメリカはシカゴ出身のプログレッシブなハード・ロック・バンドSTYXの1981年10thアルバムParadise Theaterのレビュー。

STYX / Paradise Theater1. A.D. 1928
2. Rockin' the Paradise
3. Too Much Time on My Hands
4. Nothing Ever Goes As Planned
5. The Best of Times
6. Lonely People
7. She Cares
8. Snowblind
9. Half-Penny, Two-Penny
10. A.D. 1958
11. State Street Sadie



地元シカゴに実在した劇場の栄枯盛衰をテーマにしたコンセプト・アルバム
#1のアルバム・テーマ・メロディから勢い良く繋がった弾けるようなロックンロール・ナンバー#2が、アルバム・ジャケットに描かれたパラダイス・シアター全盛期の賑々しさを象徴しているかのようです。
トミー・ショウ(G/Vo)が作曲しボーカルをとるコミカルなリフにヒネリを効かせた展開のポップなナンバー#3。
ブラス・セクションを導入したレゲエ風リズムの#4とファンキーな#6。
デニス・デ・ヤング(Key/Vo)の甘い歌唱とサビのブ厚いコーラス、メロディアスなギター・ソロ、と全てのパーツが完璧なアルバム・テーマ・チューンの感動的なバラード#5。
トミー・ショウ作曲の軽快なフォーク風ナンバー#7。
ジェイムス・ヤング(G/Vo)とデニス・デ・ヤング共作のミステリアスな#8。
ジェイムス・ヤングのガッツィーなハード・ロック・チューン#9は、マイルドなサックスを交えて終盤徐々にシンフォニックなパートに移行していく様がドラマティックで感傷的です。
ここから再びテーマ・メロディが登場しパラダイス・シアターの思い出を振り返る#10とカーテンコールのような#11は、是非アルバム裏ジャケットの廃墟と化したパラダイス・シアターを眺めながら聴いて、郷愁に浸って欲しいところです。
#11の場末のバーみたいなホンキー・トンク・ピアノの音色が良い感じなんですよ。


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タグリスト: プログレッシブ・ハード  アメリカ  1980年代  シンフォニック  コンセプト・アルバム 

 

投稿者: 2012-07-05-Thu

STYX / Cornerstone

STYX / Cornerstone 1979 USA
アメリカのプログレッシブなハード・ロック・バンドSTYXの1979年9thアルバムCornerstoneのレビュー。

STYX / Cornerstone1. Lights
2. Why Me
3. Babe
4. Never Say Never
5. Boat on the River
6. Borrowed Time
7. First Time
8. Eddie
9. Love in the Midnight



トミー・ショウ(G/Vo)加入後、ヒットチャートにも顔を出すようになったSTYXですが、うっすらとコーラスのかかったエレピの煌びやかな音色とデニス・デ・ヤング(Key/Vo)の優しい歌唱が印象的なバラード#3のシングルで遂に全米No.1に。
本アルバムからは他にも#2や#6もシングル・カットされ、いよいよ産業ロックなテイストも増してきました。
そんな中ではありますが、#3のギター・ソロでのドラマティックなアレンジや、マンドリンやオートハープなどを使用し、何か郷愁を感じさせる無国籍フォークに仕上げたトミーの曲#5でのアーティスティックな薫り、シングル曲の#6にしてもライブのオープニングにぴったりなアリーナ・ロック・チューンだったりするところに、単なるポップ・バンドとは一線を画すSTYXらしい絶妙なバランス感覚が感じられます。
又、#1や#9でのズ太いシンセ・サウンドやジェイムズ・ヤング作のシャープなハード・ロック#8ではギター・シンセが導入されたり、といったプログレッシブな要素がチャッチーな中に垣間見れるのも面白いですね。


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タグリスト: プログレッシブ・ハード  アメリカ  1970年代  シンフォニック 

 

投稿者: 2012-07-02-Mon

STYX / Pieces of Eight

STYX / Pieces of Eight 1978 USA
アメリカン・プログレッシブ・ハードSTYXの1978年8thアルバムPieces of Eightのレビュー。

STYX / Pieces of Eight1. Great White Hope
2. I'm O.K.
3. Sing for the Day
4. The Message
5. Lords of the Ring
6. Blue Collar Man (Long Nights)
7. Queen of Spades
8. Renegade
9. Pieces of Eight
10. Aku-Aku



STYX / Pieces of Eight全曲紹介


ジェイムズ・ヤング(G/Vo)の豪快なボーカルとオーディエンス・ノイズが印象的なアリーナ・ロックの#1。作品を出す毎に着実にチャートを上げてきた事による自信に溢れた様子が伺えます。キャッチーな中にもチャーチ・オルガンによる荘厳なパートがもたらす気品が感じられる、デニス・デ・ヤング(Key/Vo)が歌う#2。シンセが活躍するプログレッシブなタッチのフォーク曲#3。トミー・ショウ(G/Vo)のマイルドな歌唱と若干ラテン風なメロディが不思議な調和を見せています。デニス・デ・ヤングがシンセのオーバーダブで作り上げたインストゥメンタル#4。#4に続きシンセがバッキングをリードする#5は、シンセを中心としたオーケストレーションがコンパクトながらも壮大なエピック・チューン。歪んだオルガンとハード・エッジなギターがリードする、メロディアスでカッコ良いハード・ロック・チューンの#6。ライブでも定番です。デニスの伸びやかなハイトーンが映えるハード・ロック#7。ファンキーなグルーヴのリフを持つ#8。感動的なコーラス・パートを持つ#9。アルバムの余韻を残す、エキゾチックなメロディのアウトロ的なインストゥルメンタル#10。

躍進のきっかけとなったトミー・ショウ加入から数えて3作目。
楽曲提供を二分するデニスとトミー。ボーカルを分け合うデニス、トミー、ジェイムズ。ギター・ソロを分け合うトミー、ジェイムズ。と、フロント3人が個性を発揮しつつもSTYXというバンドとして融合、バラエティに富んだ作風ながら芯の通った所を感じさせます。モアイ像のピアスを付けた中年女性、という意味不明なジャケット・アートは勿論ヒプノシス。インパクト勝負で、段々自らのパロディに陥って行き出した頃の作品ですね。


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タグリスト: プログレッシブ・ハード  アメリカ  1970年代  シンフォニック  ヒプノシス 

 

投稿者: 2012-07-01-Sun

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