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陰陽座 / 魑魅魍魎

陰陽座 / 魑魅魍魎 2008 日本
陰陽座 / 魑魅魍魎1. 酒呑童子
2. 蘭
3. がしゃ髑髏
4. 野衾忍法帖
5. 紅葉
6. 青坊主
7. 魃
8. しょうけら
9. 鬼一口
10. 道成寺蛇ノ獄
11. 鎮魂の歌
12. にょろにょろ


妖怪ヘヴィ・メタルを標榜する陰陽座の8thアルバム 魑魅魍魎。

バンドのブレイン瞬火(B/Vo)が毎回、自らのメタル・マニアっぷりを隠そうともせずに大盤振る舞いで施すオープニング曲~2曲目へというメタル・ファンのハートを鷲づかみにするような仕掛けが今回は無し。
#1は、どっしりした重厚な展開からアップテンポへ、とここまではOKなんですが、ギターソロで盛り上げといての尻切れトンボのようなエンディングは一体?願わくば、この後さらに展開させて全体で8分くらいの尺にしといてゆったりとSEなんかを絡めつつムーディにエンディングを迎えて、オープニングから長尺かよ!と唸らせといての意表を突くカッコ良い#2へ、なら最高なんですが。うーん、ここは賛否両論ありそうですね。ここでの躓きが後の2~3曲に影響している。キーも#1~#3がEと同じな上に#2,#3,#4と似たようなテンポの曲が続くのは、聴いていて少々ツライものがありますね。(忍法帖シリーズの#4はお約束のキー=Aです)
左CHの招鬼(G)によるスクラッチ・ノイズとピッキング・ハーモニクスによるバッキングがギター・キッズのハートを熱くする#3、お約束上メイン・ボーカルを取れない#4での瞬火によるサビ・メロにうっすら合わせたメロディの練り具合、等ピンポイントではナイスな要素が点在しつつもそれを楽曲単位に昇華できないもどかしい展開が続く序盤戦。
普通のバンドなら充分に合格点なカッコ良さだが、そこは陰陽座。自ずと評価のハードルも高くなるわけですよ。と、この調子で最後まで行っちゃうと最悪の展開になる所だったが、#6あたりから様相は一変。キーがG♭という時点で、これまでの凡庸でのっぺりした流れからの変化が感じ取れる。陰陽座らしい和風なおどろおどろしさも最高です。
#7の舞い上がっていくような黒猫タン(Vo)によるサビ・メロも、良くあるようで中々無い陰陽座カラー満点の逸品です。
そしてメタル野郎共が一斉にガッツ・ポーズな#9ときて、アルバムのクライマックス#10。11分という長尺を感じさせない見事な構成です。黒猫タンによるシズル感溢れる美と瞬火による妖しいムードという序盤の対比、ムーディなツイン・ギターからアップテンポに移行する中盤の展開、そして黒猫タンによる台詞を合図に突入するヘヴィな終盤と、一分の隙も無く物語が紡がれた、まさに妖怪ヘヴィ・メタルな楽曲です。
しっとりした黒猫タン作#11ときてアニソンちっくなラスト#12あたりの流れはもはや定番だが、勝ちパターンというか勝利の方程式と言っても良いでしょう。
中盤以降に限定すれば陰陽座の最高傑作ですね。それだけにアルバム序盤戦の”普通”感が惜しまれます。
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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森

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タグリスト: 女性ボーカル  ヘヴィ・メタル  日本  2000年代 

 

投稿者: 2009-10-07-Wed

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