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THIN LIZZY / Chinatown

THIN LIZZY / Chinatown 1980 Ireland
THIN LIZZY / Chinatown1. We Will Be Strong
2. Chinatown
3. Sweetheart
4. Sugar Blues
5. Killer On The Loose
6. Having A Good Time
7. Genocide
8. Didn't I
9. Hey You


アイルランドのハード・ロック・バンドTHIN LIZZYの10th。
前作Black Roseリリース後のツアー中に失踪したゲイリー・ムーアに代わり、ピーター・グリーンなどのセッション・ギタリストをしていたスノーウィー・ホワイト(G)が加入。スノーウィーはバンド全員で書いた#2,#4や#6でソング・ライティングに貢献するだけでなく、#6をはじめとしてゲイリーのクレイジーなプレイや相棒スコット・ゴーハム(G)の独特の引っかかりのあるフレージングとも違う、スムーズでメロディアスなプレイを聴かせてくれます。

バンドの看板であるツイン・リード・ギターによる美しいハーモニーをイントロ、ギター・ソロ終盤、ボーカル・パートの伴奏、とそこかしこに配した哀愁のハード・ロック・ナンバー#1。
シャッフルに乗ったクールな単音リフがリードするタイトル・トラック#2。
イントロでのブライアン・ダウニー(Dr)のタム回しが冴える#3は、ツイン・リード、フィル・ライノット(B/Vo)のお経ボーカル、メロディアスなサビ、というTHIN LIZZYの典型的ロックン・ロール。
軽快なシンコーペーションのリフと、鋭く切れ込んでくるギターのハーモナイズ・オブリガードが印象的な#4。
スリリングなリフから一転してシンプルなバッキングにフィルのマシンガン・ボーカルが乗る、これも典型的パターンのシングル曲#5。
スノーウィーとフィルの共作によるキャッチーなナンバー#6。
ストレートなハード・ロック#7。
フィルの語りかけるような優しい歌唱と美しいギター・ハーモニーをフィーチュアしたバラード#8。
ギター・ソロでスコットが激しいラン奏法を聴かせる#9。

強烈な個性を持ったギタリストが不在だったり、バンドが解散に向かう時期の作品ということで地味で小ぢんまりとした印象もありますが、ツイン・リードやちょっとワルな感じといったTHIN LIZZYらしさは健在。何よりもバンドの一体感が感じられるところが好感触なアルバム。
THIN LIZZYの作品レビュー


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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森



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タグリスト: ハード・ロック  イギリス  1980年代 

 

投稿者: 2010-08-16-Mon

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