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NATIONAL HEALTH / National Health

NATIONAL HEALTH / National Health 1978 UK
NATIONAL HEALTH / National Health1. Tenemos Roads
2. Brujo
3. Borogoves [Excerpt from Pt. 2]
4. Borogoves, Pt. 1
5. Elephants


HATFIELD AND THE NORTHとGILGAMESHの2バンドのメンバーが合流して作られたカンタベリー・ミュージックの重要バンドNATIONAL HEALTHの1st。
ビル・ブラッフォードなんかも一時期在籍しながら、蓋を開けてみればHATFIELDからベースをニール・マーレイ(元WHITESNAKEのあの人ですよ)に変えただけの基本編成でGILGAMESHのアラン・ゴウエン(Key)はゲスト扱い。音はそのHATFIELDに比べると幾分構築度合いの強いジャズ寄りで、一聴すると敷居が高そうだがところがどっこい、天才デイヴ・スチュワート(Key)の存在がそんな不安を吹き飛ばす大活躍。聴けば聴くほど味が出るアルバムです。デイヴの凄いのはオルガンやエレピ等、常に何か弾いていながらも、それが出過ぎず引き過ぎず程よいバランスと抜群の音色選択でアレンジを構築している所。キッチリ構成されたアレンジの上をデイヴのカラフルなオルガン、フィル・ミラー(G)のオーガニックなギター、アラン・ゴウエンのムーグシンセがクールなバトルを繰り広げるという、HATFIELDの魅力だった、どこまでがキメでどこからがインプロビゼーションなのか?といったハラハラ感とは若干異質なスリルが楽しめます。後に白血病で亡くなるアラン・ゴウエンも楽器としての表現力ではオルガンやギターに一歩譲るムーグを主戦に使用しながらも、そのハンディを物ともしないフレージングの妙で2人のソリストに対抗。そしてデイヴの凄いところその2は、そんな息詰まる楽曲展開が聴き手の限界に差し掛かる頃、アマンダ・パーソンズの天使の歌声を配するセンスにも認められます。
HATFIELDのコーラス3人娘”ノーセッツ”の一人、アマンダ・パーソンズの可憐なスキャットがオシャレでクールでたまりません。
そして影ながら健闘しているのがニール・マーレイ。#3では見事なベース・ソロで楽曲を牽引。時折モジュレーションを使用したりと、表現力も抜群。何で単なるブルース・ロックバンドのWHITESNAKEに入ってしまったんでしょうか?この1曲でWHITESNAKEのアルバム1枚分のノートを弾いているんじゃないか?っていうくらいです。又、ゲストのジミー・ヘイスティングスのフルートも随所で効いているんですよ。これだけの濃密な楽曲群とメンツを束ねるプロデュース能力・・・・デイヴ・スチューワートって偉大です。

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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森

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タグリスト: プログレ  女性ボーカル  カンタベリー  ジャズ・ロック  テクニカル  イギリス  変拍子  1970年代 

 

投稿者: 2009-08-31-Mon

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