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2013年08月

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CATHEDRAL / The Last Spire

CATHEDRAL / The Last Spire 2013 UK
既に解散を表明していたCATHEDRALのラスト・アルバムThe Last Spireのレビュー。

CATHEDRAL / The Last Spire1. Entrance to Hell
2. Pallbearer
3. Cathedral of the Damned
4. Tower of Silence
5. Infestation of Grey Death
6. An Observation
7. The Last Laugh
8. This Body, Thy Tomb


嵐、カラスの鳴き声、鐘の音にノイズを加えた不気味極まりないオープニングSEの#1。
超スローなヘヴィ・リフをベースにしたドゥーム・メタルを軸に、女性コーラスや何とも煮え切らない微妙なアコギ・ソロなどの静、テンポアップしての躍動パートによる動を配したCATHEDRALらしい12分超の大作#2。
ギャズ・ジェニングス(G)が次々と繰り出すリフがリードするオーソドックスなCATHEDRALチューンの#3。突如現れるヴィブラフォンのパートが絶妙のアクセントに。
ハイハットのカウントに乗った単音リフのイントロが熱いミディアム・スローの#4。ディレイを掛けたサビがフックとなり印象に残る。
重遅ドゥーム・メタルに幽玄なアコギ・パートと躍動パートを挿入した9分超の#5。
重遅ドゥームにチェロを絡めた前半、適当に弾いているとしか思えないシンセに掠れたメロトロン、更には妖しい女性コーラスも絡む変態プログレ・チューンと化す後半からなる#6。この、まとまりは無いがやりたいことを目いっぱい放り込んだ感じが、懸命にオリジナリティを模索していた70年代B級バンドのようなムードで良い。
#8のイントロSE的な#7。
叙情アコギからのメロウなツイン・リード、儚げなメロトロンなどの静寂パートを挿入した#8。

弦を微妙にベンドしての音程の不安定感により不穏で禍々しい空気を醸成する、ギャズ・ジェニングスの引き摺るようなヘヴィ・リフとブライアン・ディクソン(Dr)の重いグルーヴがアルバム全体をリードし、最初期のようなドゥーム・メタル感が満載。
そこに、70年代ロック・マニアでもあるリー・ドリアン(Vo)の嗜好を反映した、ここ数作共通のアプローチである70年代グルーヴをブレンド。キャリアの集大成とも言える内容になっている。



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タグリスト: イギリス  2010年代  メロトロン 

 

投稿者: 2013-08-25-Sun

THE TANGENT / Le Sacre Du Travail

THE TANGENT / Le Sacre Du Travail 2013 UK
アンディ・ティリソン(Key/Vo)率いるプログレッシブ・ロックバンドTHE TANGENTの7thアルバムLe Sacre Du Travailのレビュー。
盟友テオ・トラヴィス(Fl/Sax/Cl)以外のメンバーを一新。ヨナス・レインゴールド(B)、ジャッコ・ジャクスジク(G)、ギャヴィン・ハリソン(Dr)に加え、BIG BIG TRAINのデイヴィッド・ラングドン(Vo)も参加。
タイトルは、ストラヴィンスキーの春の祭典(The Rite Of Spring)をもじったThe Rite Of Workをフランス語にしたもののようだ。

THE TANGENT / Le Sacre Du Travail1. 1st movement: Coming Up On The Hour (Overture)
2. 2nd movement: Morning Journey & The Arrival
3. 3rd movement: Afternoon Malaise
4. 4th movement: A Voyage Through Rush Hour
5. 5th movement: Evening TV


ティンパニ連打から管と木琴によるシーケンス・フレーズが続くオーケストラのようなオープニングに意表を衝かれつつも、ファンファーレのようなシンセ、メロウなサックスがいつものTANGENTのムードを漂わせる序曲#1。
管が織り成す厳かな雰囲気のイントロから、中間部でのデイヴィッド・ラングドンが歌うIT BITESみたいなムードが漂うキャッチーなパート、メランコリックなパート、カンタベリー風ジャズロック・パート、そして勿論シンセが唸るプログレ・パートなど、緩急・静動と場面転換で22分超を紡ぐ大作#2。
再び趣を変えた管主体のシーケンス・フレーズを冒頭に配置、ジャム風ドラム・パートから一気にプログレ・ワールドに突入する#3。インスト・パートでは、クロスオーバーやフュージョンといった表現がぴったりなレトロで新鮮なヴァイヴを醸し出している。
#1のシーケンスをピアノでリプライズしたものから壮大なパートまで盛り込んだ3分のインスト小品#4。
オルガンの軽快なリフに乗ってズ太いシンセが突き抜ける、爽快でキャッチーなプログレ・チューン#5。

従来のカンタベリー風味シンフォをベースに、クラシックのような楽章形式で各曲を関連させながらも際立たせ、全体としてよりスケールの大きなロック・オーケストラとも言える作風に。
プログレ然とした迸るシンセからフルート等の静謐な詩情まで、幅広い表情を確かなテクニックと味わい深い演奏で聴かせつつ、マニアックな部分とキャッチーなメロディも混在させる卓越したセンス。
現在、最も高品質なプログレ作品を生み出すバンド。
THE TANGENTのレビュー へ


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タグリスト: プログレ  イギリス  2010年代  シンフォニック  コンセプト・アルバム 

 

投稿者: 2013-08-14-Wed

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