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2013年01月

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GAZPACHO / March of Ghosts

ノルウェーのアート・ロック・バンドGAZPACHOの7thアルバムMarch of Ghosts。


GAZPACHO / March of Ghosts 2012 NORWAY
GAZPACHO / March of Ghosts1. Monument
2. Hell Freezes Over I
3. Hell Freezes Over II
4. Black Lily
5. Gold Star
6. Hell Freezes Over III
7. Mary Celeste
8. What Did I Do?
9. Golem
10. The Dumb
11. Hell Freezes Over IV



航海史上最大の謎とされる漂流船メアリー・セレスト号の船員をはじめ、第一次世界大戦の退役軍人など様々なキャラクターの幽霊のストーリーを描いた各楽曲を束ねたコンセプト・アルバム。

幻想的なパッド系シンセにチェロを交えジワジワとファンタジックな空気を満たしていく序曲的な#1。
アルバム中に何度か顔を出すアルペジオのリフレインがトリップ感を醸し出す#2。
GENESISを彷彿させる冒頭の12弦アコギによるアルペジオ、イーリアンパイプを使用したケルト風のパートが印象的な#3。
欧風メランコリーを感じさせるヴァースから、情念が静かに燃える感動のサビに展開する#4。絶妙なオブリガードを挿入する悲哀に満ちたヴァイオリンが効いている。
#4を引き継いだトラッド風アコギ・パート、ゴシック・メタル風のサビ、ホルンをバックにした民謡風パートなど、各種要素を自然に溶け込ませた#5。
ストリングスとボーカル・パートが切なくも暖かい#6。
仄暗いムードで淡々と紡がれた#7。終盤は一転して、うっすらと狂気と邪気を織り交ぜた民謡風パートでアッパーに展開。
儚げなコーラス、ピアノ、ヴァイオリンが葬送曲のようなメランコリーを織り成す#8。
静かな前半から若干は激しさを帯びた後半に移行する#9。南洋風あるいは中近東風ともとれる無国籍な琴の響きにハッとさせられます。
オーラスの#11に向けての序章のような#10。
ヘヴィなバッキングで#2のボーカル・メロディをリプライズする#11。ドラマティックな盛り上がりを見せつつ、ラストはアルバム冒頭の幻想的なシンセで余韻を残したエンディングを演出。

パートI~IVのHell Freezes Overを要所に配置。さらに、時に前後の楽曲がシームレスに繋がってアルバム全体通して決して熱くならず儚げでかつ幽玄なムードで統一。そんな中、#3,#7,#9など、エキゾチックな要素が印象的なフックとなっている。
また、#1のアルペジオをさりげなくリフレインさせた#4,#11。同じボーカル・メロディを幽玄なバッキングの#2、ヘヴィなバッキングの#11で対比させたりと、定番な手法ながらなかなか巧み。


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タグリスト: プログレ  北欧  2010年代  コンセプト・アルバム 

 

投稿者: 2013-01-12-Sat

CERVELLO / Melos

CERVELLO / Melos 1973 ITALY
CERVELLO / Melos1. Canto del Capro
2. Trittico
3. Euterpe
4. Scinsione
5. Melos
6. Galassia
7. Affresco


OSANNAのダニーロ・ルスティッチを兄に持つコラード・ルスティッチ(G/Vo)のバンドCERVELLO唯一のアルバムMelos。
リリース当時、コラードは何と16歳。

ファルセットの男性コーラスがプリミティブな妖艶さを演出するオープニング・チューン#1。中盤の変拍子を盛り込んだジャズ・ロック的バッキングにエフェクトを掛けたボーカルが乗る場面は、KING CRIMSONの影響も伺わせます。
フルートやヴィブラフォンがアコギのアルペジオと美しくも妖しく織り成す静謐で神秘的なパート、うねるサックスとギターがボーカルと饗宴を繰り広げる暴虐パートとの真逆の対比が鮮烈な#2。
リコーダーの素朴な音色による爽やかさに、複雑な音使いのギターのアルペジオが混沌を付加しつつも均衡を崩さない、インテリジェンスを感じさせる#3。
激しく展開する変拍子にサックスとギターがユニゾンやハーモニーで絡み合うテクニカルな#4。
2本のフルートのハーモニーが叙情を呼ぶ序盤から、サックスを中心に壮大なスケールの後半に発展する#5。
サックスとギターのユニゾンが、リズム隊の繰り出す追い立てるようなグルーヴの上を乱舞する#6。
バックのギターのアルペジオに2本のフルートとボーカルが乗るエンディングの小品#7。

古代ギリシャの叙事詩メロスを題材にしたコンセプト・アルバムで、キリスト教的概念からすると邪教と言える多神教のギリシャ神話の世界をヘヴィでインテンスなアンサンブルで禍々しく描く一方、ハッとする静謐さを湛えた神秘的なパートでは調和の取れた美をも表現。
イタリアのヘヴィ・シンフォにありがちなドラムのバタバタ感が無く、洗練された印象を受けます。


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タグリスト: プログレ  1970年代  シンフォニック  コンセプト・アルバム 

 

投稿者: 2013-01-05-Sat

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