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FLOWER KINGS / Stardust We Are

FLOWER KINGS / Stardust We Are 1999 SWEDEN
FLOWER KINGS / Stardust We AreDISC 1
1. In the Eyes of the World
2. Room With a View
3. Just This Once
4. Church of Your Heart
5. Poor Mr. Rain; S Ordinary Guitar
6. Man Who Walked With Kings
7. Circus Brimstone
8. Crying Clown
9. Compassion
DISC 2
10. Pipes of Peace
11. End of Innocence
12. Merry-Go-Round
13. Don of the Universe
14. Day at the Mall
15. Different People
16. Kingdom of Lies
17. If 28
18. Ghost of the Red Cloud
19. Hotel Nirvana
20. Stardust We Are


スウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンドTHE FLOWER KINGSの3rdは初の2枚組。
【DISC 1】
オルガンのリフやサビの歌メロがカッコ良い、ドライブ感抜群のシャッフル・ナンバー#1からアクセル全開。高揚感あふれるギターのメロディや少々屈折した不条理アンサンブルのパートなど、のっけから彼らの魅力が満載された10分38秒で早くも鳥肌です。小品を挟んでの#3では7拍子を基調に、軽くポルタメントがかかったシンセ・リードが徐々に盛り上げるパートでのスリル、静かな場面でのジャジーなギター、霧のようなメロトロン といった様々な要素が濃厚な味わいを醸し出すプログレ・ナンバー。メロディアスなバラードの#4でも、チャーチ・オルガンの荘厳な響きから一転してドラマティックに持って行く仕掛けを忘れないのが”らしい”です。アコギの小曲#5に導かれるインスト#6では、どこか北欧フォークロア風郷愁を感じさせるメイン・メロディとエレキ・ギター及びシンセのユニゾンで奏でられる希望を感じさせるクライマックスパートの美メロによる対比の妙がこれまた彼ら得意のパターンでリスナーのハートをエグってきます。続く#7も長尺12分のインスト。(アウトロ的な#8に繋がってます。)主に5拍子に乗り思索的なパートと高揚メロディを繰り返す比較的静かな前半。そして後半は屈折したエキゾチックなメロディから蕩けるような美メロへの流れが秀逸。
このギャップが堪らないんですよ。
教会のミサのような#9でDISC 1が終了。

【DISC 2】
DISC 2は荘厳なチャーチ・オルガンの小品#10からスタート。苦悩に満ちたボーカルとメロトロンの味付けが印象的な#11では、このアルバム随一のドン底感でドヨーンと落ち込んだと思ったら、一転してPOPな高速5拍子がカッコ良い#12。どうして変拍子でここまでキャッチーにできるんだ。手数の多いドラム、メロディアスにグルーヴ感をハジき出すベースのリズム隊の活躍が光ります。ここでもエキゾチックなメロディが使われてます。一体どれだけのストックがあるんだろうか?感心してしまいます。と思ったらスリリングでカッコ良いチェンバロ風音色によるクラシカル・パートもあったりして。アレンジ面の静と動も含めアイディアを詰め込んだ8分です。インスト#13ではシタールがアコギ中心のアンサンブルにアクセントをつけて、これまたエキゾチック・ムードを演出してます。滑らかな音色のサックスもリラックスした雰囲気を感じさせて良いですね。場末のラグタイム風エレピによる小品#14に続く#15は、パーカッションが全体をリードするアコースティックでポジティブなメロディのナンバー。ここでもシタールが効いてます。途中に出てくるオルガン?によるオブリガードもオリエンタルな雰囲気。#16はゆったりとした3連に乗ったポジティブなメロディのボーカル・ナンバー。サビがキャッチーで聴きながら思わず肩を揺らしてしまいそうです。ピアノソロの小曲#17に続いて、またも郷愁フォークロア路線の#18。レゲエのリズムに乗って比較的あっさり進行します。ムーディなアコギによるSE的小品#19に続いて、いよいよ3部構成25分に及ぶラストのタイトル曲#20。導入部では先の#17終盤で提示された哀愁のテーマ・メロディが、KEYを変えてアコギで奏でられます。祈るようなボーカルが切ないパート1、ミステリアスな雰囲気のパート2、そしてドラマティック&メロディアスなインスト部を経てパート3はサビメロが大団円を感じさせる感動の一大叙事詩となっています。

正直、アルバム通して聴くと散漫な印象もありますが、一曲一曲が各々別のドラマを持っていて飽きが来ないですね。そこらのバンドのアルバム3~4枚くらいの内容はあるんじゃないでしょうか。いやーとにかく、メロディ・リズム・ハーモニーという音楽の三要素全てにおいて、技巧と親しみやすさが高次元で融合した極上の楽曲群に圧倒されます。色んな部分に耳を引くアイディアがあって聴く度に発見があります。

1度ハマると抜けられませんね。
THE FLOWER KINGSの作品レビュー





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プログレやHR/HM(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)のレビュー ☆千一夜☆の深い森

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タグリスト: プログレ  メロトロン  テクニカル  北欧  変拍子    名盤  1990年代 

 

投稿者: 2009-11-11-Wed

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