SEARCH


ARTISTS


アルバム検索


人気のレビュー


RSS


ARCHIVES


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

投稿者: -----------

YES / Close to the Edge

YES / Close to the Edge 1972 UK
YES / Close to the Edge1. Close To The Edge - (i)The Solid Time Of Change(ii)Total Mass Retain(iii)I Get Up, I Get Down(iv)Seasons Of A Man
2. And You And I - (i)Cord Of Life(ii)Eclipse(iii)The Preacher, The Teacher(iv)Apocalypse
3. Siberian Khatru


YESの1972年5thアルバムClose to the Edge。
Pro Toolsなんて便利なモノが無い時代に、時に小節単位で行われたレコーディングの断片をテープの切り・貼りによって再構築したという#1がもう最高。川のせせらぎと鳥のさえずりのSEを導入部に仕込むことで牧歌的なイメージを与えておきながら、バンド演奏が始まるとともに突然のフリージャズ寸前の展開に当時の全リスナーが腰を抜かしたであろう衝撃のオープニングでつかみはOK。そして忍耐強く聴き続けた者だけに訪れる緊張からの爽やかな開放感。まさに「アメ」と「ムチ」だ。この曲は基本的にこのパターンを繰り返しながらオーラスの大団円に向かって徐々に感動の度合いが高まるように構成されています。その「アメ」と「ムチ」の「ムチ」に関しては、①変拍子/ポリリズムの心地よい違和感。②実は必然であることに気づく一見唐突な場面転換。③各楽器の手に汗握るスリリングなアンサンブル。といった要素が、そして「アメ」は、①キャッチーなヴォーカル・メロディ、特にサビ。②それを歌うジョン・アンダーソンの王道プログレ声。③リック・ウェイクマンの大仰なオルガン。といった要素が当てはまるだろう。
「緊張⇒開放」の大きな枠組みの中で緻密な計算に基いて配置された「アメ」と「ムチ」の様々なパーツが有機的に結びついている為、長尺にもかかわらずダレる事無く一気に聴けてしまう。そして「ムチ」から「アメ」まで行くのがわかっていながら、じらす手法も又ニクい。後世の多くのバンドがこうした手法を模倣しながら未だにこのオリジナルの完成度を越える事ができていない、という事実がいかにこの30年以上前の作品が凄いものであるかを証明しています。
リック・ウェイクマンが多彩なKeyでチーム・プレーに徹しつつ幻想的雰囲気を醸し出す#2、各パートの演奏が有機的に絡み合った#3も素晴らしいです。スリリングでドラマティック、メロディアスでインテレクチュアルなロック史に燦然と輝く名盤。偏執狂的制作スタイルに疲れた?Drのビル・ブラッフォードはレコーディング後脱退、KING CRIMSONに加入する。

アマゾンで買う

関連記事
フォローもよろしくお願いします!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグリスト: プログレ  メロトロン  ロジャー・ディーン  シンフォニック  幻想的  イギリス  変拍子  名盤  1970年代 

 

投稿者: 2009-09-02-Wed

 | ホーム | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。