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KING CRIMSON / The Power To Believe

KING CRIMSON / The Power To Believe 2003 UK/USA
前作同様のメンバーで新コンセプトNuovo Metalの元制作された、KING CRIMSONの13thアルバムThe Power To Believeのレビュー。

KING CRIMSON / The Power To Believe1. The Power To Believe I: A Cappella
2. Level Five
3. Eyes Wide Open
4. Elektrik
5. The Power To Believe II
6. Facts Of Life: Intro
7. Facts Of Life
8. Dangerous Curves
9. Happy With What You Have To Be Happy With
10. The Power To Believe III
11. The Power To Believe IV: Coda



アルバム中に度々登場するフレーズを提示したオープニング#1。
#1から切れ目無く始まり度肝を抜く、ヘヴィ・メタリックなリフがリードする#2。輪唱のようなギター2本の絡みも。ハイハットやスネアの高速連打がマシンっぽくてカッコ良いがパット・マステロット(Dr)の人力なんでしょうか。
クリーンなギター2本のずれるアルペジオをバックにした、80年代CRIMSON風歌モノからファンキーな要素を取り除いたような叙情チューン#3。
清廉・清楚なイントロから一転して、ギター2本が絶妙にズレてフレーズを紡ぐ定番パターンにヘヴィにのたうつトレイ・ガン(B)のウォー・ギター、時折リズム・マシン風なドラムが絡む#4。変拍子を交えた幾何学的なアンサンブルはもはや数学的な美しさ。
サウンドスケープによる#6のイントロ#5。
エフェクトで歪ませたヴォイス、引き摺るようなギター・リフ、野蛮なサウンドで構築されたパターンを叩き出すドラムで構成された#6。CRIMSONにしては普通のリズムをバックにヘヴィなリフが奏されるパートではメタルな躍動感も感じさせます。
パーカッションやカリンバ風音色など無国籍エキゾチックな要素で神秘的なムードを醸成する#7。
時にユニゾン、時にハーモニーで単音反復フレーズを繰り返す2本のギターを軸に、4つ打ちバスドラや冷たい感触のシンセストリングスが煽りを演出しスリリングに展開する#8。
日本語の「しょうがない」という言葉の微妙なニュアンスをタイトルに持つ#9。超ヘヴィなリフで押し捲りつつもサビがキャッチーな歌モノ。
サウンドスケープをバックにワーミー・ペダルを多用したギターのインプロヴァイズが続くミステリアスな#10。
パッド系シンセやシンセ・ストリングスを重ねてたゆたうエンディング・チューン#11。

ヘヴィな中にも叙情や屈折したポップ性を覗かせる、この編成でのラストにして集大成的作品。
本来フィジカルなはずの暴力的なリフも、メカニカルなアンサンブルの中にあってスタイリッシュに聴かせてしまう。
それでいてグルーヴも感じさせるのが彼らの標榜したNuovo Metalなのでしょうか。


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タグリスト: プログレ  イギリス  2000年代  変拍子 

 

投稿者: 2011-05-26-Thu

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