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2012年11月

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PFM / Chocolate Kings

PFM / Chocolate Kings 1975 ITALY
PFM / Chocolate Kings1. FROM UNDER
2. HARLEQUIN
3. CHOCOLATE KINGS
4. OUT OF THE ROUNDABOUT
5. PAPER CHARMS


イタリアン・プログレ・バンド PFM (PREMIATA FORNERIA MARCONI)の5thアルバム Chocolate Kings。

予てより懸案の専任シンガーの不在を英語で歌えるベルナルド・ランゼッティ(Vo)の加入で解消。バンドは6人編成に。また、バンド史上初の英語版のみリリースの作品となりました。

テクニカルなインスト・パートとおおらかでメロディアスな中に叙情を含んだボーカル・パートが巧く融合した#1。終盤のリフレインでは、譜割通り丁寧にプレイするフランコ・ムッシーダ(G)に、暴走気味のフランツ・ディ・チッチョ(Dr)、毎回タイミングが違う気まぐれなフラヴィオ・プレモリ(Key)のプレイが相俟ってライブのようなスリル感が味わえます。
アコギとエレピを中心にフルートやヴァイオリンが絡む、まどろむようなフォークの#2。アップテンポに移行する中間部では、躍動感溢れるアレンジでテクニカルなジャズ・ロック的アンサンブルを聴かせます。
三連アップテンポの陽気で楽しい#3。ヴァイオリンとギターによるユニゾンのキメがカッコ良い。
各パートがボーカルを縫うようにフレーズを絡み合わせて紡ぐ#4。楽曲のカラーを決定付ける、アイディアが豊富なアコギのプレイが印象的。
ヴァイオリンのテーマ・リフをはじめ、ギターのモーダルな音使いによるオブリガードなど、フック満載なボーカル・チューン#5。

ボーカルを強化しアメリカ市場を意識してキャッチーにカラっと明るく仕上げた結果、従来のイタリアンな叙情が後退。反面、これまで以上にテクニカルな器楽的要素を盛り込み、スリリングでカラフルなアンサンブルが充実しています。
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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森



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タグリスト: プログレ  シンフォニック  1970年代 

 

投稿者: 2012-11-30-Fri

PFM / L'Isola di Niente

PFM / L'Isola di Niente 1974 ITALY
イタリアのプログレッシブ・ロック・バンドPREMIATA FORNERIA MARCONIの4thアルバムL'Isola di Niente(邦題 甦る世界)のレビュー。

PFM / L'Isola di Niente1. L'isola di niente
2. Is My Face On Straight
3. La Luna Nuova
4. Dolcissima Maria
5. Via Lumiere



混声合唱団の厳かなクワイヤをイントロに配し、フランコ・ムッシーダ(G)によるメタリックなエッジのギター・リフを前面に押し出してヘヴィに迫る#1。中間部では優しくのどかな情景をシンフォニックに挿入し、ヘヴィなパートとの対比で互いの印象を強くしています。
フォーク・タッチの静とマウロ・パガーニ(Vln/Fl)のフルートやフラヴィオ・プレモーリ(Key)のアコーディオンによるジャジーなソロ・パートの動による起伏を軸に展開する開放的なシンフォ#2。
シンセの印象的なリフレイン~フルート・ソロ~ギターとピアノの複雑なパッセージのユニゾンなど、明るいムードのキャッチーなシンフォニック・ロックに技巧を織り交ぜた#3。
アコギのアルペジオと繊細なボーカルを中心にした牧歌的なフォーク#4。まろやかな音色のシンセやメロトロン、フルートの優美なデコレーションが素敵です。
エレピやフルートのソロをフィーチュアしたクールなジャズ・ロックから、穏やかなシンフォニック・ロックに展開するインストゥルメンタル#5。

フロント3人を中心としたテクニカルなアンサンブルがもたらすカタルシスと、優しいメロディ志向が高度に共存。楽曲中及びアルバム通してのダイナミズムが見事な名盤です。


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タグリスト: プログレ  ヨーロッパ  1970年代  名盤 

 

投稿者: 2012-11-05-Mon

PFM / Photos of Ghosts

PFM / Photos of Ghosts 1973 ITALY
イタリアのプログレッシブ・ロック・バンドPREMIATA FORNERIA MARCONIが、ELPのマンティコア・レーベルよりリリースした世界デビュー盤Photos of Ghosts。プロデュースはピート・シンフィールド。

PFM / Photos of Ghosts1. River of Life
2. Celebration
3. Photos of Ghosts
4. Old Rain
5. Il Banchetto
6. Mr. 9 'till 5
7. Promenade the Puzzle



基本的に2ndアルバムPer un Amicoを英語詩にしたもの(#5を除く)に、#4や1stより#2を追加で収録したコンピレーションの趣。

叙情シンフォニック・プログレの名曲#1でソリーナが増量されていたり、#2のギターが若干エッジの取れたサウンドに変わっていたり、#6でギター・サウンドが空間処理で膨らんでいたり、オリジナル・バージョンのインスト部に歌が入ったり、等々多少のアレンジを施して世界市場向けプレゼンテーション仕様となっております。


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タグリスト: プログレ  ヨーロッパ  1970年代 

 

投稿者: 2012-11-04-Sun

PFM / Per Un Amico

PFM / Per Un Amico 1972 ITALY
イタリアン・プログレッシブ・ロックの至宝PREMIATA FORNERIA MARCONIの1972年2ndアルバムPer Un Amicoのレビュー。

PFM / Per Un Amico1. Appena Un Po
2. Generale
3. Per Un Amico
4. Il Banchetto
5. Geranio



PFM / Per Un Amico全曲紹介


感動のメロディを奏でるシンセとそれを支えるメロトロンの幽玄なトーンでお馴染みの、ファンタジックな代表曲#1。静かなボーカルから徐々に盛り上がるパートの叙情が胸を締め付けます。
ドライヴするギター、ハイハットのカウント、アヴァンギャルドなピアノ、そして舞い踊るヴァイオリン、と各パートがクールに絡み合うジャズ・ロックのインストゥルメンタル#2。中間部の牧歌的なマーチで見せるユーモラスな表情も魅力です。
フルートを中心に叙情を漂わせるイントロから、なんとなく英国のCARAVANあたりを思わせる洒落ていてメロディアスなボーカル・パートに移行する#3。インスト・パートはヴァイオリンのインプロビゼーションから爽快なアコギのコード・カッティングを経て、シンセのファンファーレへとシンフォニックに展開。
アコギをバックに清涼感あるボーカルが乗るキャッチーなフォーク#4。シンセがリードする神秘的なムードのインスト・パートでは、ハープのシャワーが心地良いです。フラヴィオ・プレモーリ(Key)の独演会と化す、シンセのシンフォニック・パート~ピアノ・ソロの豪快さと繊細さの対比も素晴らしいアクセントになっています。
明るいムードの中に神秘性を帯びたボーカル・パートと、ヘヴィで屈折気味のインスト・パートが融合した#5。

後にELPのレーベル マンティコアからリリースされる世界デビュー盤の元ネタではありますが、素朴なプロデュースとイタリア語の響きが彼らの魅力をより忠実に表現していると思いますね。


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タグリスト: プログレ  ヨーロッパ  1970年代 

 

投稿者: 2012-11-02-Fri

PFM / Storia Di Un Minuto

PFM / Storia Di Un Minuto 1972 ITALY
イタリアの5人組プログレッシブ・ロック・バンド PREMIATA FORNERIA MARCONIの1972年1stアルバムStoria Di Un Minutoのレビュー。

PFM / Storia Di Un Minuto1. Introduzione
2. Impressioni Di Settembre
3. È Festa
4. Dove... Quando... Parte 1
5. Dove... Quando... Parte 2
6. La Carrozza Di Hans
7. Grazie Davvero



PFM / Storia Di Un Minuto全曲紹介


イントロの#1のムードを引き継ぎ静かな叙情を湛えて始まる#2。静かなボーカル・パートと交互に訪れるインスト・パートでは一転して静から動へ変化、メロトロンの白玉をバックにズ太いシンセのリフレインがドラマティックに鳴り響きます。
#3は、後の世界デビューとなったマンティコア盤にも収録された洗練されたバージョンと違い、もっと勢いと迫力を感じさせる生々しい演奏が聴き所。賑やかなロック・パートと繊細なパートの落差が魅力です。
アコギとフルートによるバッキングに語りかけるようなジェントルなボーカルが乗る、どこか郷愁を誘う静かな叙情チューン#4。時折登場するチェンバロの厳かなオブリガードが典雅な彩を加えています。
#4のテーマをオルガンとヴァイオリンで優雅に引き継ぐインストゥメンタル・チューン#5は、間髪置かずにピアノを中心とした3連アップテンポの怒涛のアンサンブルへ、さらにメロトロンにヴァイオリンを交えてのシンフォニックなパートを経て、ジャジーなパートへと目まぐるしく展開。終盤のインプロビゼーション・パートでは、フルートを中心に#3のメロディがエレピで挿入されたりと即興での非凡な力量を見せ付けます。
ヘヴィなリフを序盤と終盤に配し、中間部には叙情的なボーカル・パートとアコギ・ソロを挿入した#6。クラシカルかつフォークなメロディを、圧倒的なテクニックと表現力で奏でるフランコ・ムッシーダ(G/Vo)のプレイが圧巻。
フォーキーで静かなボーカル・パートと、ブラス・セクションを中心に迫力あるインスト・パートからなる#7。

デビュー作にして、ロック/フォーク/ジャズ/クラシックを消化した幅広い音楽性と確かなテクニック、静と動を活かしたドラマティックな構成力、等既にワールド・クラスの実力を感じさせる驚異のアルバムです。


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タグリスト: プログレ  ヨーロッパ  シンフォニック  1970年代 

 

投稿者: 2012-11-01-Thu

PAATOS / V

PAATOS / V 2012 SWEDEN
PAATOS / V1. Feel
2. Desire
3. Cold War
4. Into The Flames
5. Tea(revisited)
6. In Time(revisited)
7. Precious(remixed)
8. Your Misery(remixed)


スウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンドPAATOSの5thアルバムV。
前作Breathingより約1年半のインターバルは異例の早さ。Mikael Nilzén(Key)が加わり5人編成が復活。

Ricard Huxflux Nettermalm(Dr)のドラミングがカッコ良い、へヴィロックな質感を持つ#1。
邪悪なギター・リフにミステリアスなボーカルメロディが呼応する#2。
軽快なリズムに乗ったキャッチーなメランコリック・ナンバーの#3。淡い叙情メロディはメインストリームでも通用するポテンシャル。サビの「This cold, cold war」の部分でのPetronella Nettermalm(Vo)の歌唱に悶絶。
Ricardのパーカッシブなドラミングが躍動し、エキゾチックなテイストがフックとなった、明るく開放的なナンバー#4。

以上のアルバム前半が新曲。
#1,#2,#4など、11月からのヨーロッパツアーを控え、これまでのレパートリーに無かった要素を補完するような新機軸が目立つものの、随所にどこか悲哀を醸すPAATOS節は健在。
ただ、魅惑のウィスパー・ヴォイス率は低下し、従来の作品に漂っていた儚さや非日常感が若干希薄になった印象も。

後半は過去4作品から1曲づつピックアップし新たなアプローチで表現したアンプラグド及びリミックス。
Peter Nylander(G)の深い音楽的素養に裏打ちされたセンス良いアコギのアレンジが光る、アコギとボーカルのアンプラグド・デュオ#5。メロトロン有りの原曲のドラマティックさも素晴らしかったが、素朴な中にもジーンとくるこのシンプルなバージョンもなかなかの出来。
Ricardのミュージカル・ソー(ノコギリ)が幽玄なSEでアクセントとなった#5同様のアコギとボーカルのデュオ#6。
無機質なリズムマシンのビートに、Peterのバンスリ・フルートオーガニックなアナログ楽器の哀愁が融合した#7。
Ricardの個人プロジェクトPucksponyのテイストを反映したエレクトロニカなリミックスが、原曲の沈み込む感じとは打って変わってアッパーなのにボーカルは鬱系というギャップがおもしろい#8。

バンドのキャリアを総括すると共に、漸くメンツも固まり漲る創作意欲を抑えきれない充実感が感じられます。ツアーに向けてのプレゼンテーションといったところでしょうか。
できれば、この熱とツアーで得られたインスピレーションとで、完全な新作を早期に制作して欲しいですね。


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タグリスト: プログレ  北欧  2010年代  女性ボーカル 

 

投稿者: 2012-11-01-Thu

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